前々から
かねがね
あそこはやばいぞ
と
睨んでいた
やたらいつも
車がいっぱいで
やたらいつも
活気がいっぱいの
ルマーマカン。
やたらいつも
混んでるから
今日はやめとこ
と
あたしとしたことが
通り過ぎていた。
が
ふと
あ
今日こそは
と
思い立ち
ガラス扉を開ける。
看板にも
書かれている
恐らく一番の
代表メニューが
ラミネート加工された
かわいらしいメニューでも
やはり一番上に
書かれてある。
が
決断力がぶれる。
あえて言おう。
２番手
ホッケンミー。
店内がうるさいからか
耳が悪いからか
やたら
「あ？」
と聞き返す
無表情のウエイトレス。
だーかーらー
「ホッケンミー（だっつーの！）」
と注文。
料理が来る間
周りの人が
食べてるものを
田舎者みたいに
キョロキョロ
キョロキョロ。
料理場のある
屋外から
さっきあたしも
入ってきた
ガラス扉を開けて
ウエイトレスが
銭湯マークみたいに
ユラユラと
湯気をたてた
山盛り麺を
運んでくる。
おお、特盛り。
心の中は
ハートマーク。
どっしり
ずっしり
ざっくり
太めの
ボリューム麺。
食べてみると
重くない。
エビや
野菜や
練り物や
チキンが
豪快に混ざり
いい風味を
出している。
これは
食べやすい！
やたら
辛いだけとか
やたら
しょっぱいとか
そういう心配ご無用の
ありがたき
ミー。
ほふほふほふ。
温泉マークみたいな湯気が
あたしの顔にまとわりつく。
ほふほふほふ。
うまい。
なんだかとても
満たされた気分に
酔いしれながら
ふと
周りを見渡すと
ああ。
あそこも
ここも
あっちも
ひとテーブルに
ひとり
やはりいる。
必ずいる。
先発エース
看板メニューの麺を
嬉しそうに
食べている人が。
心なし皆
誇らし気。
了解
ならば
次回は行くよ
先発で。
銭湯湯気ホッケンミー（控え）＠中央ジャカルタ
かねがね
あそこはやばいぞ
と
睨んでいた
やたらいつも
車がいっぱいで
やたらいつも
活気がいっぱいの
ルマーマカン。
やたらいつも
混んでるから
今日はやめとこ
と
あたしとしたことが
通り過ぎていた。
が
ふと
あ
今日こそは
と
思い立ち
ガラス扉を開ける。
看板にも
書かれている
恐らく一番の
代表メニューが
ラミネート加工された
かわいらしいメニューでも
やはり一番上に
書かれてある。
が
決断力がぶれる。
あえて言おう。
２番手
ホッケンミー。
店内がうるさいからか
耳が悪いからか
やたら
「あ？」
と聞き返す
無表情のウエイトレス。
だーかーらー
「ホッケンミー（だっつーの！）」
と注文。
料理が来る間
周りの人が
食べてるものを
田舎者みたいに
キョロキョロ
キョロキョロ。
料理場のある
屋外から
さっきあたしも
入ってきた
ガラス扉を開けて
ウエイトレスが
銭湯マークみたいに
ユラユラと
湯気をたてた
山盛り麺を
運んでくる。
おお、特盛り。
心の中は
ハートマーク。
どっしり
ずっしり
ざっくり
太めの
ボリューム麺。
食べてみると
重くない。
エビや
野菜や
練り物や
チキンが
豪快に混ざり
いい風味を
出している。
これは
食べやすい！
やたら
辛いだけとか
やたら
しょっぱいとか
そういう心配ご無用の
ありがたき
ミー。
ほふほふほふ。
温泉マークみたいな湯気が
あたしの顔にまとわりつく。
ほふほふほふ。
うまい。
なんだかとても
満たされた気分に
酔いしれながら
ふと
周りを見渡すと
ああ。
あそこも
ここも
あっちも
ひとテーブルに
ひとり
やはりいる。
必ずいる。
先発エース
看板メニューの麺を
嬉しそうに
食べている人が。
心なし皆
誇らし気。
了解
ならば
次回は行くよ
先発で。
銭湯湯気ホッケンミー（控え）＠中央ジャカルタ