花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

2ちゃんねるビューアの公式被害報告

2013年08月31日 | 日記

筑波山のツルニンジン、撮影していたら蜂が来た
訂正、寝ぼけて書いていたらツルニンジンをツリガネニンジン
などと、とんでもない間違いをしてしまいました。
お詫びして訂正します。


咲き始めで綺麗だ、蕾も沢山有るので当分楽しめます。

30日の夜、2ちゃんねるビューアの情報流出について、NT.Technology
から30日23時の時点で判明した情報を公開した。
それによれば、流出したユーザー数は、のべ37,000件で、原因は
サーバへの不正アクセスだという。

詳しくはこちらのマイナビニュースをご覧ください

先日、この件でラノベ作家の「杉井」さんが、2ちやんねるでの
出版社や同業者を誹謗中傷していた書き込みがばれて批判され
自分のホームページで「下劣な行為をしてしまった」と謝罪したと
ニュースで流れたが、バレたから謝罪したわけで、バレなかったら
謝罪などしなかったであろうから、本当に反省したとは思えない

杉井さんだけでは無い、その後も身元のばれた被害者が、会社の
悪口を書いたのがバレて、退職をせまられたり、誹謗中傷を書いた
人は、玄関の表札脇に「2ちゃんねらー○○○の家」とマジックで
書かれたりしている。
数百ギガに及ぶデーターらしいので、今後も被害は拡大して行くに
違いない。
家を売ったり、引っ越しを考えている人もいるらしい
匿名と言う隠れ蓑を信じて、誹謗中傷で他人を傷つけた行為の
代償の何と大きいことか。

かと思えば、2ちゃんねるの創業者の「にしむら」氏が、2009年に
2ちゃんねるをシンガポールの企業に譲渡した後も、4年間で
広告収入3億5000万円を受け取っていたが、シンガポールの
企業実態が乏しいとの理由で、国税局から約1億円の申告漏れを
指摘されて、修正申告を行ったとも伝えられている。
詳しくはこちら


那須のエゾリンドウとイワインチン

2013年08月28日 | 写真

朝日岳の空は秋色、予想を覆して青空が広がった


ヤマトリカブトの向こうに茶臼と隠居倉


ヤマトリカブトと茶臼岳


南月山のイワインチンが咲き出した。


剣が峰のエゾリンドウ

一日中、那須名物の強風が吹き荒れていた。
那須ロープウェイの駐車場に着いたら、雨が降り出し
「10数メートルの風が吹いています。あと数メートル強まったら
ロープウェイの運行を停止します。」なんて放送している。
頼むよ俺が乗るまで停止にしないでくれ!!
雨合羽を着て、急いで登山の準備をする。

始発には間に合わなかったが、次の8時18分発のロープウェイに
何とか乗った。
普段なら歩くのだが、今日はエゾリンドウも見たいのでロープ
ウェイに乗って、茶臼岳の回りを歩くつもりだった。

山頂駅から外に出ると、雨はほとんど上がっていた。
茶臼岳の山頂は黒い雲に覆われて、あそこだけは雨の様だった。
茶臼岳の登山道も、最近大きく様変わりして歩きやすくなっている
数メートル幅の階段状の道になり、平にならしてあるのでズルズル
滑ったりしない。
「ずいぶん大規模な工事をしましたね」と作業している人に言うと
「見えている石は一段だが、下に二段積んであるんだよ。」と
誇らしげに言うのだった。
道標や案内板もすべて新しい物に取り替えている最中だ。


那須ロープウェイ山頂駅


山頂駅付近の標高は1685メートル


山頂駅から牛ヶ首・茶臼岳・山頂駅分岐までの登山道は
広い階段状の道に変わった。
階段と言っても、石段と石段の間が1メートル以上も有る
幅広いもので、ほとんど平坦にならされている。


現在、この分岐の所まで階段状の登山道が出来ている。
この分岐の道標も新しい物に変わったばかり。
案内地点までの距離と所要時間が表示されているが
時間表記が「min(minuteミニット(分を表す)の略)」と英語表記だ
む、これはもしかして将来の世界遺産ねらいなのか(笑)

冗談はさておき、福島の原発事故の汚染で、観光地那須の
復興を目指す努力は今も続いているのだろう。
そんな事も忘れて、原発再開をもくろむ政治家や経済界に
私は怒りをおぼえる。


8月10日の那須の花

2013年08月26日 | 写真

マルバダケブキ


ヒメシャジン


ヒメシャジンの拡大、萼片にトゲ状の鋸歯がある
先日掲載したミヤマシャジンには鋸歯がないので区別できる
と言うことで、南月山までのコースでは、2種類のシャジン
を見ることが出来ます。


タマガワホトトギス


シラタマノキの実になりかけ


コキンレイカ(別名ハクサンオミナエシ)、南月山を金色に染める


ガンコウランの実、すでに黒くなりかかっていた


ウスユキソウ


イワオトギリ


イワインチンの蕾、コキンレイカに替わって今頃は
南月山の斜面を金色に染めているだろう。


アキノキリンソウ

本日も草刈りで疲れたので、たぶん未掲載だった南月山の
花の写真で失礼します。

遅れましたが、この日、南月山まで一緒に歩いてくださった
方のブログを紹介します
なすのめぐみ
ペンネームは「じっちゃん」と書いてありますが
私より若いですよ(笑)

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2ちゃんねるの有料会員情報が流失で大騒ぎ
巨大書き込み掲示板として有名な「2ちゃんねる」
その有料会員情報がネット上に流失して大騒ぎになっている
名前やメアド、バスワード等が別な掲示板にさらされているらしい
しかも書き込み履歴もさらされているので、誰が何を書いたか
バレバレらしい。
誹謗中傷やウソ八百を書いた連中は、天罰が下った有様だ。
匿名掲示板が実名掲示板になってしまったから、お笑いである。

なりすましや誹謗中傷で、他人を傷つける卑劣な行為を匿名で
行った人は、これを機会に反省するべきだ。
被害者の心の痛みが少しはわかっただろう。

誤解されると困るので、おことわりするが、私は掲示板に
個人情報を公開した犯人を正当化している訳ではない。
それ自体は犯罪で有る。

ネットでなりすましや、誹謗中傷などの被害にあったら、警視庁の
サイバー犯罪対策課にそうだんしてみよう

警視庁サイバー犯罪対策課






まつりつくば2013のねぶた

2013年08月25日 | 日記





「牛若丸と大天狗」の牛若丸の部分


同じく大天狗の部分

雨で気温もいくらか下がったので、今日は近所の通学路の
草刈りをやった。
汗でびしょ濡れになるので、毎日の洗濯も大変である。
ふと思い出して、まつりつくば2013のパレードを見に
行くことにした。
何でも「ねぶた」のパレードが有るというので、その気に
なったのだった。
折良く帰ってきた家内も行きたいというので、万博公園駅に
車を置いて、つくばエクスプレスでつくば駅まで行った。

まつりと言っても、何百年も続くような伝統行事ではなく
いわば新と旧のごった煮である。
その中の「ねぶた」のパレードを見たら帰るつもりだった。
が「筑波よさこい」連の気迫あふれる踊りに感動して、最後
まで見てしまったのだった。


「よさこい」だとか「そうらん」だとか、元々は他所の土地
の伝統行事である
いくら新興都市のつくばと言っても、他所の真似ではねーと
思って、今までは見に行く気になれなかったのである。
それが
若者達はもちろん、年配の参加者達も、汗だくの踊りである
心からまつりを楽しんでいる様子があふれていたのだった。

カメラで動画も撮ってきたので、DVDに保存しようかな。



夏バテかな?

2013年08月24日 | 日記

シャコウソウ・筑波山の林道にて

同じく蕾


ミヤマウズラ


トンボソウ
拡大したら蜘蛛の糸が付いていた


ツルリンドウ


ツチグリ

日光白根山のヒカリゴケでも見に行こうかと思っていたのだが
二日ほど団地の草刈りをやったのが響いて、身体の疲れがとれない
何となく無気力な日々が続く。
那須のエゾリンドウが咲いたとNHKのニュースで放送された。
きっと明日は那須の駐車場が満車になるのだろう。ヤレヤレ。


森ボラで猛暑に負けそうでした

2013年08月17日 | ボランティア



保健保安林の森ボラで見た「コオニユリ」ユリ科ユリ属
よく似たオニユリは、3倍体で結実しないものが多いが
コオニユリは、良く結実するそうである。

最も、オニユリは「ムカゴ」が葉腋について、ムカゴからも
増えるので、実が無くても平気なのかも知れない。
(ムカゴの事を珠芽という)

久しぶりに森ボラ(森林ボランティアを略して森ボラという)
に参加して草刈りしたが、猛暑の中での草刈り機の作業は
想像以上にきつかった。
何か胸が苦しいなと思ったら、不整脈の発作が起きていた。
やばいと思って集合地の車に戻って薬を飲んだ。

そこへ、みんなも休憩に戻ってきたので、訳を説明すると
事務局のTさんが冷たくひやしたアイスノン風なものを貸して
くれたので、首筋に当てて頭に行く血液を冷やした。

休んでいる間に発作も治まったので、作業を再開したが
草刈り機での作業はやめて、植樹した木の根もとを手刈り
する事にした。

昼食に戻ると、今日は午前中だけで終了するという。
腰に蚊取り線香をぶら下げていても、蚊はブンブン来るし
汗はダラダラ出るしだったので正直ホッとした。

明日の観察会はきついかな。

南月山のヒロハヘビノボラズかな?

2013年08月15日 | 登山

写真を撮った時には、名前も判らず風景として撮ったのだが
拡大としてみると、メギ科のヒロハヘビノボラズの様な感じ
小杉国夫さんの「那須の花」にも名前が出ているので、たぶん
そうだと思うのだが、確信が無いので疑問符をつけた。


これは、上の写真の中心部を拡大したもの、
葉には鋭い刺状の鋸歯があること、枝にも
刺が見えるし、赤い実は楕円形なので、その点では
条件が合っているのだが。

私が「メギ科」にこだわる理由は、この科の中に日本の固有種
が有るからなのだが、何と言っても1属1種のトガクシショウマ
が日本の固有種で、同じ物が世界のどこにも存在しない植物なのだ

また鳴神山に群生する「ルイヨウボタン」は東アジアの固有種で
他には北米に1種有るだけだという。

メギという名前の起こりは、植物体成分の中に解毒作用が有り
かって目薬に使われた事も有るという。
また、メギとヒロハヘビノボラズは、高山蝶の一つ「ミヤマ
シロチョウ」の食樹になっているという。

本日は、体調不良で内視鏡やエコーの検査を受けて、昨夜から
食事をとれなかったので、ブログを簡単に済ませました。
あしからず。

黒尾谷岳登山コースの花・その2

2013年08月13日 | 登山

峰の茶屋から牛ヶ首に向かうコースは、茶臼岳西面の1740m前後の
中腹を、多少のアップダウンを繰り返して進む、ほぼ平坦な
道と言って良い。
この時期、この道を彩るのは、ウラジロタデやシラネニンジンの
白い花達である。
すぐに岩石の崩れた窪地の板橋を渡る

橋の脇には、硫黄で黄色になった噴出口から今でも
ガスが流れている。

上流側は結構深い谷になっていて、いくつか巨岩が
転がっている。
さらにその上部でもガスが勢いよく吹き出している。

立ちこめる硫黄の匂いが風に乗ってきた。


さらにその先の谷にも、小さい橋が架かっていて
渡りきった先で、山頂を見上げると


ウラジロタデとおぼしき花が、今にも崩れそうな斜面に
必死に花を咲かせていた。
いかにもパイオニア植物と言われる面目躍如たる活躍だ。
そうして彼らは後に続く植物の下地を作っている。


ウラジロタデ(裏白蓼)・タデ科タデ属基準標本はサハリン
別名ウラジロイタドリ、葉の裏面に綿毛を密生するため
葉の裏が白く見えるのが名前の由来。雌雄異株の植物
この変種で葉裏の毛が少ないため、葉裏が緑に見えるのを
「オンタデ」と呼ぶ。
オンタデの基準標本は富士山である。

タデと言えば「蓼食う虫も好きずき」と言うことわざも有るので
さぞかし苦い味がするので有ろう。
とは言っても試しに食ってみる気にはならないが。
ことわざの意味は「苦い蓼の様な草でも、好んで食べる虫がいる
まして人間の好みは、人さまざまである。」という意味で
人の好みの多様性を言っている。
(但し、この場合の蓼は「ヤナギタデ」の事だそうである)


ホツツジ(穂躑躅)・ツツジ科ホツツジ属 別名マツノキハダ
花が穂状に咲くのが名前の由来、ツツジの仲間とは思えない
花の形をしている。3裂した花冠は反り返り、雌しべはまっすぐ
外に突き出している。葉は互生で枝先に集まってつく。
葉の葉脈上に細かい毛が生える。
樹皮に縦の割れ目が出来るので「マツノキハダ」の別名がある


花の終わったマルバシモツケ

黒尾谷岳登山コースの花

2013年08月12日 | 登山

峠の茶屋駐車場から見る朝焼け


峠の茶屋駐車場案内図、一方通行になっているので注意
たまに第二駐車場から逆走する人がいるので、合流点で
確認しましょう。


駐車場の標高は1462m


那須の山々の案内図


第一駐車場の入口に面して展望台つき四阿がある
四阿の奥に展望台がある


今回歩いたコースのGPS軌跡図、画面に収まるように
4万分の1の地図で描いた。

「 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)
数値地図50mメッシュ(標高) 及び数値地図10mメッシュ(火山標高) を使用した。
(承認番号 平22業使、第446号) 」



峠の茶屋前駐車場の最奥の階段を登るとき見える朝日岳


階段を登ると早速花が出迎えてくれた。
ノリウツギの白い花が一面だった。
確かめていないが、リョウブの花のようなものも有った


ホツツジの花もピンクの小花を沢山つけていた。


登山指導所のポストに登山届けを入れると
目の前が登山口である
橋を渡り赤い帽子の狛犬に挨拶して登り始めると
すぐ左に山の神の祠がある。


ヨツバヒヨドリの花が咲き


ヤマハハコの白い花も盛んだった。

前回来たときは、あれほど盛んだったマルバシモツケが
花も終わって茶色になっていた。


登山口と峰の茶屋避難小屋との中間点を示す案内
どちらにも0.7Kmの距離である。標高は1610m
今はなくなった中の茶屋跡と書いてある。
登り始めから吹いていた風が一段と強くなり、帽子が
飛ばされそうだった。

後から登ってきた男性に追いつかれて挨拶すると
日光から来た人で、朝日岳に登って帰ると言う。
測量の傍ら、植生調査も手伝うとかで、奥日光の
外来種の話をするのだった。
ちょっとびっくりしたのは、奥日光の千手ヶ浜のクリンソウは
植栽されたものが広がったもので、自生では無いという話だった。
群生地のクリンソウが自生で無い事は知っていたが、すべてが
そうだったとは驚きである。

そんな話をしながら登ってゆくと登山も楽しいものだ

草つきの朝日岳が霞を通して日を浴びていた
こんな風景はいつ見ても美しいと思う瞬間だ


朝日岳に行く男性と峰の茶屋で別れ、一登りすると
そこは茶臼岳の登り口で、牛ヶ首と峰の茶屋の分岐でもある
朝日を浴びて若干茶色に光っている。


分岐から振り返ると、峰の茶屋と剣ヶ峰と霞む朝日岳が見えた


茶臼岳の上にも少し青空が広がり、登山道に日が差して
遙かに登っていく先客の姿はもう見えなかった。
吹き付ける強風に、シラネニンジンの花が一斉になびいていた。


牛ヶ首コースから見ると、茶臼岳登山道の花達が
朝日に輝いて登山者を招いているようだった。


那須の黒尾谷岳(くろおやだけ)に登る

2013年08月10日 | 登山

南月山の崖から見る黒尾谷岳(1589m)黒い点は避暑のトンボですよ


崖の近くの尾根は花だらけ、アカバナシモツケソウやウスユキソウが
咲いていた。

那須には何年も通っているのに、那須五峰と呼ばれる
山で、未踏峰の山が一つあった。
それが黒尾谷岳である。
ようやく念願がかなって、登ることが出来た。

山頂のプレートの前で記念撮影、顔に多少のモザイクをかけてあるが
まあ、かけなくてもこんなものである(笑)

登山コースは、峠の茶屋前駐車場→峰の茶屋跡避難小屋→牛ヶ首
→日の出平→南月山→黒尾谷岳で、このコースを往復した。
南月山までは、通いなれた楽な道である。
山と高原地図では具体的なコース状況が判らなかったが、実際に
歩いてみると、南月山から黒尾谷岳のコースは、急坂の降りで
どんどんジグザグに降りてゆく、どこまで下るのかと思うほど
である
やがて平坦な道になり、黒尾谷岳まで500メートルのプレート
があり、そこから今度は急坂の登りとなる。
たかが1.4キロの道のりなのだが、猛暑の中で帰りの登りが
本当に嫌になったのである。
南月山に戻ったら、直射日光を浴びて気温30度に達した。
やばいと思って水をガブ飲みしたのだった。


牛ヶ首から日の出平の間に、沢山のコバギボウシが咲いていたが
中に白いコバギボウシの花が有った。


同じくミヤマシャジンの花が至る所に咲いていた。
訂正、最初イワシャジンと書いてしまいましたが
正しくはミヤマシャジンでした。お詫びして訂正します。

その他の花については後日アップする

とりあえず「ツチアケビ」の近況の写真
実が付きだしていたが、今年は出来が良くない様だ
実の形がアケビに似ていて、茶色なので「ツチアケビ」の
名前の由来になった。

南月山のコキンレイカが盛りで、イワインチンは蕾だった
写真は後日。



県道に猪、林道に蝶

2013年08月07日 | 写真

県北の県道に現れた猪、こちらに歩いてきます
慌ててブレーキを踏んで車を止め、フロントガラス
越しに撮影、雨の後なので、窓ガラスが濡れていて
少しボケ気味ですが、びっくりしましたよ。


猪もびっくりして草むらに頭を隠しましたが
「頭隠して尻隠さず」のたとえのようですね。


車が止まったので、猪もとまってこちらの様子を
うかがっています。


やがて反対側の開けた草むらに駆け込みました。
これは本当の猪なのかイノブタなのか不明ですが
昼間から公道に出てくるとは、びっくりですよね。
場所が高萩市「大能」なので「オウノウ!!」と言ったとか
言わなかったとか(笑)。(正しくは「おおの」と読みます。)


林道を走っていたら、蝶が三頭も路上にとまっていました。


ちょっと名前が判らないのですが、羽も広げてくれました。

これで鹿が出てくれば「イノ、シカ、チョウ」かな
惜しい。

体調不良につき

2013年08月05日 | 写真






ウバユリとオオウバユリの違いについて書くつもりだったが
体調不良と資料不足で準備が間に合わなかった。
昨日のブログで、最初にオオウバユリとして紹介し、後から
ウバユリに訂正したのは、花の数だけなら13個も付いている
から、オオウバユリとして紹介したが、葉の形が卵状楕円形の
ウバユリの特徴を示していたので、ウバユリに訂正した。
と言うことで、本日はサギソウの写真と、フシグロセンノウの
写真のみで失礼します。
後日、簡単なまとめをアップするつもりです。


サギソウ咲く県北の山を訪ねて

2013年08月04日 | 登山


自生のサギソウを見たいというので、いつものメンバーと
ゲストを加えて、県北の山へ出かけて行った。

見頃はお盆の頃という話を聞いていたので、少し早いかなと
内心思っていたが、行って見ると丁度見頃で、参加者に喜んで
もらえたのだった。


昨年は中旬過ぎで、時期が遅かった事もあり、花数も
少なかったが、今回は時期も良かったらしく、予想以上に
花数も多かった。


早くもフシグロセンノウが林道のあちらこちらに咲いていた


フシグロセンノウ・ナデシコ科センノウ属 (節黒仙翁と漢字では書く)
フシグロとは、葉の付け根の節の部分がやや黒色を
帯びている事から、名付けられている。
仙翁の由来は、京都の嵯峨に昔有った仙翁寺(廃寺)に
植栽されていた、中国産の仙翁花(せんのうげ)に似て
いる事から名付けられたという。
言うなれば、節の黒い仙翁花に似た花という由来である。


ウバユリ・ユリ科ユリ属 (姥百合と書く)。
名前の由来が、ちょっと女性蔑視になりかねないが
花の時期に、茎の一番下側の葉が枯れて無いことから
葉(歯)が無い姥に見立てた事によると言う。
が実際には葉が残っているものも有るので、いわば
言葉遊びと言っても良いかな。
数えたら13個の花がついていた。

訂正
最初は大姥百合と書いたのですが、植生一覧や
山の花1200等の図鑑を見ると、この程度の大きさや
花数も有るようなので、姥百合と訂正いたしました。
お詫びして訂正します。

牧野富太郎博士の区分方法によれば、大姥百合としてもいいのだが
最近は、花の数だけでは区分できないという説もあり、石川県など
では、区分せず「姥百合」として扱っている例もある。

筑波山林道はタマアジサイの道

2013年08月01日 | 登山

筑波山の林道に咲くタマアジサイ


蕾から花への途中


霧に覆われた林道
怪しい天気なので、登山はやめて林道を歩くことに
夕暮れと間違えたのかヒグラシが大合唱していた。
最近筑波山で増えているソウシチョウが賑やかに
鳴き交わしている。
林道でこの時期に目に付くのはタマアジサイの花だ
あちらでもこちらでも咲き始めていた。

帰りは別な林道に迂回して車で下っていたら
キジなのかヤマドリなのか、良く判らない幼鳥に出会った
車を止めてフロントガラス越しに何枚か撮影した。

こちらは少し大きい方で逃げ腰だ


こちらは少し小さい方で草むらに隠れるようにしていた


なんだか迷惑そうな顔をしてこちらを見ている


やがて草むらに逃げ込んだが、楽しいひとときだった。

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山ユリのうた



山百合の花は、風に乗ってどこまでも香りが飛んでくる
昔、職場に来ていたアルバイトの女性の香水の香りだった

「あの人、山百合の香りがする」と言うと
後輩が心配そうに言った。

「先輩!!匂いなんかにだまされちゃダメですよ」

山百合のにおいがすると、あのときの事を思い出す
ほろ苦い青春の残映