[cinema]イントゥ・ザ・ワイルド

試写会に行ってきました

イントゥ・ザ・ワイルド
-Into The Wild-

Staff:ショーン・ペン

Cast:エミール・ハーシュ　ハル・ホルブルック　キャサリン・キーナー　ウィリアム・ハート　ヴィンス・ヴォーン

ジョン・クラカワー原作の「荒野へ」を映画化。
実際にあったお話がモトの映画みたい。


ゴールデン・グローブ賞受賞（主題歌）、
アカデミー賞ノミネート（助演男優賞、編集賞）の作品ということで、
楽しみにしていったのですが。。


全編通して暗い。
ジメジメした感じの映画。

ブルーなときに観てしまったら、
ちょっと浮上できなくなりそうな、そんな感じ。


成績優秀で大学を卒業したクリス・マッカンドレス。
ハーバードのロースクールへの進学も決まった２２歳の若者。

ある日、貯金をすべて慈善団体に寄付し、
キャッシュカードを捨て、旅に出る。
最終目的地はアラスカ。あての無い旅。

鉄砲水注意！の場所に車を止めて休んでいたら、
鉄砲水にのまれてしまったり
旅の途中ではヒッピーや孤独な老人と親交を深めたり。


猟銃でヘラジカを射止めたものの
ハエに集られてダメにしたり、
雪解け水による増水を考えていなかったらしく
川を渡ることができなかったり、
甘ちゃんぶりも発揮。

極めつけは、よく知りもしない草を「食べられる草」と勘違いして食べてしまう。「食べられる草辞典」みたいなものを手にして、次ページにある「○○と似ているので注意」的な毒草を食べてしまって、これが致命傷になって死ぬんだけれど。

お妾さんの子で、父は物質至上主義者で、本妻とまだ続いていて・・・という
複雑な家庭に生まれて苦労したって話だったけれど、

そんな両親が建てた現代的な家屋の中で育った甘ちゃんが
荒野に夢見ちゃって、でも現実はそんなに甘くなかった、みたいな。

現実逃避するにも程がある。


試写会途中で、席立とうかなと悩んだわ。



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