久保田潤一郎の不健康日記

久保田潤一郎の日常と医療情報

医美心研究会セミナー

2008年05月29日 | Weblog
医美心研究会ってご存知ですか?心と身体を科学する。その上に美しさ。説明するのが難しいのですが、ユニークな研究会なんです。今回のセミナーは肥満に関連した内容でした。内科の先生はなぜ肥りすぎると良くないのかというお話。最近法律で決まったメタボ検診。本当に色々な病気になってしまいます。いわゆる標準体重を維持するだけで、飲まなくて良い薬がこんなに一杯という感じです。私も以前は肥満体でしたから良くわかります。次の話題は精神神経科の先生から「ヒトはなぜやせたがるのか?」。これも面白かったですね。やはり見た目が一番ですかね。生物の中ではかなり変わっていますよね人間は。見た目の派手な雄の種類の鳥はメスの仕事(子育てなど)を手伝わないですって。人間社会と似てませんか?これから女性は益々セクシーになるとおっしゃってましたその先生は。最後の演者から日本人女性のプロポーションについて膨大な資料が示されました。すごく有意義なセミナーでした。そこで私が思うことなんですが、常日頃皆さんにお話していることが正しかったということです。食事のカロリーコントロール(高脂肪高カロリー食はダメ)で体重の維持。毎日のウオーキングで体型と筋力の維持。これに尽きます。梅雨になります。なかなか歩くチャンスがなくなりますが、時間を見つけてウオーキング心がけましょうね。

日本美容外科学会出席

2008年05月12日 | Weblog
平成20年5月11日(日)昨日、第94回日本美容外科学会に出席しました。別に珍しいことではないですよね、私たち医師が学術集会に出席するのは。でも珍しいのです。実はわが国には「日本美容外科学会」という名の団体がどういうわけか二つ存在するのです。よく食品やお店では元祖何々なんてありますね。学会名が同一というのはおもしろいです。どういう理由でこんなことになってしまったのか詳しくは知りませんけどね。私はもう一方の日本美容外科学会の会員ですので、この学会には出席したことがなかったのです。今回は会長さんが誘ってくださったので出席することにしました。盛況ですばらしい会でした。講演内容も豊富で勉強になりました。但し、昼食時にセミナーの司会があったので食事のタイミングを逸してしまい、腹ペコ。その他当院の松田ドクターの発表2題。懇親会ではちょっとワインを飲みすぎ、今日は体が重いです。いつもの事とはいえ全く学習機能が付いてませんね。ところで、ここ数日の気温の変化には体がついていけませんね。かぜをひかないように注意しましょう。

続、秋のニュージーランド

2008年05月04日 | Weblog
ニュージーランド滞在3日目。私は午後のセッションの司会と発表の予定でしたが、7演題のキャンセルがあったので午前中の発表に変更。海外の学会でいつも思うのですが、学生の時にもっと英語ができるようにしとけば良かったと。いくらでもチャンスはあったのですから。正に「後悔先に立たず」。昼食は再び大盛りの世界。よく食べるなあ。午後はフリー討論時間に変更。午後3時終了。夕方から終了パーティー(フィンガーフードとただ飲むだけ)。これで今回の仕事はすべて終了。夕食は日本からの先生方とクイーンズタウンの中心部のFishBoneというシーフードレストランへ。山間部で魚介類を食う。今が旬と言われるカキを食べたかったのですが、残念ながら売り切れ。前回ニュージーランドに来たときはマッスル(ムール貝の巨大版)で大当たり、蕁麻疹で3日間苦しみましたから、今回はサーモンとイセエビにしました。評判通りおいしかったですね。滞在4日目。朝10時にホテルをチェックアウト。トラブルの顛末は前回書きました。タクシーで空港へ。本当は当日帰国したかったのですが、便がない。クライストチャーチに移動、45分間の空の旅。空港近くのホテルにチェックイン。飛行機の出発が遅れたのでもう夕方。街に出るのをあきらめ、ホテルの食堂で一人で食事。ハンバーガーとビール。どうしてこんなにくるのという感じのボリューム。満腹。翌日は午前5時40分発の便に乗らなくてはならないので、寝ようと思いベットに横になってはみたものの、眠れるわけ無いですよ。テレビ観ながらグタグタ。映画専門チャンネルで3本観てもまだ眠れない。とうとう12時を過ぎ、これから寝ると寝過ごすと思っているうちに、午前3時。ゴソゴソと起きだし、シャワーを浴びて荷物をまとめ4時には空港到着。ちょっと早過ぎたかなと思いつつも、一人旅では仕方ないですね。定刻オークランドへ向けて出発。朝焼けの空がとてもきれいでした。1時間半の乗り継ぎ時間で帰国の途に。眠くて眠くて仕方ないので、朝食のときにワインを所望すると、「えっ、朝から飲むの」って言われ、ムッとしましたね。11時間乗ってなければならないので、寝るしかないでしょ。日本の航空会社では考えられないサービスと対応。その他は何のトラブルも無く成田空港到着。今度ニュージーランドに行くことがあれば、ハイキング、スキーなどなどやりたいですね。なにしろ自然が一杯ですから。そうだ、体重はキープできました。

秋のニュージーランド

2008年05月01日 | Weblog
NZLaser2008という光治療を主に討議する会議のためにニュージーランドに行ってきました。どうしても行かなければならない理由はなかったのですが、今回の学会長はオタゴ大学の教授で私の友人なので応援のつもりでの発表です。4月24日18:15成田発、NZ090便(関空経由)で一路オークランドへ。同じ会議に出席する旧知の先生方5名も同じ便でした(便の選択肢がないので)。到着後最初の食事は空港内できつねうどん(揚げ玉も入っているのできつねたぬきうどん?)。まあまあの味。国内線に乗り継いでクイーズタウン到着。快晴、日差しは強烈なのに風は冷たい。教授自らお出迎え。実は同じ便にイタリアの教授夫妻が乗っていたためですけどね。弘前大学から留学中の先生の車でホテルへ。ここまでは順調。ホテルのレセプションにウエブサイトから予約(格安)したとホテルからの予約番号を示すも、理解できない様子。さあここからが大変。こちらも英語が堪能ではないので混乱。チェックアウトの時に判明するんですけど、要するにダブルブッキングされていたのです。ホテル側は高い宿泊代の方を優先したいですよね。1年半前の旅行では日本の旅行会社がすべて手配したのでこんな事は皆無だったのです。朝食なしのプランなのに食べてもいない朝食代をしっかり請求されました。全く困ったものだ。到着早々街まで買い物。夕方からオープニングセレモニー(立食形式で飲むだけ)、その後会長と夕食。コースで魚や肉を選ぶのですけど、肥りたくない人は魚を選びがちですよね。アジア以外、私はいつも肉です。だって肉食いの国ですから。魚介類の取り扱いはすさまじいです。臭い強烈、どこが新鮮なの?翌日朝から講演会。会議そのものは順調でした。休憩時間にしっかりパンと甘いものがでるので、出来るだけ食事をひかえないと肥るんだこれが。でもみんなよく食べるなあ。昼も山盛り。午後の会議をサボってアロータウンオータムフェスティバルへ。パレードと紅葉を見てきました。夕食(やはり肉を選択)は学会主催(但し有料)。前半終了。翌日は発表なので早々(11時半)に就寝。後半は次回書こうと思います。