まさにといおうか、直前の雨、無常の雨。
道悪のロンシャン競馬場は日本馬にとって最悪な結果になってしまった。
勝てるイメージが全く湧かなかったのだが、思った以上の最悪な結果に
これが欧州の競馬、凱旋門賞なのである。
そんな中タイトルホルダーは頑張った。果敢に逃げて途中までは良かった。
手ごたえも馬なりで進んで行って、見せ場は作った。
だけどやっぱり直線でズルズルと馬群に沈んで10着と二桁着順で
でもまあ健闘したんじゃないかな。
ディープボンドもステイフーリッシュも馬場が堪えたようだった。
着順は後ろで、あんなもんだろう。最初から期待はしてなかった。
そして触れたくはないのだが、一番応援していたドウデュースだが
ポツンと最後方から進み、直線に賭けたというか、画面からも消えて
番組のアナウンサーの子がタイトルホルダーの後ろでゴールしたようです。
と言っていたから、それなりに直線頑張ったのかなと思ったけど
Vで2・3回確認したが、似たような勝負服だったから、思っただけで
雨で汚れていたし、全くの別馬で、故障馬が発生したとは聞いてないし
全馬無事ゴールしたとの情報もあったし、HPで確認するもすぐに結果も
出ないし、朝起きて確認したら、なんと・・・ 19着だった。
馬番が19番だったから、なんとそれは初めからレース結果を表していた。
18着のディープボンドより更に6馬身後方の19着、最下位だけは免れただけで
一頭交わしただけだったのね。すべては馬場だろうけど
無事にゴールしただけでそれは良かったけど、ダービーレコードで勝った馬
だから馬場の悪い欧州では、たとえ良馬場でも結果は見えていただろう。
武豊10度目の凱旋門挑戦、ダービーは10度目で勝利したとか
これで勝ったらドラマチックとか言われていて、楽しみにしていたが
現実を見せられただけの凱旋門だった。
ちなみに勝ったのは、牝馬のアルピニストだった。
連勝中の馬だし、凱旋門は牝馬が強いし、勝つんじゃないかと予想していたが
馬券も買っていないし、勝利馬には何の感慨もない。
以上、101回目の凱旋門賞でした。
終わってからいつも思うんだが、日本馬が勝つ日って来るのだろうか。