山に登って、星を見る

山登りは、やっぱりきつい
でも、また登ってしまう
星空観察は、夜更かししてしまい寝不足になりがち

ここは観音様ではない城泉寺

2014-09-25 07:55:00 | 旅行
念願の宝陀寺観音様を見物できた
そのあとに
すぐ近く(車で1~2分)に城泉寺がある『ここも寄っていこうか』

ここも
秋のお彼岸の頃にはヒガンバナが咲き誇るのである

熊本県で一番古く残る木造建築物である
『城泉寺阿弥陀堂』
がある国の重要文化財である

元々は
『浄心寺』という名前だったらしい
大正4年に仏像国宝指定の際に誤って『城泉寺』と記載されて以来
この名前になった

その阿弥陀堂に行く前
境内には
七重石塔、九重石塔がある
手前の石塔
段を数えると9ある
そして奥が7段だ

これもかなり古い
国指定重要文化財である

そして以前より気になっていたこれ数えると13段
一番高いのである
でも
これは別に重要文化財でもない
前から不思議に思っていたこの十三重石塔
これの正体がやっとわかった!

隣町の八代市に本物の十三重石塔があり
それは国指定重要文化財であるが
大正時代に
それを似せて作られたレプリカらしい

さて目的の阿弥陀堂

何と、今日は扉が開いてる!写真をよく見ると
このブログに1枚目の写真には写ってないが
2枚目の写真で白い服を着たおじさんがまさに扉を開けているのだ

『中にある国指定重要文化財の仏像が見られる!』

今日は秋のお彼岸
相良三十三観音様一斉開帳の日であるが
ここは関係ない
観音様ではない

中におばさんが入っていてお詣りしていたもしかしたら秋のお彼岸で見にくる人が多いかも知れないので開いていたのかも

中に入って
しっかり仏像を堪能できた

中央に木造阿弥陀如来像左右に両脇侍像がある
いずれも国指定重要文化財だ

ここは
この建物自体と、中にある仏像三体が重要文化財になっている

中央左の侍像右の侍像管理されているおじさんにいろいろと話を伺った

日曜や祝祭日は大体開けているらしい

『今まで何度かここに来たが、開いているのは始めてだ』

と言おうとしたが、やめた

境内にある十三重石塔の事も、このおじさんに聞いたのだ

この城泉寺は鎌倉時代の初めに 、この地方を支配していた豪族が自らの極楽往生を願って建立したとされるお寺らしい

ところで
これくらいの文化財になると撮影禁止となるケースが多いが
堂内には撮影禁止は何も書かれていない
おじさんの前で堂々と写真を撮ったので、おそらく大丈夫なのだろう

と言うことで、仏像の写真をここに掲載した


他の観音様と違い
他に見物人がいなかったので、じっくりと拝観することが出来た
良かったー

外に出たらヒガンバナが今年も咲いていた

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