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高速道路料金割引(その2)

 2009年3月28日土曜日から新しい高速道路料金割引制度が始まった。休日にETCを利用する車の高速道路料金が一律1000円になる。この一律1000円になる割引制度には苦い思い出がある。

 何時から実施かを確かめもせず、去年の暮れ浜松まで鰻を食べに行ってしまった。結局ガソリン代も含め15,000円の交通費をかけて2000円の鰻を食べたことになる。そんなわけで、いよいよ高速道路料金割引が実施されるというニュースに、リベンジを誓ったのである。

 28日土曜日のお昼過ぎに横浜を出発して関越道経由で菅平スキー場へ向かった。高速道路料金割引の初日なので渋滞が激しいだろうという読みもあって午後にのんびり出発したわけだ。都内は比較的混んでいたが、それでも横浜から1時間半で関越道の練馬インターに入ることが出来た。

 高速道路は全く順調、2時間で上田菅平インターチェンジに到着。意気揚々とETCゲートをくぐったのだが、なんとそこに表示された金額は1850円。一律1000円じゃないのか。まさしく返り討ちにあった心境だ。

 よくよく調べると大都市近郊区間は割引対象区間にならないということらしい。つまり練馬インターから東松山インターまでは大都市近郊区間として通常の料金850円がかかっていて、これに一律分の1000円が加算されているわけだ。

 これでは詐欺のようなものだが、賢い消費者は必ず対策を考える。そうだ、中央道経由で帰れば良いのではないか。距離は50キロ程長くなるが、時間で言えばせいぜい30分位のロスだ。夕方の6時に菅平インターを出発すれば9時には相模湖インターに帰ってくることが出来るはず。

 予定から大幅に遅れ相模湖インターに着いたのは10時半。結局230kmを走るのに4時間半もかかってしまったことになる。特に渋滞していたわけでもないから不思議に思うかもしれないが理由が無いわけではない。

 各サービスエリアに置いてあるドラえもんのスタンプを集めると抽選でオリジナルドラえもんメタルキーホルダーがもらえるというスタンプラリーが原因なのである。梓川のサービスエリアで夕食をとった時応募用紙を見つけたのがそもそもの始まりで、そこから相模湖までの全てのサービスエリアに寄ってスタンプを押してきたのだ。

ドラえもんの楽しいSA*PA春祭りスタンプラリー

 それでも、へとへとになって相模湖インターを通過したとき料金が1000円と表示されたときの高揚感は何物にも変えることが出来ないものがあった。もっともサービスエリアに止まるたびに買い食いをしていたので、費用的には関越道を通った方がはるかに安かったに違いない。「ドラえもんの楽しいSA*PA春祭り」は5月10日までである。

(続く)




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