相撲ではやっぱり白鵬が豊ノ島を決定戦で下して優勝した。
9分9厘白鵬だろうとは思っていたが、なんか寂しい。
JCがあんな結果だったから、相撲でも波乱があるのかと期待したが
相撲と競馬は全くの別物だった。
さて衝撃の結末になってしまった今一度JCを振り返ろう。
ペルーサの出遅れは残念だった。
外国馬のジュシュアツリーがなかなかゲートに入らず、最後は覆面をされてゲートに入ったが
それにしてもゲート内で待たされすぎた。
それでもアンカツがしっぽを握って懸命になだめていたのだが
最後はやはり伸びあがるようなスタートになってしまい。
最後方からの競馬になってしまった。
レースはスタートが早すぎたシンゲンがそのままハナを切って逃げてしまった。
スタートが早すぎるのも困りもんだと藤田は苦笑い。
予想では外国馬が1頭逃げ馬で、それが逃げると予想されていたけれど
押し出さたような形でハナを切ってしまったシンゲンが先頭に立ってしまったから
レースは超スローになってしまった。
ブエナは外枠の16番だったから、後方からじっくり進んだ。
馬場は内外の有利不利はなく、内でも外でも伸びる馬場らしい。
そして最後の直線に入る。
ヴィクトワールピサは終わってなかったようで、やはり凱旋門の不振は馬場が合わなかったようで
内枠を利して、前で競馬をして、スローの競馬で前が有利の状態からスパート
直線半ばで先頭に立ったのだが、やはり苦しかったのか、大きく右に寄れた。
その影響が響いて、後ろのエイシンフラッシュが右に寄り、猛然と追い込もうとしていたブエナと
すぐ左で並走して、これまた追い込みを掛けようとしていたローズキングダムが挟まれてしまった。
パトロールを何回か見直したのだが、最初に大きくよれたのがピサなのだが
ブエナも左に寄っているが、ローズもまたブエナの方に大きく寄っている。
エイシンに寄られた影響もあるが、ローズとエイシンは接触していないようだった。
ブエナとローズは確かにぶつかってはいるが、勢いがブエナの方が上なんでローズがひるんだようだ。その後パトではブエナがローズに付き抜けた後にさらに左に寄った為に
豊がローズを追えなくなっており、少し手綱を引いたような形でブレーキを掛けている。
これがローズの大きな不利なのだが、豊の騎乗も上手いとは思えない。
確かにブエナがローズの進路を妨害したような形に見えるのだが
でもこれはレースのアヤであり、果たしてこれが降着になるような斜行なのだろうか
何回見ても、降着の最低は厳しすぎるような気がする。
その後はブエナが突き抜けて、快勝した形にになり、スミヨンが喜んで歓喜のウイニングラン。
スミヨンは大喜びで競馬場は歓声の渦で、スミヨンも観客を沸かせるパフォーマンスをしている。
実況もこの時はよもやブエナが降着になるとは思っていないし
観客も圧倒的なブエナのパフォーマンスに酔いしれて、盛り上がったいたのだが・・・
俺もブエナの強さに感動して、こんない強けりゃ仕方ないやと脱帽してたのに
審議になって、Vを見て見ると確かにローズの不利が大きく、ヒロシなんかは最初はピサが審議の対象じゃないかと言っていたが、どうやらブエナビスタが審議の対象になっている事が判った。
それがまた長い。JCは発走がいつもより長かったから、放送時間にはいつも以上に余裕があったのだが、オークスの同着の時よりも審議が長い。
こんなに審議が長引くのは、嫌な予感がした。こりゃあもしかしてブエナ降着かもと
そして長い審議の結果、ブエナがなんと2着に降着してしまった。
豊がGⅠを勝っちゃったよ。あ~あなんか悔しい。
今年で豊のGⅠ連勝記録も途切れると思ったのに・・・
とにかくブエナの不運は前の投稿で散々書き込んだから、もう書かないけど
やはりスミヨンを鞍上に選んだのが、ブエナ陣営の最大のミステークだったと思う。
天皇賞の完璧な騎乗で、スミヨンは流石欧州の超1流ジョッキーだと称賛の声も大きかったけど
俺はこのブログでも言っていると思うが
アンカツが降ろされた原因はスミヨンにもあると思っている。
去年のエリザベス女王杯で、ブエナが負けた原因はスミヨンがクィーンスプマンテを大きく逃がした事にあると思っている。
エリザベス回顧でも、スミヨンってペースを読めないアホだと散々言われていた。
まあクィーンスプマンテの大逃げに気が付かなかったアンカツにも非はある。
とにかくそんなスミヨンを欧州の1流ジョッキーだとありがたがって使った陣営が悪い。
誰がスミヨンに依頼したんだ?。松パクなのか、それとも勝己なのか
とにかくブエナはそんなスミヨンとの相性の悪さで、GⅠレースで二度目の降着になってしまった。
俺は秋華賞の降着だって酷過ぎると思っているし、藤田のオーバーアクションがなければ
たぶんブエナは勝っていたと思っている。とにかく不運な馬だと思う。
ジャパンカップは幻になってしまった。
アンカツの乗っていないブエナなんて、もう勝つな!引退してしまえと思った時期もあったけど
今の気持ちは残念でならない。
今も散々言われているのが、オークスのトールポピーだ。
あれほど酷い斜行でもセーフだったのに、今回はOUT。JRAの裁定は明らかにおかしい。
スミヨンのコメントでは日本のルールに従うとけなげなコメントだったが
たぶんもう日本には来たくないと思っているだろうね。(実際は知らないけど)
とにかく第30回のジャパンカップは大波乱のどんでん返しの結果で終わった。
競馬人気が更に落ち込むような気がする。
今も気持ちがなんとなくモヤモヤしている。
こんな競馬は本当に嫌だね。