昨日(?)生まれたということで、
こりゃあ、また忙しいぞぉ~
と思って、
出稼ぎ場に入るよりも先に、
ハトさんのところへ・・・
???
?????
すると、ドアのってか、
事務所の中から、
いねぇぞ~
との、でかい声が・・・
親のハトさんもいなければ、
なんだか、巣の様子もヘンなんです。
どうやら、ヒナがやられたらしい。
え?? だれに?
恐らく、カラスじゃねぇか?
カ、カラス?!
そうなんです。
3年くらい前より、この事務所の南側の大きなスギの木に、
カラスの寝床ができたんです。
ボスが言うには、親がエサを探しにいって留守のときに、カラスの集団に襲われたんじゃないか?
というのです。
これじゃあ、大阪であった集団リンチ事件みたいじゃん
と心によぎります。
すると、西の田んぼの付近で、
親のハトさんが、首をフリフリ子供を捜しているではありませんか?
もう、見てはいられません。
ハトも人間も子供が愛おしいのは一緒。
涙が出てきます。
あんなにつらい様子を見ているのはしのびありません。
折角、昨日「生まれたどぉ~」といった矢先なのに・・・
言葉もありません。
お昼すぎ。
暑さもピークにさしかかろうとしていた、昼下がりです。
また、親ハトが巣の近くの枝に止まって、キョロキョロしています。
まだ、子供を捜しているのです。
事務所の窓には防犯用のフィルムが貼ってあって、
外からは見えないようになっているので、そこから撮影しましたが、
みるにつけ、かわいそうでなりません。
その後、もう一羽のハトがきて、
2羽でからっぽになった巣の近くで、必死に子供を探している姿は、
余りにも痛すぎます。
自然の摂理とはいえ、
無性に悲しく
、
切なく
、
そして憤りを感じざるを得ませんでした。
ハトさんの子育て日記を楽しみになさってくださっていた方々、
こんな結末をお伝えしなければならなくなってしまいました。
とても、悲しく・・・
どう伝えてよいやら悩みましたが、皆様にご報告しまして、
ここに「ハトさん子育て日記」を終了させていただきます。
今まで、沢山の励ましコメント等お寄せいただきまして、誠にありがとうございました。
親ハトさんに代わりまして、木蓮より深くお礼申し上げます。