日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

イラクで日本人拘束される

2005年05月10日 21時04分30秒 | 気まま日記
イラクで、アメリカの軍事基地を警備していて、基地を出てから、アンサール・スンナ軍(イラクのイスラム武装勢力)に襲われ、銃撃で多数が死亡、怪我をして拘束された日本人「斉藤昭彦(44)」さんは、どんな仕事をしていたのか。
斉藤さんは、ハート・セキュリティー社(本店キプロス)に雇われていた。ハート社は元英国軍人が設立。事務所はロンドン、モスクワ、ニューヨーク、ホンコンなど8ヶ国にあり、警備員(傭兵)の派遣はアフリカ、中東、南米などの紛争地域80ヶ国に及んでいる。
ハート社はホームページで、スタッフ(傭兵)を募集している。ランクがあるようですが、イラクでは、日当300~340ポンド(6万~67000円)で、勤務期間は最低56日。宿泊設備や保険(生命)加入は契約にある。金はほとんど使わないですむ。アメリカは志願兵が少なく、都会で失業者あさりをしているが不足する一方である。そこで、外人部隊たる傭兵に頼る。斉藤さんたちは(国籍はいろいろ)米軍基地の警備をしていた。(米軍と一体なので狙われる)警備会社といっても、実質は民間軍事企業(PMC プライベート・ミリタリー・カンパニー)である。
月収180万円、年収2000万円である。斉藤さんは20年もフランス外人部隊などで傭兵をしていた。
イラクにはいないと思うが、ひょっとしたら、日本人の傭兵は全世界に1500人もいるらしい。

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