くみちゃん日記

日本共産党長野市議が
暮らしの中の声と
政治への願いを
ご紹介します。

介護の苦労

2012-01-11 20:04:44 | Weblog
寝たきりでほとんど意思疎通もできなくなった奥さんを介護されている男性から話をお聞きしました。

男性はもうすぐ80歳代、奥さんが寝たきりで、今は病院へ入院しているが退院を迫られているそうだ。とても在宅で看れる状況ではないのだが、病院へ払うお金が工面できないという。二人の年金合わせて10万円ほど。

話をされているうちに、ぽろぽろ涙をこぼされる。聞いている私も涙がこみあげる。

男性は自分が在宅で妻を看るために、たくさんの水を飲み、二時間ごとにトイレに起きる習慣をつけ、ひどくなった床づれを悪くしないため、体位交換をするのだという。

施設に一時預けるときは、紙おむつを一斉に交換してしまうので、三日間はいたオムツをはかせていくという。紙おむつの購入費が月に一万二千円ほどかかるとか。「須坂市は購入費の補助制度があっていいよな」とつぶやく。豊野町の時代にはあったが長野市にはない。

施設の入所もいつになるか見通しがない。

まじめな、奥さん思いの優しい夫さん。自分の年金の低さをしきりに口にされ自分が悪い、と。一人で背負い込まないで、関係者と相談しながらすすめましょう、と話したが、介護の実態だ。

何よりも住民の命と暮らしを第一にする長野市へ、介護で泣かない長野市へ・・・




成人式の華やかさと

2012-01-10 00:06:18 | Weblog
1月8日は長野市のホクト文化ホールで、8公民館合同の成人式でした。私は、長野駅前で正午から共産党の街頭演説に参加したので、華やかな振袖姿の成人の皆さんを近くで見ることができました。

豊野では成人式は8月15日ですので、浴衣やワンピースが主流です。やっばり和服はいいですね、振袖の女性はまるで春を連れてきたかの様な明るさでした。

ところが、私の周りの若者達は厳しい毎日を送っています。

長い引きこもり状態の男性。毎日自転車で13キロを往復して数万円を必死に稼いでいる人。仕事が終わらず、毎日11時過ぎに帰ってへとへとになっている若者。

1995年、日経連は「これからは正社員を減らし、非正規職員を増やす」と大号令をかけ、1999年、労働者派遣法が改悪され、派遣労働が原則自由化になり、五年後の2004年には製造業まで派遣労働が拡大された。「人間らしい労働」が壊され、人間をモノのように使い捨てにする社会になった。

2000年と2,010年とを比べると、民間給与の総額は216兆円から194兆円に22兆円減り、非正規労働者の率は26%から36%に増えました。その一方で大企業の内部留保は172兆円から260兆円まで88兆円増えています。

さらに政治と経済だけでなく、社会も自己責任論がばらまかれ、衰退現象が起きています。心の病が「メンタルヘルス」という言葉とともに広がり自殺者もうんと増えたのです。

一人じゃないよ、困ったら声をあげよう、思いをこめて私はマイクをにぎりました。

15億円の差

2012-01-08 00:16:19 | Weblog
1月6日に会派説明会が開かれ、9件の事案について説明がされました。

1、新第一庁舎の面積の算定について
2、保科温泉ほか2施設の指定管理者候補団体の選定について
3、第四次長野市総合計画後期基本計画について
4、長野市地域振興基金(合併市町村基金)の活用について
5、中心市街地循環バスぐるりん号再編計画(案)について
6、第九次長野市交通安全計画に対する市民意見等の募集(パブリックコ  メント)について
7、長野駅善光寺口駅前広場デザインについて
8、長野市教育振興基本計画に対する市民意見等の募集(パブリックコメ  ント)について
9、長野市生涯学習推進計画に対する市民意見等の募集(パブリックコメ  ント)について

長野市役所新第一庁舎の床面積は、一万六千平方㍍にするという説明でしたが、腑に落ちない点があり質問が集中しました。昨年の4月に策定した建設基本計画では、庁舎の床面積は1万2千~1万6千平方㍍とされ、事業費は50億~65億円としていました。

なぜ、現在の1万2千㎡から4千㎡増えたのか。

総務省の起債基準面積は1万6763㎡だったが、平成23年の3月にこの基準は廃止された。長野市はオフィスコンサルタントに想定面積の検討・算出を委託したところ1万8,477㎡と算出。その後市として検証し1万6千㎡にしたという説明がされた。

1万2千㎡に比べると、15億円の増になる。結果、事業費は65億円という。

共産党市議団は、一刻も早く耐震補強工事を行うこと、市庁舎・市民会館の一体での建て替えは見直すべきと主張しましたが、それにしても結論先にありきで市民の意向を取り入れようとの姿勢はありません。
そのせいか、各計画のパブリックコメントも寄せられる意見は大変少なく、長野市総合計画についてはわずか4人だけでした。驚きです。

失敗の連続

2012-01-05 22:33:19 | Weblog
もう新しい年が明けて5日もたってしまった。今年も気を引き締め、おなかを引き締め前へ一歩づつ歩きたい。

今年の大きな失敗。なんと、年賀状の年を2011年にしてしまった!
娘にデザインを任せて、確認のため見たつもりが全然見ていなかった。
恥ずかしいことになってしまった。ボケた年賀状を受け取った方、さぞびっくりしたでしょうね。トホホ・・

忘れ方が激しくなってきた。物忘れとか、ちょっと出てこないとか、かわいいことではなく、深刻に忘れてしまう。失敗して赤くなるどころか、堂々としている自分を自覚し、「ま、いっか」と居直るづうづうしさも備わってきた。

健康で、前向きに、カタツムリではないが粘っこく進みたい。そして春になったら東北ボランティアに行きたい。青年といけたらいいな。人は一人では生きていけない、つながって生きていく喜びが分かち合えればいいな。