食い倒れジャカルタ

ジャカルタのうまいものを日々楽しむブログ。

休日の食い倒れ散歩

2008-07-31 16:24:08 | ジャンク・ファースト・ストリート
●コタ的休日の食い倒れ散歩①●

・ビールビンタン(大瓶)
・ラーメン
・ワンタン (悶絶の絶品!)
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Rp40,000 (460円)

1件目にしてお腹一杯。
やはり汁物2つには無理が。
激うまではあったけど、ハシゴは断念。

家で飲むものだけ買いに行こう。

・タピオカ入り黒ゴマジュース(最近のお気に入り)
・タピオカ入りミルクティー(欲張って買ってみる)
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Rp22,000 (250円)

この日の立ち寄り先・・・2件
この日の出費・・・・・・・・Rp62,000 (710円)


●コタ的休日の食い倒れ散歩②●

・ビールビンタン(大瓶)
・餃子
・牡蠣玉 (特大!完食したけど)
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Rp78,500 (900円)

餃子だけじゃ寂しいと思って
もう1品頼んだ牡蠣玉が想定外にデカイ。
本当にお腹一杯。
やはりハシゴは無理(またしても)

会社に持っていくおやつ、買う。

・クルポッバンカアスリ (大袋)
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Rp10,000 (115円)

まだお腹一杯・・・もうダメだ。
どっかで休憩したい。

・マッサージ (1時間)
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Rp28,000 (320円)

(寝心地のいいベットに倒れこむ・・・まさに食い倒れ。
だが、経絡ビリビリ!!!痛い痛い痛い・・・!!!で眠れず)

帰りしな、路上で目に入った新鮮野菜、買う。
もう暗いのにご苦労さん、オヤジ。

・白菜 (1玉)
・ブロッコリー (巨大2房)
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Rp12,000 (140円)

この日の立ち寄り先・・・4件
この日の出費・・・・・・・・Rp128,500 (1,475円)


*結論*

食いしん坊、胃袋の調整は計画的に。

(注*食後すぐのマッサージは体に良くありません)

ナシのはなし

2008-07-29 16:13:27 | ジャカルタB級グルメ
お米の種類って
何百種類あるのか知らないけど、
各国各地方にあった
お米が作られていて、
それぞれの料理にあうように
食べられていると思う。

インドネシアでも。
地方に広がる広大な田園に
傾斜を見事に利用した棚田。
稲作が盛んなこの国の人たちの
主食はもちろんお米。

スープ屋さんのナシプティは
スープをかけて食べると
お茶漬けのように
サラサラでよく馴染む
軽いお米が使われている。

パダン料理屋さんのナシプティは
味の濃いボリュームのある
おかずに負けないよう
しっかり重量感のある
お米が使われている。

ジャカルタの庶民に
一般的な日本食と信じられている
ファーストフードの
お弁当チェーン店。
ここのナシプティは日本食風の
大粒のかなり粘着質なお米。

適材適所。
うまいこと考えてるよな。
ご飯もおかずも
最もおいしく食べられる
組み合わせ。

毎日のナシプティ(白ご飯)。。。
こんなこだわりを楽しみながら
インドネシアの
食の幅広さを感じたりする。

もちもちローミーとあたし。

2008-07-28 15:37:16 | ジャカルタB級グルメ
メイン通りに面したガラス扉。
2階以上が客室で
1階が食堂。
薄暗くて小汚い。
今の時代に
まだこんな店が残ってたの?
その諦めの悪さが憎めない。

かすかな陽だまりの中で
中国将棋を対面中のオヤジたち。
真剣そのものの顔。
セザンヌの
「トランプをする人たち」
が頭をよぎる。
それは言い過ぎか。

料理が乗ってるテーブルはない。
でも、それでいいんだ。
このオヤジたちは
きっと長年の常連。

安宿の、
ロビー兼レセプション兼ダイニング兼
地元の将棋クラブ。

ローミー。

「ゆでるのに時間がかかります。麺が太いので」

ウエイトレスの註釈に、
うまいを確信。
手打ちの太麺に違いない。

ビールを飲みながら待つ。

どうぞ。

ジャカルタの多くの
「すぐ出来ます」
の店より百倍早い。

エビ、豚肉、白菜、長ネギ。
基本の具が並々盛られている。
こぼれるばかりのスープから
大波小波がさざめくように
子供の粘土細工のような
不器用な手打ち麺が見え隠れしている。

あつあつの湯気。
「これでもか」
料理の気迫がたちのぼる。

スープを一口。

うまい!

豚骨たっぷりのスープ。
でもベタつかない。
しっかりじっくり浸透する
旨味とコク。
ニンニクや刺激的な香辛料で
1発ノックアウト的な料理とは違う。

思ったとおり、麺はもちもち。
一見へたくそな手打ち麺も
その太さの違いが
茹であがりにムラをつくる。
それが噛みごたえの強弱となり
からみつくスープに
リズムをつける。

すべて計算済み?

乳濁色のスープの底には
食べても食べても
具が沈んでいる。
スプーンですくいながら

まだ豚があるよ。
まだエビがあるよ。

まるで砂浜の宝捜し。

もう一度メニューに目を向ける。

LO MIE・・・Rp15,000(180円)

間違いではないよな。
ありがたい、
申し訳ない。

いや、申し訳なく思う必要はないよな。
お茶1杯で粘る
将棋オヤジたちを見よ。

「また次回も絶対来てくださいね」

店のマネージャーらしき青年が
爽やかな笑顔でお見送り。

中国将棋、勉強しようかな。

後期印象派的食堂のもちもち手打ちローミー@コタ

インスタントバクテー

2008-07-27 16:59:39 | 食うんちく
今の世の中誰もが忙しい。
手軽に簡単においしくできる
様々な「〇〇料理の素」。
でもほとんど使ったことがない。

自分で料理する時は
手抜きでもそれなりに
自分で覚えたり
考えたりした
具材や調味料を使う。

絵を描くのと同じ。
原色の青と黄色を混ぜて
自分だけの緑を作るように、
料理も基本の調味料の中から
塩や胡椒をあわせて
自分のオリジナルの味を作る。

下絵も、決められた色の
絵の具も入った
「お絵かきセット」では
自分の絵は描けない。

でも、偶然目に入った
インスタントバクテーの素。
シンプルな色調のパッケージ。
いかにも香りが漂ってきそうな
イラストと高貴な感じの書体。

シンガポールの中華街、
むせ返るような熱気の中の
バクテー屋台を思い出した。

脳内検索・・・脳内検索・・・

そう言えば、あんな味は
自分で作ってみたことないな。
遠い彼方へ去りかけてた
味を思い出した。

これは試してみるか。

麦茶パックのようなもの。
それを数かけのニンニクと
骨付き豚と煮るだけ。

他の調味料は必要ありません。

ご丁寧に書いてある。
であれば、おっしゃる通りに
してみるしかない。

50分煮る。
濃い味が好きな人はもっと長く煮る。

どんなものになるのか
想像できない。

恐る恐るの味見。

はぁ~~~~っっ。

なんなんだろう。
本当に不思議な味。
ピリっと辛さもあるけど
全体のベースはがっつりとしたコク。
舌の中間地点から
奥に進むにつれて
刺激がやわらかさに変わっていく。

これは、かなり研究しないと
自分では出来そうにない。

どんな芸術家もその道は
基礎デッサンから始まる。
いい作品に触れて、
時には模写で技術を盗む。

そうだよな。
料理の道も奥が深い。
じっくりスープを味わいながら、
またひとつ研究材料が
見つかった楽しみで
新たなウキウキが動き始めた。

お菓子の時間旅行

2008-07-26 15:22:41 | ジャンク・ファースト・ストリート
会社のみんなと
旅行に行ったとき
誰かが食べていたお菓子。

あたしにも頂戴!

一歩出遅れた時には
売り切れだった。
やむなく他のお菓子に
手を伸ばしたけれど、
気になっていた。

あれ、
食べてみたかったなあ。

すっかり忘れていた「あれ」。
めまぐるしく
陳列商品が変わる
いつものコンビニで
偶然発見。

これだよ、これ!

急に思い出して買ってみる。
運命の再会?!

よくあるような、
チーズ味のコーン菓子。
そうそう、
懐かしいなあ。
子供の頃、
こういうのよく食べた。

10cmくらいの棒状が2本入り。
12円。

おちゃめな値段。

レトロなお菓子の味も
その物価も
タイムスリップした場所。

短パンで走り回るガキんちょ。
楽しそうに笑ってる大人。
色とりどりの花が咲く沿道。
ボロいトタンの塀と空き地。

どれもこれも、昭和。
なんかいいなあ。

ジャカルタって・・・。

ゆずの香りとあたし。

2008-07-25 21:35:30 | ジャカルタ高級グルメ
久しぶりですね。

坊主頭の礼儀正しい板さんが笑う。

夜の祝杯まで待てなくて
出かけたランチ。

あーそうか。
そう言われれば、久しぶりね。

どうしてましたか?
まん丸い目で言う。

ドタバタしててね。
そう、ホントここのところ
ずっとドタバタ。
こんな風にゆっくり
ランチする気になったのは
何ヶ月ぶりだろう。

毎日毎日エンドレスに発生する
問題の嵐。

CASE CLOSED。
そう思っていたことが
忘れた頃にぶり返す。

毎日がどっきりカメラか
ハプニング大賞か。
でも、
それがインドネシにいる楽しみ。
後で笑えるネタには
事欠かない。

今日は日本では
うなぎの日なんですってね。

あーそうか。
確かにそうらしい。

どこかの店でうなぎが盗まれたと
ニュースで流れていた。
何日か前。
土用の丑の日用に
多めに仕入れていたものだったとか。

だからかな。
無意識のうちに珍しい
いつもと違う2段弁当を注文していた。
うなぎ入りの。。。
それもいい、たまには。

午前中、ずっとくすぶっていた
エカテリーナ級の嵐をやっつけた。
だから自分へのお祝いランチ。

口元に運んだ小さなスプーンの茶碗蒸。
ふんわりと涼しい夏の香りがした。

わぁ。。。

ほんの数mm角のゆず。

これかぁ。。。

美しい日本料理の心遣い。

達成感と安堵感。
そしてこんな清涼感。

一番の贅沢だな。
気持ちがいい。
軽い足取りでオフィスに戻る。

きっと午後の仕事もうまく行く。

土用のゆずの茶碗蒸@南ジャカルタ

ニクい薬味とあたし。

2008-07-24 14:16:00 | ジャカルタB級グルメ
辛っ。

長ネギだと思って食べたけど、
これ、違うよね。

ニンニクの茎。

参った。
こんな使い方があったのか。

ニクいなぁ。
(注*ニンニクだけに・・・なんて言わない)

甘い煮込み風料理に
辛い刺激の薬味。
大雑把に見える料理でも
このメリハリ。

きくなぁ。

さっと火通ししただけで
野菜としての歯ごたえも
しっかり残ってる。

食が進む。
もちろん
ビールも。

美しい緑色の輝き。
赤トウガラシも添えられて
味覚も視覚もうまい。

噛み締めながら、
思わず見とれてしまった。

やるなぁ。

またひとつ、
いい勉強をした。
中国お袋の味。

ニクい薬味なニンニクの茎@コタ

食べもの・夢と現実

2008-07-23 16:23:29 | 食うんちく
●子供の頃、夢見ていた食べもの●

・ハイジの黒パン
・ハイジの山羊ミルクのチーズ
・トムとジェリーの冷蔵庫の中のハム
・からすのパン屋さんのパン
・2段デコレーションケーキ(デコレーションケーキって・・・)
・すいかのまるかじり
・バスタブ一杯のゼリー
・ソーダ水(ソーダ水って・・・)のプール

●大人になって、現実の常食●

・ビールの一気飲み
・焼酎のガブ飲み
・豚の角煮
・小籠包
・豆
・アヤムゴレン
・ピーナツ
・お粥


・・・。

*結論*

とりあえず明日、
すいか買ってこよ。
一番手っ取り早い自己実現。

(注*まるかじりはできません)

アヤムバカールの誘惑

2008-07-22 20:49:48 | ジャンク・ファースト・ストリート
アヤムバカールは
奥が深いと思う。

店によってブンブの味が
全然違う。

会社のみんなが好きな
小学校の隣のアヤムバカール屋は
ブンブがやたらケチャップマニス。
あたしにとっては今ひとつ。

パダン料理のアヤムバカールは
まったく違ってうこん一杯。
黄色いヒリヒリ系ブンブ。

某近隣会社のカンティーン。
お金持ち企業だけあって
品揃えもすごいし
普通の屋台より
値段も3割ほどお高め。
でも、ここのアヤムバカールは
確かにおいしい。

日本のテリヤキソースに
そっくりのブンブ。
ちょっと甘口だけど
露骨なケチャップマニスの
味とは違う。
それに特製サンバルをつけながら
食べる。

甘い。
辛い。
甘い。
辛い。

の繰り返し。

手をベトベトにして食べる。

これが非常にうまい。

願わくば、焼きたてを食べたい。
でもなかなかそうもいかない
毎日の不規則な昼食時間。

さらに言えば
ビールと一緒に食べたい。
ボリューム満点の
インドネシアン・チキンウイング。

無論これは無理な望み。
昼休みだもんな。
いつか・・・持って帰って
家であっためなおして
ビールと食べる・・・?

いや、きっとそんなことはしない。
夜は夜で周りには
おいしいものが一杯あるから。

タピオカ入り黒ゴマジュースとあたし。

2008-07-21 12:36:07 | ジャカルタB級グルメ
これひとつ。
メニューを指差して注文すると、

「この黒いの?これってゴマだよ」

ウエイターが念を押す。

そう。
黒ゴマのジュースが飲みたいの。

フレッシュフルーツジュースを出す店は
沢山ある。
だけど、本格的な
フレッシュ「珍珠」ジュースが
こんなにそろっている店は初めて。
メニューのバラエティー、
何十種類?

なんとも懐かしい感じの
ジュースカウンター。
その昔の、
いわゆる「パーラー」?
ケンちゃんとチャコちゃんが
出てきそう。

どん。

テーブルに出された
よくあるグラス。
タピオカが吸い込めるように
かなり太いストローと
スプーンがついている。

ずずず。

ひゃ~~~。

うまい。
あまい。
ってか、ゴマだ。

ゴマの成分がなぜか
毛穴に浸透していく感じがする。
なんて健康的な。

黒タピオカのもちもち感。
病みつきになる噛み応え。
あごのあたりの
シェイプアップに良さそう。
どおりで台湾の女優さんたちは
みんな顔がほっそりしている。

ごめんなさい、
いつも不健康で。
なんとなく謝りたくなる。

24時間営業。
いいとこ見つけた。

美人のもとタピオカ入り黒ゴマジュース@コタ