KU Outdoor Life

アウトドアおやじの日常冒険生活

メルーを見ルー

2017年01月17日 | 映画

  新春話題の映画「MERU」観てきました。

 インドヒマラヤに聳えるメルー。
 そこにあるシャークス・フィンと呼ばれる高難度ルートを一度は敗退しつつもその後の試練を乗り越え、最後は完登する三人のクライマーのドキュメンタリー。
 ヘタな演技や過剰な演出は無く、三人の静かで熱い情熱が淡々と描かれる。
 山に登る者ならもちろん、登らない者でも共感と感動を得られる作品との前評判もあって大いに期待してみたのだが・・・。

 たしかに映像は素晴らしい。あの厳しい環境の中で、よくぞここまで撮って一本の映画に仕上げたなと思う。
 ただ、期待が大き過ぎただけに自分の満足度は、五点満点の☆3つ。
 クライミングの内容は自分のような者には到底あれこれ言えない高次元なものなので置いとくとして、これはあくまで映画としての自分の満足度。(評価ではない。)
 理由は単純。何度でも見たいか、そうでないか、だ。
 
 これはたぶん、クライミングの映像に対して「DOSAGE」や「REEL ROCK」シリーズでヘンに目が肥えてしまい、生半可の迫力やスピード感では驚かなくなって、こちらの感性が鈍くなってしまっているせいかもしれない。
 実際、登っている彼らにしてもどこか淡々としているように見える。
 そして、最後のクライマックスである登頂のシーンも(自分には)どこかあっけなく見えて、それがそのまま自分の感想に繋がっている。
 
 イイなぁと思ったのは三人の友情。
 そして作品中に「師(メンター)」という言葉が出てくるが、マグス・スタンプ→コンラッド・アンカー→ジミー・チンと受け継がれる師弟愛がこの映画のテーマの一つだと感じた。
 ちょっと要らないなぁと思ったのは、ナビゲーター役(解説?)のJ・クラカワー氏の熱い語り口。
 そんなのいいからもっと山の映像見せてくれ、と思ったのは私だけ?(まぁ尺伸ばしのために仕方ないんだろうけど。)
 
 最後に私がかつてガンゴトリを訪れた時の写真を。
 まだ馬目さんやコンラッドらが訪れる前の頃。(1980年)
 手前がシブリン、右奥にメルー。シャークス・フィンも小さく写っている。
 映画「MERU」の中でも自分が登った山が一瞬チラッと見えて、目頭がちょっと熱くなりました。

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

海老名レッジ

2017年01月09日 | ジム

 本日は新規ジムへ。
 海老名・JR相模線沿いにできた「Ledge(レッジ)」

 構成はロープとボルダー。
 スペースの広さ、壁のレイアウト、そして課題ごとにホールド色分けされていてわかりやすいリード壁の課題など、全般的にユージ師の「ベースキャンプ」と似ている気がした。
 
 入会登録の際、まず最初に義務づけられているのがスタッフによるビレイ・テスト。
 「絶対ダメと言うわけではないけれど」と前置きされつつ、
・止める時に後ろに下がるのはクライマーにより衝撃を与えるので、なるべく真下でストンと止めること。
 (そのためにロープはあまり繰り出さないこと)
・ビレイ用カラビナの左右の向きに気を付けること。(まぁDMMのストッパー付きのヤツなんですけどね。)
 と軽く指導されたが、まぁイイでしょうと許してもらえた。

 

 
 
 本日は三人で。
 私は、10aを1本、10bを3本、10cを4本、10dを3本(うち1本は×)、11aを1本、11b(これは×)の計13本。
 最後にクールダウンでボルダー5~6級を少々。
 
 もう少し登れるかと思ったが、一昨日の湯河原から中一日で意外と疲れが残っていた。
 まぁ、またそのうち・・・。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

新春登り初め【湯河原幕岩】

2017年01月07日 | フリー(関東)

日程:2017年1月7日(土)
天候:
同行:我が社の山岳部

 新年最初の三連休は八ヶ岳東面の予定だったが、後半二日間の天気予報が思わしくなく近場に転進。
 この天気予報で、湯河原はメチャ混みかと思ったが、なぜかいつもの朝9時のバスはガラ空き。どーして?
 現地に着いてみると、どうやら最近の湯河原は6:4でボルダー勢が占めており、マット持参のマイカー組が増えている模様。
 既に梅もチラホラと咲き始める中、本日登ったのは、

桃源郷の新ルート 5.7 MOS
 アップで。フック船長とゼルダの間にあるボルト3つくらいの短いルート。
 下から見ると傾斜も寝ていて、こりゃアップにもならないかなと思ったが、出だしはちょっと細かい。

満腹食堂 5.10a/b MOS
 コーナー、乗越し、スラブフェース、最後に薄被りと多彩なルート。正月明けの怠惰な身体にはけっこう満腹になる。
 グレードにしては辛めに感じたが、まぁ何とか。

演歌の花道 5.10c テン山TO
 以前からの宿題。暮れからの調子だと本日はサクッと片づけられるつもりが、出だしのスラブでタジタジ。
 特に2~3つ目のボルト間のスラブが細かい凹凸に黒い苔なのか泥なのか、一面塗りたくったようになっていて滑ること滑ること。
 前はもう少しコンディションが良かったのに・・・。要修行!つーかこのままでは封印か。

クリスマスローズ 5.10b (再登) 

 朝は空いていたが、やはり午後になるとアリババ周辺は混みあってきた。
 若いカップルがヌンチャク2本掛けたまま放置してあったので、そのままヌン掛けついでにやらせてもらう。
 トポには「最後までホールドに裏切られない」とあるが、久々に登るとそのホールドを探すのにけっこうコレか?アレか?と迷ったりする。



  

 同行のカワちゃんは、夏の北鎌でのアクシデント以来の復帰第一戦。

 本人曰く「TR限定で」との依頼だったが、結局リードも自らやる始末・・・。もうどーなっても知らないから。w
 ヒロイさんは宿題のアリババ、またしても持ち越し。私が事前に他の課題で消耗させたせいですね。申し訳なし・・・。
 OB二人は新しくできたゼルダ奥のイレブン課題をTRで頑張っていた模様。

 終わってからは、湯河原駅前通りの中華料理屋で軽く乾杯。
 本年もよろしくお願いいたします。 
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

箱根駅伝2017

2017年01月03日 | ラン

新年はいつものように家の近所から箱根駅伝を生観戦。

 



 下の息子は某・〇〇学院陸上部(ただし万年二軍)。
 親馬鹿としては、いつか自分の息子がメンバーとなり地元・権太坂を走ったりしたら最高だったが、まぁそんなことは夢のまた夢。
 聞くところによると一軍だけで100人はいるらしく、その中でさらにこの箱根駅伝に出られるのは10人だけだから、レギュラーになるのは高校野球の甲子園並みに難しいことがわかる。
 さて、そんな息子もこの春からは晴れて社会人。
 上の長男、長女も独立し、今年も皆が健康でありますように。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

2016年総括・その2

2016年12月31日 | 総括
 昨年はヨーロッパ・アルプスへ行けたものの、左膝の故障に泣かされ心身ともにキツい年だった。
 通院とリハビリを重ね、何とか1月には山に復帰。その後、徐々に慣らして爆弾を抱えながらも回復できたのがとても嬉しい。
 
【山】
1月 日光・奥白根山(単独)
2月 箱根・金時山(単独) 
3月 南ア・鳳凰三山(単独)
4月 谷川岳(単独。巻機山経由、尾瀬までの大縦走は悪天のため敗退。)
6月 富士山(須走口・単独)
7月 富士山(富士宮口・単独)
8月 ボリビア・アンデス遠征
   ワイナポトシ6,088mほか五千m峰4峰登頂
10月 妙義山(表妙義裏妙義・単独)
11月 戸隠山(P1尾根)、高尾山
12月 富士山(御殿場口・単独。強風のため3,500mで撤退。)
 計10回の実質19日間。
 回数、日数ともに昨年とほぼ同様だが、内容的には悪くなかった。

  
鳳凰三山・地蔵岳(左)と戸隠山・本院岳

【沢】
5月 丹沢継続遡行(単独)
   水無川本谷-オバケ沢(下降)-四町四反ノ沢-大滝沢(下降)-原小屋沢-西丹沢
 秋に予定していた東北の継続遡行が天候不順で流れてしまったのがイタイ!
 最近、指向が完全に岩にシフトしてしまっているせいもあるけど。もっと行かなくちゃ!
 
【岩】
リード 小川山5回、湯河原幕岩/伊豆城山・各4回、河又/有笠/鳳来・各2回、太刀岡1回の計20回24日間。
今年の成果 ユカ(鳳来5.11a・二便)、家さんの腰つき(有笠5.11a・二便)、掟破り(同・MOS)
  今年の前半は膝をいたわって、まったりクライミングに徹したが、年末に向けノルマのイレブンを何とか三本片づけられたのは嬉しい。
 お付き合いいただき、ビレイしてくださった皆様に感謝。引き続き来年もよろしくお願いいたします。m(_ _)m

 
丹沢・原小屋沢F1「雷滝」(左)と小川山・父岩「弱点主義」5.10d
 
【ジム】
リード ビッグロック横浜2回、ベースキャンプ/ストマジ・各1回
ボルダー 横パン19回、戸塚ライズ10回、マムート横浜3回、秋葉PUMP/ストマジ各1回
 計38回、外岩と合わせると計62日。昨年より5割増しで行った計算。その割にはまったく巧くなってない?
 
【自転車/ラン】
 膝をいたわって通勤の時にミニベロで4kmほどを往復、あとは湘南海岸のウォーキング程度。
 
【旅】
7月 ボリビア・ウユニ塩湖
12月 初島、熱海

 サンセット@ウユニ塩湖

【映画】
楽しめた1位は「アイアムアヒーロー」(大泉洋・主演)。2位は「レヴェナンド」(レオナルド・デカプリオ主演)
自分的には「シン・ゴジラ」は×。「君の名は」はそのうちレンタルで。

 

【本】
面白かった1位は「外道クライマー」(宮城公博・著)。2位は「探検家、36歳の憂鬱」(角幡唯介・著)

 

【その他】
・今年は自分の回りで山の事故が続いた。(北鎌尾根での滑落、谷川岳での浮石による転落。幸い命は無事だった。)
 自分にもいつお鉢が回ってくるかわからない。行動は大胆に、心はチキンで行こう。
・今年の秋は谷川岳・一ノ倉沢本谷に多数のパーティーが殺到。
 ネットで動向を見ていたが、自分とタケちゃんによる「幻の大滝」直登はいまだ続登を許さず。ちょっと嬉しかったりする。
コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加