旧十二月八日。月は上弦の月です。今日は1月7日ですから、七草です。一昨日ご紹介しました七草粥、今朝作って食べました。(↓こんな感じです) パックの野草と小さな大根、蕪は水で洗っいます。沸騰したお湯に塩を入れてサッと湯がきます。冷水に晒して軽く絞って細かく刻みます。お粥が炊けて火を止めたところに七草を入れて軽くかき混ぜて5分ほど蒸らせば出来上がり。味は昆布一切れの出汁とお塩だけ。
なんだか修行僧になった気分です。いつもより背筋を伸ばして頂きます。これで一年間病気知らず・・・、になると良いのですが。
一昨日も書きましたが、本来は旧暦の一月七日“人日”の節句に食べていた七草粥です。時期としては1月下旬から2月下旬頃でしょうか。南北に長い日本ですから、その時期身近に息吹く野草には随分違いがあったことでしょう。本屋さんに行ってみると「食べることができる野草」に関する図鑑のような本が結構あるようです。そんな本を片手に旧暦の七草(今年は2月4日です)にお近くを散策してみるのはいかがでしょうか。すみません。豪雪に見舞われてしまっている方は難しいですよね。でも雪国の七草粥はどのようにしていたのでしょうか。緑のある季節に摘んでおいた野草を塩漬けや、乾燥させて保存していたのでしょうか。
三浦半島で七草を栽培して出荷している農家【はねっ娘会】です。