goo

情報化社会の文章作法

 情報化社会と言われて久しいのだが、最近は情報の氾濫が心配され始めている。実際、過度な情報は情報として役に立たないことが多い。

 東横線の横浜駅で待ち合わせる約束をしている二人の会話を例として、有効な情報とは何かについて考えてみよう。

ケース1
ニコール・キッドマン 明日の12時、東横線の横浜駅の改札口で待ってるから。

横浜駅は通路ごとにコアカラーが決まっててね、ピンクの通路を降りた所よ。
ブルーもあるから気をつけてね。ブルーじゃなくピンク。
東京寄りにはグリーンの通路も有るけど、これはピンクと同じところへ出るからこれでもOKね。
でもピンクのほうが近いからグリーンじゃなくて、勿論ブルーはだめよ。

じゃ、明日ね。


ケース2
ニコール・キッドマン明日の12時、東横線の横浜駅の改札口で待ってるから。

ピンクの通路を降りた所よ。
ピ・ン・ク。
桃太郎さんの桃色。

じゃ、明日ね。




そして、翌日

東急ピンクの階段 
東急ブルーの階段 
東急グリーンの階段
キース・アーバン
?????????
東急ピンクの階段
キース・アーバン
これか


 ブログでもそうだが、簡潔な文章ほど情報の質は高くなる。誤解される危険性も少なくなるし、なにより簡単に覚えてもらうことが出来る。しかし、残念ながら最近氾濫している文章は、冗長で無用に長く、しつこい繰り返しが、横行している。正しく情報を伝えるためには、短い文章を目指すべきなのである。これは重要なことなので繰り返すが、長くなった文章には必ず欠陥があり、くどいようだがもう一度言わせてもらうと、、、、、、、略、、、、、、、、



日記blogランキングに参加しています。
クリックをよろしくお願いします。
日記@BlogRanking

人気blogランキングにも参加しています。
こちらのクリックもよろしくお願いします。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )