寝たきりでほとんど意思疎通もできなくなった奥さんを介護されている男性から話をお聞きしました。
男性はもうすぐ80歳代、奥さんが寝たきりで、今は病院へ入院しているが退院を迫られているそうだ。とても在宅で看れる状況ではないのだが、病院へ払うお金が工面できないという。二人の年金合わせて10万円ほど。
話をされているうちに、ぽろぽろ涙をこぼされる。聞いている私も涙がこみあげる。
男性は自分が在宅で妻を看るために、たくさんの水を飲み、二時間ごとにトイレに起きる習慣をつけ、ひどくなった床づれを悪くしないため、体位交換をするのだという。
施設に一時預けるときは、紙おむつを一斉に交換してしまうので、三日間はいたオムツをはかせていくという。紙おむつの購入費が月に一万二千円ほどかかるとか。「須坂市は購入費の補助制度があっていいよな」とつぶやく。豊野町の時代にはあったが長野市にはない。
施設の入所もいつになるか見通しがない。
まじめな、奥さん思いの優しい夫さん。自分の年金の低さをしきりに口にされ自分が悪い、と。一人で背負い込まないで、関係者と相談しながらすすめましょう、と話したが、介護の実態だ。
何よりも住民の命と暮らしを第一にする長野市へ、介護で泣かない長野市へ・・・
男性はもうすぐ80歳代、奥さんが寝たきりで、今は病院へ入院しているが退院を迫られているそうだ。とても在宅で看れる状況ではないのだが、病院へ払うお金が工面できないという。二人の年金合わせて10万円ほど。
話をされているうちに、ぽろぽろ涙をこぼされる。聞いている私も涙がこみあげる。
男性は自分が在宅で妻を看るために、たくさんの水を飲み、二時間ごとにトイレに起きる習慣をつけ、ひどくなった床づれを悪くしないため、体位交換をするのだという。
施設に一時預けるときは、紙おむつを一斉に交換してしまうので、三日間はいたオムツをはかせていくという。紙おむつの購入費が月に一万二千円ほどかかるとか。「須坂市は購入費の補助制度があっていいよな」とつぶやく。豊野町の時代にはあったが長野市にはない。
施設の入所もいつになるか見通しがない。
まじめな、奥さん思いの優しい夫さん。自分の年金の低さをしきりに口にされ自分が悪い、と。一人で背負い込まないで、関係者と相談しながらすすめましょう、と話したが、介護の実態だ。
何よりも住民の命と暮らしを第一にする長野市へ、介護で泣かない長野市へ・・・