食い倒れジャカルタ

ジャカルタのうまいものを日々楽しむブログ。

味噌ラーメン

2010-02-25 20:37:18 | ジャンク・ファースト・ストリート
ここ数年で
びっくりするくらい

あちら
こちら


ラーメン屋が
できている
ジャカルタ。

RAMEN

MIE

と同じくらい
市民権を得た

フードメニュー
になった。

一過性の
ブームでは
ないだろうと

思いをはせながらも

それでもついつい
昔からある

ジャカルタでは
誰もが知っている

ラーメンといえば・・・
という店に
入ってしまうのは

もう

チョコレートは○○○

それにつけても
おやつは○○○

というような
一種の刷り込みされた
動物の帰巣本能。

日頃の
不摂生を反省しつつ

ここに入ると
定番は
野菜ラーメン
なのだけど

今日はなんだか
もっと
こってり
したのが食べたい。

なので
味噌ラーメン
にする。

もしかして
ここで食べるのは
初めてだ



思いながら。

頭の中に
描かれている
味噌ラーメンは

こってこっての
油の層が1cmくらい浮いてて

たっぷりのもやしと
コーンとネギと
チャーシューがのってる

豪快な奴。

「ミソラ~メン」

厨房から
ウエイトレスを
呼ぶ声が響き

運ばれて来た
味噌ラーメン。

さて。

まずは
鑑賞させていただくと

はて。



はっはっは。

あの
これは
どう見ても

いつもの
野菜ラーメン



スープが
味噌味



なっただけバージョン。

はっはっは。
まーいーや。

トウガラシと
ラー油を
がっつりかけて
(周りで人が見てたら
たまげるくらい)

より

想像した
味噌ラーメンに
近づけてみる。

うまい!

意外と
しっかりと
こってりと

ちゃんとした
味噌味スープ。

ここで

ちょっと
考える。

今まで
食べてきた
野菜ラーメン・・・。

好きだからいい。
それはそれで
大歓迎。

でも
この「具」の
変化のなさは

メニューの
ネーミングに

問題あり

なのではないか。

野菜ラーメンの
スープは塩味。

ならば

塩ラーメン



して欲しい。

あくまで
野菜ラーメン



するならば

スープは
塩と味噌が
選べます



して欲しい。

贅沢になった
消費者の
わがままか。

いや

野菜たっぷりの「具」が
まったく同じだと
わかっていたら

もっと
ずっと前から

この
味噌ラーメンも
野菜ラーメンと
同じくらい

もう
ずっと前から

頼んでいた
かも知れない



思うだけ・・・。

さして
重要事項
ではないが。

あの時
その時

あの場所で
この場所で・・・。

過去の回想が
頭の中で
ぐぅ~るぐる・・・。

いや

さして
重要事項
ではない



なんとなく・・・。

ジャグンゴレン

2010-02-24 19:16:52 | ジャンク・ファースト・ストリート
もともとは
マナド料理
だと
聞いたことがある

ジャグンゴレン。

ジャグン=とうもろこし
ゴレン =揚げる(揚げた)

だからと言って
そのまんまの
とうもろこしを
そのまんま
から揚げにした
食べものではない。

インドネシアの
とうもろこしは

種類もきっと
沢山あるのだろうけど

一般的に
日本の
スイートコーン
のような
柔らかさと
甘さではなく

ねっちねっち
と言うか
くちくち
と言うか

歯と歯茎に
からみつく感じの

噛みごたえがあり

色も濃い黄色
をしている。

その
とうもろこしの
粒粒が入った
かき揚げ
みたいな食べもの。

衣系の揚げ物は

油加減とか
熱加減とか
粉加減とか

揚げてからの時間とか
どうやって保管してたかとか

色々な要素が
複雑に入り乱れ

なかなか
難しい。

今まで
出会った
ジャグンゴレンは

なんとなく
見た目的に
べちゃっと
してそうな
感じで

あえて
食べて
いなかったけど。

最近
かなりの頻度で行く

会社近くの屋台。

ここの
ジャグンゴレンが

たまらなく

うまい!

表面カリッと
内側もちっと

そして
ふんだんに
使われた

とうもろこしの
つぶつぶ。

ずっしり
お腹に
入っていく
感じの

噛めば
噛むほど

甘さが出る
感じの

非常に
好感が持てる

ジャグンゴレン。

またしても
はまりそうな
ストリートフード

発見。

もちもちいももち

2010-02-23 19:36:36 | 自作自演グルメ
久しぶりに
ものすごく
気が向いて

作ってみよう。

いももち。

じゃがいもを
適当な大きさに
乱切りして

少々の塩で
茹でる。

柔らかくなったら

お湯を捨てて
バターを混ぜながら

本気で潰す。

じゃがいもの
塊が
残らないように

おもちを
こねている
感じを
イメージして。

本気で練る。

粘着性を
出すために
少量の片栗粉を
混ぜながら。

もっち
もっち



すりこ木に
弾力が
感じられるように
なってきたら

直径8cm
厚さ1.5cmくらいの
ホットケーキ状の
団子を作る。

うまくできたら
そのまましばし
冷蔵庫で寝かす。

寝かし終わった
いも生地を

フライパンで焼く。

たっぷりのバターで
焦げ付かないように
裏表丁寧に。

表面が
キツネ色になって
カリカリ感が
出てきたら

パンパン

と叩いて
中の弾力を確認。

へちゃっ

と弱気に
潰れなくなっていれば

完成。

お皿に盛って
醤油をかけて
のりを巻いて

食べる。

うっっっっっ
まっっっっっっ
いっっっっっっっ

もう
何個でも
パクパクいける。

作って
盛って
食べて
嬉しい

もっち
もっち

いももち。

色っぽい名前のお菓子

2010-02-22 20:01:42 | ジャンク・ファースト・ストリート
もう何年も前から
密かに
気になっていて

レバラン時期になると
特に耳にする
回数が増えて

ちらっと
聞こえてくる度に

え?
今、何て言った?
冗談でしょ?



心の中で思いながら

聞き返せずにいた。

あー
恥ずかしい。

あー
なまめかしい。

バリの
レギャンあたりの
オンザビーチの
カフェでしょうか。

まさか

おフランスの
ニースあたりだとか
そんな
イメージは
有り得ない。



そもそも

これだけ
セクシュアルな
ことに
センシティブで
コンサバティブな
この国で

許されいる
お菓子の名前・・・。

今日
とうとう
空き箱を見てしまった。

チーズ味とかの
サクっとした
ひと口サイズの
クッキーみたいな
お菓子で

透明な
プラスチックの
ケースに入って

贈答用なんかに
よく使われる
あのお菓子。

その空き箱に

TOPLES。





「S」

がひとつ足りないけど

どうしても
どうしても

想像するよな。

上半身の
生まれたままの姿を・・・。

あたしの
過敏反応か。

命名の
所以を知りたい。

本気で・・・。

ラムレッグステーキ

2010-02-20 15:36:44 | ジャカルタ高級グルメ
雨が降る
金曜の夜。

ジャカルタの
メインストリートは

1mmも動かない
ヘッドライトが

綺麗・・・。

なんて
言ってる
場合じゃなくて

でも

そうでも
言ってないと

やってられないほど

とにかく
進まない。

そんな日に
わざわざ

この
メインストリートを
南下するには

それなりの
用事が
必要になる。

会社を出た時には
ザーザー
降っていた雨も

目的地に
到着する頃には
すっかり
やんで

時の流れを
感じる・・・

ほど

時間がかかり

おあずけを
くらった犬状態の

空腹MAX。

ここは
ガツンと

お店で
一番高いものを
注文してやる!



思うが

その考えが
貧乏性。

一番高いものが
一番お腹が
ふくらむものとは
限らないから。

なので
あっけなく
意思を曲げる。

やっぱ
ステーキ
しかないな。

メニューの中で
一番グラムが多いのは・・・。

ラムレッグステーキ。

脳天の上で

ビンゴ!

と鐘が鳴る。

香ばしい
焦げの香りが
鼻先に
ただよってくる。

柔らかい
霜降り
上質ビーフを
ミディアムレアで
薄切りに
上品に
いただく・・・

などと
言ってられる
事態ではない。

とにかく

噛みたい。
唾液を出したい。
満腹中枢を刺激したい。

嗚呼・・・

ワイルド
レイニー
フライデー
ナイト。
(意味なく横文字の羅列)

運ばれて来た
お皿一杯に
敷き詰められた
(とでも表現するしかない)
大きいステーキ。

ガリガリガリ。

ナイフで切る。

いただきますっっ。

うまい!

やはり
お肉は骨付きに限る。

この骨と肉の間の筋が
硬くて
しつこくて
にくたらしくて

噛んでも
噛んでも
噛み切れない。

だから
余計に
執着心を
燃やされる。

現代人の理性で
塞き止められていた
野生が一気に目覚め

気分は
毛皮を斜めにはおった

マンモス時代の人類。

「空腹処理中につき危険。
話し掛けないで下さい」

背中から
放つオーラ。

とりあえず
ちょっと待って。

この筋を
噛み切るまでは・・・。

野生の本能覚醒250gラムレッグステーキ@南ジャカルタ

福を呼ぶ餃子

2010-02-19 20:06:31 | 食うんちく
食べものに笑う者は
食べものに泣く・・・。

そう信じての
食い倒れ人生。

レストランで
食べきれなかった料理は
必ずと言っていいほど
お持ち帰り。

そんな

まだまだ
食べられる物を
置き去りに
するなんて

そんな

非道なことは
出来かねる・・・。

それが
信条。

ちょっと
晩酌の
つまみにしたり

翌日の
お弁当にしたり

大切に
お腹に
入れさせてもらう。

食べものの神様は
必ず見ている・・・。

「残り物には福がある」

と言うじゃないか。

ならば

もう
かなり沢山の「福」が
あたしの体に
蓄積されてて
いいはず・・・。

なんて

ふと考える

温め直しの
餃子を
むしゃむしゃむしゃ



食べている夜・・・。

満腹朝ご飯

2010-02-18 20:39:42 | ジャンク・ファースト・ストリート
どうにも
こうにも

マラスで

何食べよう・・・

なんて
安易に
考えてるうちに

お腹は減る。

生きてる証・・・

なんて
格好いいこと
言ってみるが

ただ
お腹をすかせることの
格好悪さよ・・・。

まーいーや。

そういう訳で

早目に
会社に着いた朝は

近所の屋台で
朝ご飯を選ぶ。

朝っぱらから
おかず
何種類も用意して

がんばっている
屋台もあるもんだ。

さらまっぱぎー。

朝一番は
ご飯も炊き立て。

適当におかずを
1品2品3品
選ぶけど

なぜかいつも
Rp7,000。(約70円)

今日のおかずは

テンペ2個
トロールパダス(目玉焼きのサンバルまぶし)
きゅうりの煮物。

これだけ
満腹食べておけば

お昼を抜く事になっても
乗り切れる。

そんな安心感で
満たされる。

おっしゃ
それじゃー

そろそろ

スタンバイ。

今日も一日
始めるか・・・。

特殊訓練バソミーとあたし。

2010-02-17 20:26:55 | ジャカルタB級グルメ
これはもう

なんと言うか
かんと言うか

息も出来ず
絶句するしか

他にない。

同じような
間口で
奥行きで

メニューも
一体全体

何がなんだか
わからない

そんなお店が
何件か並ぶ

小狭い一角に

ひときわ
混雑した

活気
というか
殺気
に満ち溢れた

中国系の食堂・・・

というか

食堂なのか
雑居なのか
屋台にケが生えた
だけなのか

それすら

識別する
判断能力を
停止させられて
しまうような

大混雑。

ぐちゃぐちゃの
中を割って

奥の空席を
見つけて座る。

改めて
見渡すと

湯気だか
ゴミだか
ホコリだか

何がなんだか
わからない
妖気に包まれて

ひたすら

ずずずずずずずずず・・・



麺とスープを
すする人々。

目を吊り上げて

「なんで
こんなに
忙しいのよー!」

と書いてある顔の
おねえちゃんが
メモ帳を持って
やってくる。

ほら
さっさと注文言いな。

それも
顔に書いてある。

メニューなど
もちろんない。

躊躇しては
いけない。

「何があるの?」

なんて
もちろん
決して言っては
いけない。

何より
このおねえちゃんの
機嫌を損ねては
いけない。

周りを
ぐるっと
見渡して

あれ。



人が食べている物を言う。

ミークニン(黄色い麺)
と復唱されて

スープは何にするの?
バソ?肉?チャンプール?

まくし立てられる。

このおねえちゃんの
時間を無駄にしては
いけない。

バソとダギン(肉)。

間髪いれずに
即答する。

悩んでは
いけない。

ばばばばばっ。
(おねえちゃんが去っていく音)

運ばれて来たのは
どんぶりふたつ。

バソ&ダギンのスープと
ミークニン。

それから薬味。

器は小さいが
テンコ盛り。

まずは
ミーだけでいただく。

塩コショウが
しっかり利いて
油で炒めた
油麺と言う感じ。

これだけで

うまい。

次に
スープをいただく。

ダシと塩気が
絶妙で
これまた

うまい。

あたしは

たっぷりのスープに
ひたひたに入った麺が
好きだから

全部かける。

バソもダギンも

全部乗せる。

最後に薬味も
トッピング。

うまーい。

ずずずずずずずず・・・

麺をすすって
スープを飲む。

ずずずずずずずず・・・。

うまーーい。

気が付けば
あたしの姿も

すっかり妖気に
包まれて

当たり前の
風景画の一部と
化しているのか。

まさに
食べる
バーチャルリアリティー。

息つく暇など
持っては
いけない。

ひたすら
ひたすら

食べるのみ。

これは
何かの
特殊訓練なのか。

もう
そんな気さえ
してくる。

虎穴に入らんば虎子を得ず。

混雑に入らんばミーバソを得ず・・・。

湯気と熱気と妖気まみれのミーバソ@コタ

ブンクスキムチ鍋

2010-02-16 21:08:17 | 自作自演グルメ
突き出しで出てくる
キムチが

色はそんなに
真っ赤
というわけでは
ないのに

やたら辛い。

韓国料理屋
ではなくて
中国料理屋
だからか。

でも
それが妙に
おいしくて

カラカラの
喉に
冷たいビールと
あう。

山盛りの
数皿の
料理を
頼んでも

おしゃべり
しながら

キムチは
つつき続ける。

止められない
止まらない。

残った
山盛り料理を
ブンクスに頼み

もったいないから
このキムチも
と頼んだら

顔見知りの
お兄ちゃんが

「キムチ、
追加でたっぷり
入れておいたからね」



小耳につぶやき
ウインクしてくる。

ずっしり重い
ビニール袋に
びっくり。

うちに帰って
開いてみると
また
びっくり。

これはすごい。

白菜1玉分は
ありそう。

このキムチと
炊きたての
ご飯だけで

何食いけるかな。

まずは
しっかり
漬物として
いただいた

数日後。

じゃがいも
にんじん
タマネギ
ニンニク
手羽先



ぐつぐつぐつ
ぐつぐつぐつ

煮込んで

最後に
残っている
キムチを
大胆に入れる。

もちろん
ダシは
昆布ダシ。

味を整える
適当な調味料も

ぱっぱとふりかけたら

あっつあつの
キムチ鍋。

うますぎる~~。

お得すぎる~~~。

ありがたすぎる~~~~。

ハフハフ
ホコホコ
ずずずずず・・・。

スープも最後の
一滴まで
いただいて

ブンクスキムチ
大満喫の満足感に

ひたる。

ハイネケンパッケージ

2010-02-12 21:10:40 | 飲み潰れジャカルタ
すっかり
大酒飲みで
顔が割れている

近所の飲み屋。

ようやく
訳あっての
禁酒を
ソフト解禁したところ

「また飲み始めた」

の旋律が店中を
駆け巡ったか
(大袈裟な)

勧められたのは

ハイネケン小瓶5本の
パッケージ。

1本ずつを
5回頼むよりお得と。

さらに
ハイネケンTシャツが
もれなく
もらえると。

・・・。
・・・。

本来あたし

ビールは
ビンタン派。

なぜならそれは

インドネシアにおいて
インドネシアンプロダクトを
応援したいから。

が、しかし・・・。

貧乏性が
ここでも
むっくり
顔を出す。

まだ
ソフト解禁なのに・・・



自制心も
あまり効果がないまま

あっけなく

じゃ、それ、と・・・。

あーホントなら
ビンタンパケット
だったら
良かったのに。

小瓶5本なんて
楽勝。

そして
ビンタンTシャツ
GET!

なんて
嬉しい限り。

いや
でももしこれが
ビンタンなら

調子に乗り過ぎて

追加追加で

あっけなく泥酔必須。

これはこれで

ハイネケンだから

まだ
ソフト解禁の粋を
超えないで
済み得るのか。

そうだ
きっと。

前向きに受け取ろう。