試写会に行ってきました
映画としては短めの78分。
英語題は、"Old Partner"で、
話の中身は、まさに"Old Partner"ドキュメンタリー。
ドキュメンタリー映画はあまり観ないし、
アジア映画もあまり観ないのだけれど、
韓国で大ヒットという話だったので行ってきました。
老夫婦の日常を、BGMもナレーションもなしに
ひたすらつなぎあわせた映画でした。
田舎の緑いっぱいの風景と、
誠実に、精一杯生きているって感じと。
都会で殺伐とした生活をしていて
忘れてしまった感覚が、思い出されたような。。
最後はちょっと感動。
でも、お金払っては観ないかも。
農家を営む79歳のチェ爺さんには、長年一緒に働いてきた耕作用の牛がいる。牛の寿命は15年というのに、この牛は40年も生きている。しかし最近はそれも限界。獣医は「そろそろ寿命だ」とチェ爺さんに告げる。チェ爺さんはお婆さんと二人暮らしだが、農作業を休む事はない。苦労は絶えず、お婆さんのグチも尽きない。「牛を売って隠居したら」と子供たちは言うがお爺さんは答えない。お爺さんは、このままの生活が一番なのだ。
韓国で2009年1月に公開されると、ドキュメンタリー映画としては異例の大ヒット。本作の多くは老夫婦と老牛の農作業のシーンで、派手さは皆無。無口なお爺さん、そしてもちろん話せない老牛の代わりに、最初からずっとしゃべり続けるお婆さん。無口で自分の感情をうまく表現できないお爺さんは、お婆さんに反論する事が出来ない。それが実にユーモラスで、果てる事がないお婆さんの愚痴(お爺さんへの愛情があるからこそ)が本作の「明るさ」につながっている。お爺さんもこの先の人生は短い。今さら生活を変えるつもりはないのだ。四季が通り過ぎ、老牛にも最後の時が来る。お婆さんと共に、人生の重要な伴侶を失ったお爺さんの後姿が印象に残る。
監督・脚本・編集
イ・チュンニョル
出演
チェ・ウォンギュン
イ・サムスン
映画としては短めの78分。
英語題は、"Old Partner"で、
話の中身は、まさに"Old Partner"ドキュメンタリー。
ドキュメンタリー映画はあまり観ないし、
アジア映画もあまり観ないのだけれど、
韓国で大ヒットという話だったので行ってきました。
老夫婦の日常を、BGMもナレーションもなしに
ひたすらつなぎあわせた映画でした。
田舎の緑いっぱいの風景と、
誠実に、精一杯生きているって感じと。
都会で殺伐とした生活をしていて
忘れてしまった感覚が、思い出されたような。。
最後はちょっと感動。
でも、お金払っては観ないかも。
農家を営む79歳のチェ爺さんには、長年一緒に働いてきた耕作用の牛がいる。牛の寿命は15年というのに、この牛は40年も生きている。しかし最近はそれも限界。獣医は「そろそろ寿命だ」とチェ爺さんに告げる。チェ爺さんはお婆さんと二人暮らしだが、農作業を休む事はない。苦労は絶えず、お婆さんのグチも尽きない。「牛を売って隠居したら」と子供たちは言うがお爺さんは答えない。お爺さんは、このままの生活が一番なのだ。
韓国で2009年1月に公開されると、ドキュメンタリー映画としては異例の大ヒット。本作の多くは老夫婦と老牛の農作業のシーンで、派手さは皆無。無口なお爺さん、そしてもちろん話せない老牛の代わりに、最初からずっとしゃべり続けるお婆さん。無口で自分の感情をうまく表現できないお爺さんは、お婆さんに反論する事が出来ない。それが実にユーモラスで、果てる事がないお婆さんの愚痴(お爺さんへの愛情があるからこそ)が本作の「明るさ」につながっている。お爺さんもこの先の人生は短い。今さら生活を変えるつもりはないのだ。四季が通り過ぎ、老牛にも最後の時が来る。お婆さんと共に、人生の重要な伴侶を失ったお爺さんの後姿が印象に残る。
監督・脚本・編集
イ・チュンニョル
出演
チェ・ウォンギュン
イ・サムスン