秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

初夏の山里に梅雨間じかとなり植物たちは生きていることを実感しているかな

2017年05月28日 | Weblog


ピクピーツ、ピクピーツ、、、、チョットコーイ、チョットコーイ、と聞こえるコジュケイの
鳴き声を久しぶりに聞く、シジュウカラが、ツツピー、ツツピーツーピーツーピーツーピーツと囀るし、
啄木鳥のドラミングも聞こえて、今年初鳴きでカッコウがしばらく鳴いている、

ウグイスも負けじと声を上げ、何種類もの小鳥たちの自由に飛びまわっておしゃべりをしている平和な朝の時間は
山里の小道を歩いているぼくにはうれしく生きていることを実感できるたのしいひとときだ



















































































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初夏の山里に 弾ける生の花々を眺めていると生きている実感を味わううれしさ

2017年05月23日 | Weblog


シジュウガラがさえずる、ウグイスが警戒音を発する、足音を止めて、しばらく立ち尽くす
さみどりの若葉が生き生きとかがやき、道端の草花はひっそり咲いている豊かな自然の山里

耳を澄ましてじっと聞き耳をする、かすかにうつくしいひびきがなが~く聞こえ、たしかに
アカショウビンのようだが、わからない、そうだとすればなつかしいなあ、
一年ぶりに逢えるさえずりにうっとりする

ゆっくりと歩き、生きている実感を味わいながら道すじに入り花々を眺めていると
近いのであろう啄木鳥のドラミングがひっきりなしに聞こえて、森の豊かさにうれしくなる

快晴の初夏はいのちがいっせいに燃え上がり、すべての隅々まですばらしい
ぼくにとって歩くことは生きていることを自然の中で実感することにつきる

自然の自由な生き方こそすべてだ、ぼくの暮らしのなかに自然の豊かな自由さに
包まれながら生きてゆかねば、窒息しそうな社会の仕組みは耐えられないだろう


国連人権理事会の特別報告者からの共謀罪への疑義の提示、これが世界の常識なのだろう
戦前の国連脱退前の状況に良く似た様子になってきたようだ
日本の常識が世界の非常識になりつつあること、歴史を繰り返すことになるのか

ぼくらの暮らしで自由に物言えぬことになりつつある世の中にしようとする
日本の常識に世界の常識が反対したのだが
世界の常識が勝ってもらいたいものだ、応援している














































































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初夏に歩く道 キュウイの花は香り豊かに色とりどりの草花に囲まれて

2017年05月19日 | Weblog


小鳥たちの歌声に導かれ、爽やかに初夏の風が吹き抜ける早朝に歩いて歩いて
キュウイ畑に漂うキュウイの花の香りにうれしくなる

さみどりの木々に、草花に、数メートル先をひょい、ひょいと飛びはねるハンミョウに
寄り道をしながら、ゆっくりと深呼吸をして生きていることを実感する

さとやまの豊かな雑木林、日々の移ろい、初夏の爽やかな風、土の匂い、暮らしの匂い
いつも出会って軽く会釈する農家のひとたち、散歩しているお年寄りのひとたち、などなど

時間と共に過ぎ去ってゆく、この平和な自然と暮らしに、いまや、暗雲が立ちこめはじめた
いつのまにか、物言えぬ日々が迫ってきている
小鳥たちのように自由に囀ることが、ひとには出来なくなる日が迫ってきている


































キュウイの花







































































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初夏の山々はさみどりと花々に溢れて爽やかに歩く

2017年05月17日 | Weblog



爽やかな早朝である、小鳥たちは清らかな歌を囀っている想い思いの鳴き声を
森の隅々まで響かせて、囀ることで生きていることを実感しているのであろう

柔らかな初夏の日差しは木々の間から遠慮がちに零れて雫のようにきらっと輝いて
林床の草花たちに目覚めを促していた

木々たちはさみどり色に萌えて、にこやかな笑顔のように、吹き抜けてゆく初夏の風に
話しかけ、ささやきあっていた

刻々と変わりゆく自然と暮らしのなかで、老いていきながらも、歩くあるく、あるく
歩くことで変化を実感して、なにもかもが、昨日とは違っていることに、気づき、
いま、ここに、生きている実感をぼくは味わうことができる

時はこのようにして、いま、ここに、は次の瞬間には過去となり抗いようも無く
過ぎ去っていき、また、新たに、いま、ここに、が目の前で始まるのを慄然として
ぼくらは、迎えねばならないのである、

生きるとはそのようなつながりが延々と続いて、終には終わりを迎えることになる





































































































































































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初夏の瀬戸風峠 新緑とみかんの花 甘酸っぱい香りが身体を包まれて歩く

2017年05月13日 | Weblog

一昨日の夕べは高校の同期で松山近辺の37名が中華料理店に集まり懇親会を開いた
八十路を一つのじいさん、ばあさんの集いであるが、なかなか、みんな矍鑠たるもので
ほとんどが少々の病気持ちながらも、人生あとわずかであるが、大いに楽しい暮らしを
している、毎週のように、カラオケ、社交ダンス、園芸の講習、野菜づくり、など多方面に
楽しんでおり、なかには高齢者大学の講習を受けて学んでいるものさえいる

昨日は東京からの女子2名、Iさん、Yさん、にTさん、S君、ぼくとで淡路ヶ峠を歩いて
旧交を温めて楽しいひと時をすごした

一夜明けて、降り続いた雨も止み、薄日が差し出したので、いつもの瀬戸風峠を歩くが
雨上がりの色鮮やかな新緑とみかんの花の甘酸っぱい香りが一面に漂い、身体を包み込んで
すばらしくうれしい歩きができた













































































































































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瀬戸風峠の初夏に 花々の次々咲き変わりて束の間のいのちかな

2017年05月10日 | Weblog


このところ、快晴の空が新緑に映えてうつくしい日だな、楽しい歩きが出来ていると
翌日は一転して雨が降っているという具合に天候に左右されている

快晴でなくても曇り具合で、暑くなければ歩きもいいのであるが、雨となるとなかなか
歩きづらいものである

そうであっても、時は過ぎ去りて、二日もたつと、道端の花々も入れ替わっていて、
新しい花が咲いていることがなんとなく時をひしひしと感じてしまうから面白いものだ

キュウイ畑で摘花をしている農家のひととひと時の会話を楽しむのも歩きのいいところだ
このあと、実のほうの摘果があるそうで、忙しくなる、この二つの仕事をちゃんとすれば
収穫時は玉太りのいいキュウイになるそうで楽しみだと話していた

新緑も里山では新鮮に、青々とした若葉に、勢いを感じて初夏の装いだなと思うのだが
瀬戸風峠ぐらいになると、夏の勢いになって鬱蒼としたと感じるようになった
これからは木陰を利用して歩きを楽しむことになることであろう





































































































































































































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初夏の豊かな自然にすばらしき花々の咲き乱れ埋もれし時を生きる

2017年05月06日 | Weblog



しずかな、しずかな、里山の初夏、いま、ここに、清楚な花々に埋もれてひしひしと
ひたひたと時間が過ぎ去り、木漏れ日がわずかに傾きだして、はっと息を呑む

普段着のいかにも控えめでひっそりと佇む名も知れない花々をぼくはいつも凝視している
つねづね、このような自然の花たち、明日にも散り去るかもしれない生の生き様に
ぼくのエゴでカメラに収めてしまったことを悔やんでいるかもしれないと思う

初夏のいかにも若々しい新緑の匂いと澄んだ爽やかな空気に華やかな生命の息吹を
感じながらも、その裏で脈々としずかに時を刻む終わりのあることを秘かに思う



































































































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初夏 すばらしき新緑に登山道の花々はかがやきて

2017年05月04日 | Weblog



「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」まさに、そう感じざるを得ない
久しぶりの里山は時の過ぎるにまかせて、冬枯れの装いから一気に初夏に衣替えしたかのよう
わずかの時の過ぎたるにすぎないのに、まるで、浦島太郎の心地さえするものだ

木漏れ日のそこここには、可憐な草花が、わが世の到来とばかりに咲き誇りたるも、つかの間か
あすには散りたるものとなるやも知れず、抗いようも無い時の残酷さも自然のこと

愛らしきものたちを凝視して、わが人生の時の過ぎるをひしひしと、ひたひたと、脳裏に
刻みてわずかな感傷に浸るもよしとしようではないか






















































































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菜菜子の気ままにエッセイ( モーニングカフェと・時々馬の川 )

2017年05月01日 | Weblog


新緑に癒されながら、毎朝国道32号をひた走る。
みんな、どこに向かって走っているの?

まるで上空から操られているみたいに、みんなが同じ速度で走り、たまにビュンと追い越ししたりする車が、変に目立って感じられる。
規定速度以下で走る車も、迷惑に感じられたり、車社会も人間社会も、どこか似ている。
そんな前置きで、いつものお知らせです。

秘境でまいにちいろいろ頑張っている つむじんこちゃんの 次回のモーニングカフェは、5月14日日曜日。毎月第2日曜日ですよ。
そんな美味しいパンのお話で、またまた父との思い出がある。

あれは、小学校三年生の遠足だった。
昔は小中学校の遠足は、全て 地元の山歩きか川巡りでした。

山なんて、今みたいに整地なんかしていなかったので、酷いときは藪の中を、目に突き刺さりそうな枝を払いながら登っておりました。
あれは今思えば、登山ではない。サバイバルに近い。

で、いつもの白ご飯のお弁当に飽きていた私は、同級生の誰かのサンドイッチ弁当に憧れて、これまた忙しくする父の背中にオネダリをした。
『父ちゃん~、お願いがある~あのな、遠足のお弁当な、サンドイッチが食べたいっ!!おねがいっ!勉強するけん、サンドイッチ作って~食べたい!!』
父は以外にあっさりと、引き受けてくれた。
『よかっ!さんどいっちばいねっ!よかとっ!』

そして、遂に遠足当日。
わたしは嬉しさの余り、担任の女先生に前日から、自慢してしまっていた。
『せんせい~わたしの明日のお弁当、サンドイッチです♪』
先生が一緒に食べようかしら!?みたいな返事をしてくれたのが、めちゃくちゃ嬉しくて、オカッパ頭はテンションマックス。

サンドイッチばかりが、目的地の小川の(うまの川)まで、グルグル回っていた。リュックサックは、軽い♪
だって白ご飯じゃなくて、
だってサンドイッチだもん♪
ずっと父の料理を勘違いしていたんだ。
父はラーメンとか、焼き鳥以外にも、洋風料理が出来たんだー
父ちゃん、ナイス!

サンドイッチナイス!お日さまは真上に上がり、気分上々~
『イタダキマース~!!』
と 大口を全開にして、サンドイッチに カジリツイタ!!!!!!

クチの両端から
ぐにゃぐにゃと 何かが飛び出した!!!!!!

……
……
マーガリン
まーがりん
マーガリン

オッサンは、やっぱりオッサンだった。
食パンに約一センチの厚さでマーガリンを敷き詰め、何もハサマナイで、食パンで蓋をして、
それを サンドイッチだと勘違いしていたんだ。

一気に気分は 落ち込んだ。
何も入っていなかったから、ニセモノだと すぐに理解できた。

家に帰ったら、父はサンドイッチは美味しかったか?と聞いてきた。
一言だけ、父に言った
『父ちゃん…あれはサンドイッチじゃあないわ、友達のもらって食べたサンドイッチと、ぜんぜん違う…』
父がリベンジしたのかは?記憶に残っていない
真実は闇の中だ。

ニセモノではない、美味しいパンとコーヒーな時間を、なこちで、味わって下さいね。
優しい優しい 祖谷の風が縁側に広がっていますよ。
草 々

































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