Burkina Faso ~清廉潔白な人たちの国~

西アフリカの内陸部に位置する、世界最貧国ブルキナファソ。その国での2年間の生活記録。

Dedougou

2010年02月28日 23時51分36秒 | Weblog
デドゥグにマスクのお祭りを見に行ってきました→ 
このお祭り、2年に1度開催されており、期間は5日間。ブルキナ周辺の国からもたくさんのマスクが参加しており、一般には見られない貴重なものも

マスク:アフリカの各民族、集落によってそれぞれ独自のマスクを持っている。冠婚葬祭や、宗教的な儀式の時に、このマスクを使ってそれぞれの踊りを踊る。地域や民族によっては、外国人が見ることのできないものもあり(例えばベナンのブードゥー教の儀式など)、このお祭りでは観光用として、それらのマスクを見ることができる

しかし今回、デドゥグまでの道はかなり厳しかったワガから北西にバスで6時間ぐらい。しかも半分の道のりは舗装道路ではない道…揺れる揺れる…何度も頭を窓ガラスにぶつけながらの道中今までの移動で1番しんどかった

でもとてもたくさんのマスクが見れて大満足では、マスク一挙公開
  ←“Mask de feuille”ずばり、『葉っぱのマスク』激しく踊るので、終わるころには葉っぱも落ちて、足が見えてたりします地面も葉っぱまみれ

 ←ひじきが踊る  ←日本のナマハゲを思い出す…

 ←牛  ←楽器の音に従って

  ←わらを被って、顔はおそらくコットン使用かかしを思い出します

 ←舞うひじき  ←悪さをする山姥を、村人が追い払う…といった話でしょう

  ←タムタム(小太鼓)片手に、勇敢に立ち向かう

  ←トーゴのマスク。これは摩訶不思議くるくると回るトンガリ…ぱっと開くと中には人がいない1度閉めてまたぱっと開くと、イモがこんもりすごいマジックいや、ぐりぐり(アフリカの魔術)です

  ←マリのマスク。さすが先進国踊りもショーのように洗練されています超縦長マスク…これを支えている首の太さを見たいものです

  ←ベナンのブードゥー教のマスク。3匹の中華街が踊る綺麗~

 ←オバQ夜にしか見れない貴重なマスク

アフリカにいながら、今までマスクのお祭りを見たことがなかっただけに、今回のお祭りは大満足お腹いっぱいですこれでもまだ1部のマスクと思うと…まだまだアフリカの見どころは隠されている

Presentation de voeux

2010年02月11日 21時58分01秒 | Weblog
新年会の季節です→ 
各幼稚園、1月末~2月にかけて新年会(Presentation de voeux)を開きます
今4つの幼稚園で活動しているので、今年はたくさんの新年会に呼んでいただきました。

園長先生の挨拶に始まり、食事を食べ、ダンスを踊る…それだけです
こちらの祭りやお祝いは、すべて同じ流れ。食べて踊っておしまい
正直、何回か行けばもういいです。変化がありません
でも、先生たちの普段とは違ったリラックスした表情は見ていて微笑ましいです。
 →食事はみんなすごく食べます。女性もがっつきます

そしてこちらの風習で、しばらく一緒に働く同僚の家に、互いにお邪魔します。
しかも予定をたてれない民族性。
いきなり電話がかかってきて、『今から行っていいか?』
こんな感じで同僚たちが我が家にやってきます

ホテルリビア

2010年02月07日 22時15分23秒 | Weblog
ブルキナで1番のホテル『リビア』に、お昼のバイキングを食べに行ってきました→ 

あと1カ月ほどで帰国する先輩隊員と、『最後に美味しいものを食べに行こう』ということになった。
ホテルに入ったら、別世界南国にリゾートに来ましたという感じ。
2人で時間内ぎりぎりねばって、死力を尽くして豪華料理を堪能しました
 →肉。…肉もちろん埃もハエもたかってない 
 →デザート全種類食べれなかったほどの種類のケーキが…
たまにはこういう贅沢も必要です心と体にゆとりが生まれます


2010年02月01日 21時14分16秒 | Weblog


うちのアパートの下に、仔猫が母猫に置いてけぼりにされて鳴いていた
まだ目も見えていない、推定生後1~2週間ぐらい。
最初うちのガルディアン(警備員)が面倒を見ていたけど、ミルクも全然飲まない。
そこで哺乳瓶を買ってきて、うちで面倒をみることに
夜中も3時間おきに泣くのでミルクをあげに起きる毎日。赤ちゃんを育てるって大変

・・・こっぴーも我が子のように仔猫の体を舐めてあげたり、仲良くなってきたな・・・という頃に突然死
いろいろ調べてみたが、これだけ小さな仔猫を母猫なしで育てるのは難しいみたい。突然死は多いとのこと。2週間足らずだったけど、幸せな時間をたくさんもらった

悲しみに暮れて1週間ぐらいたった頃、今度は仔猫が足を車にひかれて動けないでいた。
・・・また連れてかえってしまった

今度は生後2~3カ月ぐらいの子なので、怪我が治った今は元気に走り回っている
こっぴーは追いかけまわされて、かなりうんざり顔・・・
それでも最初は喧嘩をしていたものの、今は2匹仲良く(?)してくれている

去る命、生まれてくる命。
命が命を幸せにも悲しみにも導く。