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日高川町フォトコンテスト、大賞は日高川を飾る花火 〈2017年2月8日〉

2017年02月08日 08時30分00秒 | 記事

大賞に選ばれた堀内さんの「夜空の宝石箱」

金賞の玉置さんの「惜春」

銀賞の児玉さんの「霧が晴れるダム湖」

銀賞の上野山さんの「真妻大明神 頑張れ男意気」


 日高川町観光協会が、写真を通じて町の素晴らしさを再発見し、観光PRなどを目的に開催している7回目のフォトコンテストの入賞者が決まった。大賞は中津で開催している夏祭りの花火を撮影した堀内勇さん(66)=橋本市=の「夜空の宝石箱」が選ばれた。金賞には地元の玉置陽子さん(鐘巻)、銀賞には児玉有一さん(皆瀬)と上野山典男さん(有田市)が入賞したほか特別賞に3点を選んだ。

「日高川町の魅力」をテーマに、町内はじめ日高地方を中心に和歌山市や紀の川市、有田市などから53点の応募があった。今年は「水の国、わかやま」。キャンペーン開催に関連し、水に関する風景などの作品応募も呼びかけたが、例年同様に祭礼や道成寺などが多く、町職員らの意見なども取り入れて観光協会員が選考した。応募作品は、町のパンフレットやポスターなど観光PRにも活用される。
 大賞を獲得した堀内さんの「夜空の宝石箱」は、8月に日高川ふれあいドーム周辺で開催される夏祭りの花火をとらえた作品。高津尾水力発電所後方の高台から、霧がかかる山々をバックに色鮮やかな花火が日高川上空を飾っている。賞金3万円と副賞の産品が贈られる。
 金賞(賞金2万円と副賞)には、桜が散り始めた道成寺境内で春の終わりを惜しむ女性の姿を撮影した玉置さんの「惜春」。銀賞(賞金1万円と副賞)には椿山ダム湖にある椿山半島に霧がかかるシーンを撮影した児玉さんの「霧が晴れるダム湖」と、丹生神社の秋祭りで鮮やかなのぼりを上げる姿を取った上野山さんの「真妻大明神 頑張れ男意気」が選ばれた。
 応募作品は町内イベントのPRポスターや観光パンフレットなどに使用される。
 特別賞は次の3氏で、町特産品が贈られる。「」内は作品名。
 田中嘉宏(紀の川市)「おとぎの国へ」▽阪口成次(御坊市)「晩秋の恵み」▽山本昌広(同)「秋桜日和」。


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