トロント・ナウ

トロントの“今”をお伝え(する予定)します。

Windsor & Sarnia

2008-02-28 03:08:22 | 旅行&出張

日帰り出張編の記事第2弾(実際は前週にBarrieとKingstonにも行ってますが・・・)、Ontario州のWindsorとSarniaに行って来ました

 

まずWindsorですが、TorontoからHighway401を西に4時間ほど(400km弱)行った所にあるUSAとの国境の街です。Detroit Riverという川を挟んで対岸はUSAのDetroitの街、そのためWindsorはカナダ側の自動車産業の中心地として栄えた街でした。今でもUSAとの結び付きは強く、聞いた話ではUSAのThanksgiving(カナダのそれとは日が異なる)も一緒に祝うんだとか

 

ご存知の通り、USAの自動車産業が苦境に陥っているため、Windsorにもリストラの嵐が吹き荒れ、街の人口の15%がここ数年で他地域へ流出、失業率が高く「Most Depressing City」と言われているそうです私が会ったお客さんも、非常に景気が悪く今はどん底状態だと言っていました街には自動車関係の大きな工場が多数ありますが、閉鎖している所も多いようです

 

SarniaはWindsorから北に100kmほど行った所にある、これまたUSAとの国境の街。Windsorからは一度USAに入ると高速を使って早く行けるんですが、私は入国手続きが面倒なので、カナダ国内の道を走りました。間にLake St.Clairという湖があるため、そこを迂回しなければならず、移動に約2時間かかりました

 

SarniaはWindsorに比べて小さい街ですが、ここは石油化学関連の産業が盛んで、車で走っている途中に白い煙を出している大きな工場をいくつか見ました。残念ながら街の端っこを通っただけで、ダウンタウンは見れませんでしたが。。。

 

SarniaからTorontoはHighway402→401経由で約3時間一日で9時間の運転はさすがにきつかった前週にKingstonに行った時も片道3~4時間かかりましたけど、3車で行ける距離と言っても平気で300~400km離れているので大変です。


Halifax

2008-02-20 03:04:22 | 旅行&出張

今回、出張で初めてAtlantic Canadaに行ってきました。訪問したのは大西洋岸のNova Scotia州の州都Halifax。カナダ国内で、イギリス人が初めて築いた街だそうです。

 

Toronto→Halifaxは飛行機で約2時間半。Torontoとは1時間の時差があるので、朝7時20分の飛行機に乗って、Halifaxに着いたのが現地時間の10時20分。着いてすぐに客先でミーティングをして、帰りは同じく現地時間15時30分の飛行機に乗って帰る、という強行日程でした本当は1泊くらいしたかったんですが、翌日Toronto近郊で用事があったため已む無し

 

客先がHalifaxから入江を挟んで向かい側のDartmouthという街にあり、かつ空港もDartmouth側にあったので、街を見る時間は全くないはずでした・・・が、帰りに空港に向かう途中で同僚が道を間違ったおかげで、一瞬街を眺める事ができました私の見た場所からは、海岸のすぐそばまで丘が迫り、段々に建物が並ぶ様子が見られてとても雰囲気の良さそうな街でした

 

でも、実はこの街一番の思い出になったのは、帰りの空港での出来事です。空港に着くまでは同僚と一緒に居ましたが、自分はランチを食べていなかったので、セキュリティゲートの手前で別れ、Tim Hortonsでお昼を食べました。

 

その後、ゲートに着いてモニターを確認し、本を読みながら待つ事30~40分とっくに搭乗開始時間は過ぎているはずなのに、一向に搭乗が始まりません。おかしいなと思って再度モニターを見ると「Hamilton 16:45」になってるじゃありませんかその瞬間、全てを悟りました・・・「しまった1時間時差があるんだった」。

 

道理で同じ飛行機に乗るはずの同僚の姿が見えなかったわけだ・・・、ゲートに着いた時に人が少なかったのも既に搭乗が終わってたからだ・・・、とか考えても全て後の祭り。結局、空港のカウンターに行ってその日の最終便に変更する事ができましたが、追加料金が掛かった上、更に3時間空港で待つ羽目になりました

 

自業自得とは言え、よくもまあこれだけ空港でトラブるなと自分でもびっくりです


Ottawa⑤

2008-02-17 03:03:22 | 旅行&出張

Ottawa2日目、朝一の国会議事堂ツアーに参加するため、早起きをして朝9時にチェックアウトしました

 

①Parliament Building(国会議事堂)

ホテルを出発するのが予定より少し遅れたため、到着したのは9時20分ギリギリでしたが、予想通り(日曜日の朝一なんてカナダでは人が来るわけない)全く並ばずに入れました。しかも、てっきり有料だと思っていたのに見学ツアーは無料で参加できるそうで・・・素晴らしいですね

 

見学ツアーでは、上院(元老院、The Senate)、下院(庶民院、The House of Commons)、ホール、図書館などを順番に見学しました。ガイドの人から、カナダ議会の歴史や仕組み等について説明してくれるので、訪問するならぜひ参加した方が良いと思います。ツアー時間ははっきり覚えていませんが、1時間くらいかと。

 

ツアー終了後、中央のPeace Towerと呼ばれる塔に上りました。ここは展望台になっていて、Ottawaと対岸のGatineauの街並みがよく見えます

 

  

 

②National Gallery of Canada(カナダ国立美術館)

続いて、「National Gallery of Canada」を訪問。Parliament Buildingから10分も歩かずに行けます。近くにはアメリカ大使館、ノートルダム聖堂、ロイヤル・カナディアン・ミントなど。

 

過去に行ったWashington D.C.やNew Yorkの美術館には比すべくもありませんが、18世紀頃のQuebec出身の画家の作品や、Native Canadian(Inuitの人たち、ただし1930年代作だったりする・・・)の美術があります。私は絵画を中心に見ましたが、ヨーロッパで見られるような宗教的な絵画よりも、自然をモチーフにした絵が多いように感じました。

 

③Canadian Museum of Nature(カナダ国立自然博物館)

こちらはちょっと街の中心から離れているのですが、観光案内所で聞いたら「歩いて15分くらい」と言われてしまったので(本当はバスを勧められると思っていた)、寒くて雪がちらつく中、歩いて行きました

 

全部で4フロアあって、化石(恐竜など)、哺乳類、特別展示、鳥類と分かれていますが、現在建物の半分くらいが改装中で実はあまり見る所がありませんわざわざ行くほどの所ではないかと。。。MontrealのBiodomeの方が、生きている動植物を見られるのでずっと良かったです

 

ここまでで時間は14時半くらい。帰りの列車は18時5分の予定だったんですが、もう一本前に16時45分という列車があったので、早めに駅に行ってもし前のに乗れたら乗ろうとタクシーを捕まえることに。ダウンタウンの方に向かって歩くこと10分、ようやく1台のタクシーを止める事に成功しましたが、ドアを開けた瞬間に大音量の音楽・・・かなり嫌な予感

 

タクシーの運ちゃんはレバノン人で、駅に行くまでの間ずっと音量を上げたり下げたり、CDを入れ替えたりと大忙し(?)、後ろの座席は当然音がうるさいわけで、駅までの20分間、レバノン音楽(アラビアン・ナイトみたいなやつ)を聞かされ続けましたあれだけ陽気に「良い音楽だろ?」って聞かれちゃ、音楽止めろとも言えませんて。。。

 

そんなこんなで駅に着いて、まずはチケット売り場に行って早い時間にチケットを変更(追加料金発生)。16時45分の列車に乗ってTorontoに帰りましたVIA1のシートはComfortと横幅はほとんど変わらず、縦に若干余裕があるくらい(その意味では、Comfortのシートも十分快適、何せ爆睡してましたしね)、食事はカナダ系航空会社で出るものとまあ同じレベルです。あまり期待しちゃいけませんね

 

食事が終わった後、隣に座っていたおじさんが話しかけてきて(彼は某大手金鉱会社の人でした)、お互いの仕事の話なんかで盛り上がりました。同じ車両の他の人たちも隣同士で話をしていましたし、飛行機よりも隣の人と会話がしやすい雰囲気でした。一等車だった事も関係してるんですかねえ。

 

ということで、出張を含めて2度目のOttawa訪問が終了。思ったよりも楽しめましたし、月並みですが行って良かったです


Ottawa④

2008-02-16 03:02:20 | 旅行&出張

TorontoのあるOntario州(他にAlberta州とSaskatchewan州も該当)では、今年から2月第3週の月曜日が「Family Day」と言う祝日になりました。今年初の導入とあって、会社によっては休みでない所もあったようですが、私の会社はこの日がお休みとなり、週末は3連休でした

 

実は直前まで知らなくて特に予定を立てていなかったんですが、せっかくだからどこか近場に旅行しようと思い立ち、冬の間運河がスケートリンクに変わると聞いていたOttawaに列車(Via Rail)に乗って行く事にしました

 

「Via Rail」はCanadaの西海岸から東海岸までカナダ全体を網羅していますが、私が乗ったのは「Corridor」(東部近郊鉄道)と呼ばれている路線で、Windsor~Quebec City間を運行しています

 

「Corridor」には、ComfortとVIA 1という2種類の座席があり、Comfortは座席指定なしの二等車、VIA 1は座席指定で更に飛行機のように食事が出る一等車です。チケットの予約はインターネット経由でできますが、折角なので両方乗ってみよう・・・と行きはComfort、帰りはVIA 1で予約をしました。(各列車にDiscountの枠が設定されているので、早めに予約をすると安く利用できるようです

 

初日のVia鉄道は朝7時45分にToronto出発、昼12時8分にOttawa到着(予定)。出発の30分前(チェックインする荷物がある場合は1時間前)に来るようにとeチケットに書いてあったので、朝7時頃にUnion Stationに行きました

 

駅では、まず設置されているKiosk端末で乗車券を発券します。eチケットに2次元バーコードが印刷されていて、端末でそれを読み取るんですが、精度が悪いらしく発券できなくてイライラする人がちらほら。私はスムーズに発券できましたけど

 

チェックインする荷物は特に無かったので、ホームに行きそのまま乗車。Comfortの車両は上に書いたように基本自由席ですが、私は割と早く乗車したので窓側に座る事ができました。座席は思ったより広く快適・・・隣に人が居ても足を組んで座れるくらいの広さと言えば分かりますかね。

 

  

 

そして、ほぼ時間通りに電車が出発車窓からの景色を楽しむはずだったんですが、土曜の朝で週中の疲れが残っていたのと、朝早かったこともあって、出発した直後から爆睡しかもそのまま何とOttawa近くに行くまで4時間近く眠り続けてしまいました覚えているのは車内販売と切符の確認の時に人が来た事くらいでしょうか列車の旅がハイライトだったはずなのに・・・

 

起きた時にはもう12時を過ぎていて、しかも見慣れない駅に停車していたので、もしかして乗り過ごしたかなんて焦りましたが、どうやら少し遅れていたようで予定より1時間ほど遅れてOttawaに到着。到着後はタクシーに乗って、まずはOttawa市内のホテルにチェックイン、その後観光に向かいました。

 

既に午後2時半を過ぎていてあまり時間がなかったので、早速この旅行のもう一つのハイライトである「Winterlude」へ。「Winterlude」はOttawaの冬に行われるフェスティバルで、今年は2/1~17にかけて様々なイベントが開催されています

 

 

 

まず、全長6kmのスケート場と化した「Rideau Canal」(リドー運河)へ行って見ると、予想以上のすごい人出どうやらスケート靴を履いていなくても運河に入れるようなので、凍った運河の上を少し歩いてみました運河の上でスケートができるだけではなく、出店まであるのはすごいなと感心。

 

  

 

しばらく歩いていると、人が集まっているイベント会場らしき物が見えたので、運河を出てそちらに立ち寄ってみました。残念ながら、特別なイベント(バンド演奏等)は行われていませんでしたが、氷の彫刻がありました(彫刻自体は、以前Torontoの「Winter City」で見たものと似たような感じ)。その会場の出店でホットクッキーを買って食べて、また元来た運河を戻りました。

 

その後、国会議事堂(Parliament Building)を観光しようかと思ったんですが、どうやら入るのにけっこう並んでいる様子・・・この日のOttawaは-10℃を超える寒さで、ずっと外を歩いていて体が冷え切ってしまったので、「Rideau Centre」(ショッピングモール)のフードコートに行って、体を暖めがてらご飯(結局、これが夕食になった)を食べました

 

まだ時間は17時くらいでしたが、外に出ると更に寒くなってきたので、今日はもう帰ろう・・・と観光案内所に寄って「Parliament Building」のツアー時間を確認(翌朝9時20分からでした)して、ホテルに戻りました。後はゆっくりホテルでくつろいで、1日目終了。2日目は国会議事堂と美術館・博物館巡りです。


日本一時帰国

2007-12-30 02:10:19 | 旅行&出張

カナダの休日は、25日(Christmas day)と26日(Boxing day)だけですが、多くの人がクリスマスから年末にかけて休暇を取ります私もこちらのクリスマス休暇に合わせて休みを取り、12/21~30にかけて日本に一時帰国しました

 

今回の帰国で一番印象的だったのは、「SUICA」と「PASMO」が相互利用可になったことです。地下鉄やバスにも1枚のカードで乗り降りできるって便利ですよねえ

 

久々に家族や友人に会えて、とてもリラックスした時間を過ごせました色々必要な物も買い込めたので(←これ重要)、しばらくは生活も安泰です


Chicago③

2007-10-08 10:22:23 | 旅行&出張

最終日、この日は朝9時の飛行機でTorontoに帰っただけですが、空港絡みであった話を2つ。

 

まずはChicagoのO'Hare空港にて、少し早く着いたので朝食を取ることにしました。空港内を歩いてたまたま見つけたフードコートに入ると、そこに「Billy Goat Tavern & Grill」というシカゴで有名(らしい)なお店がありました他の店はガラガラなのに、ここだけなぜか行列・・・。せっかくだから食べて行こうという事で行ってみました

 

7:30~11:00は朝食の時間ということで、卵(どう調理するか選べるみたいです)とオムレツのメニューが中心。自分は「Veggie Omelet」を注文、ハッシュブラウンとトーストが付いてたしか$5~6くらいとリーズナブルな値段で美味しい朝食が食べられました

 

 

 

もう一つは、TorontoのPearson空港での出来事。入国管理官に向こうで何か買ったか?と聞かれて「No」と答えると、「Are you sure?」と更に聞かれ、何でだろうと思いつつも「Yes」と返してそこは特に問題なく通れたわけですが、その後、税関を通り抜けようとしたら呼び止められて、違う部屋に行かされました

 

何だか嫌な予感はしたんですけど、案の定、荷物を全て開けられて中身をチェックされました何も買ってなかったので問題はありませんでしたが、後になって考えてみると、Chicagoに観光に行く人ってあまり居ないんでしょうねしかも短期だったので実は買い物目的だったんじゃないかと疑われてしまったのでしょう。前回、Buffaloに行った時の事が思い出されました・・・


Chicago②

2007-10-07 10:20:20 | 旅行&出張

2日目、朝8時半に起きて9時にホテルを出てダウンタウンヘ向かいました建築ツアーは10時スタートだったので時間に余裕を持って出たはずが、地下鉄が予想以上に時間がかかり、10時ギリギリにツアーの集合場所である「Chicago Architecture Foundation」のショップ(前日にチケットを買った場所です)に到着しました

 

①Historic Skyscrapers

まずは、10時から約2時間の「Historic Skyscrapers」ツアーに参加。ダウンタウンの1860年代~1930年代にかけての建築物を徒歩で見て回ります。10人くらいのグループにガイド(ボランティアらしい)が付いて、Chicagoの摩天楼の歴史や建築物について説明してくれます。主な見所は「Auditorium Building」、「Marquette Building」、「Chicago Board of Trade Building」など。

 

  

 

ツアーは12時過ぎに出発点に戻って終了。その後、近くにあった「Dunkin Donuts」で昼食を食べて、13時前に次のツアーに参加すべく戻ってきました。

 

②Modern Skyscrapers

13時からこれまた約2時間の「Modern Skyscrapers」ツアーに参加。こちらは1940年代~1970年代くらいまでの建築物を徒歩で見て回ります。主な見所は「Federal Building」、「Chase Tower」、「190 S.LaSalle Building」など。鉄筋コンクリート&長方形の殺風景なビルが多いので、個人的には午前中の「Hystoric Skyscrapers」の方が面白かったです

 

  

 

ツアーは最後に訪れた「190 S.LaSalle Building」で現地解散になったので、そのまま市内観光に向かいました。

 

③Grant Park & Buckingham Fountain

「Grant Park」はダウンタウンのミシガン湖畔沿いにある巨大な公園です。シカゴ・マラソンのスタート地点がここだったようで、自分が着いた頃にはちょうど撤収作業をやっていました。公園の中央に「Buckingham Fountain」と言う巨大な噴水があります。

 

 

 

④The Art Institute of Chicago

Chicagoは美術館&博物館の街としても有名で、この「The Art Institute of Chicago(シカゴ美術館)」はアメリカ三大美術館の一つだそうです。着いたのが16時、閉館が17時とほとんど時間がありませんでしたが、ヨーロッパ絵画のフロアに行ってゴッホ、セザンヌ、モネあたりを見てきました。ちゃんと見るなら少なくとも半日はかかると思います。

 

 

 

美術館を出た後は、そのままMichigan St.(NYで言う5th St.のような通りです)を北上し、超高層ビル群とブティックを眺めながら歩きました。

 

⑤AON Center

ChicagoでSears Towerに次ぐ2番目の高さ(83F建て、346m)の超高層ビルです。

 

 

 

⑥Wrigley Building

リグレー・チューイング・ガムで有名なリグレー社の本社ビルです。

 

 

 

⑦Tribune Tower

シカゴトリビューン(新聞社)の本社ビルです。

 

 

 

⑧John Hancock Center

Chicagoで3番目の高さ(100F建て、344m)を誇る超高層ビル。94Fに「The Hancock Obsevatory」と言う展望フロアがあり、$11.2で上ることができます。

 

 

 

前日に行った「Sears Tower」は南から、この「John Hancock Center」は北からダウンタウンを見る事ができますが、時間がなければ両方行く必要はないのではないかと。こちらの方が「Sears Tower」よりも空いていてすぐに上れました

 

 

 

降りてきた頃にはもう19時過ぎ、翌日は朝8時の便でTorontoに戻る事になっていたので、ホテルに戻る事にしました。疲れたのでバスに乗って地下鉄の駅に向かうことにして、そこまでは良かったんですが・・・バスを降りて歩いている時に写真を撮ろうとカメラを出して電源を入れたら液晶が真っ白に・・・

 

どうやら後ろのポケットに入れていたので、バスで座った時に踏みつけて液晶にヒビが入ってしまったようですカメラを壊したのは先日のペルー旅行に次いで二度目、しかも今回は買ったばかりなのでショック・・・すっかり意気消沈して大人しくホテルに戻りました

 

夕食はホテルの側のステーキレストランに行きましたが、値段が高い割に肉を焼きすぎていてあまり美味しくなく、更にテンション楽しいChicago旅行のはずだったんですが、最後の最後でケチが付いてしまいました。。。(一つは自分が悪いんですけど)


Chicago①

2007-10-06 10:15:23 | 旅行&出張

10月最初の週末はThanksgivingで3連休、去年はこの連休を使ってWashington DCに遊びに行きました。今年もどこかに行こう、近場で行った事がないのは・・・Chicagoくらい!?という事で急遽2泊3日でChicagoに行ってきました

 

Torontoを朝10時出発の飛行機に乗り、所要時間は約1時間半、そして1時間の時差があるので、10時30分過ぎに現地到着。ホテルが空港の側だったので、まずはホテルに荷物を置きに行く事にしました。

 

自分の滞在したホテルは空港から地下鉄(ブルーライン)で駅一つのRosemontという地区でしたが、このエリアは空港に近くConvension Centerがある事から、周辺にホテルがたくさんありました。ただ、買い物をしたり、食事をしたりするような場所はありません

 

Chicagoの地下鉄・バス・高架鉄道(エル)は、CTA(Chicago Transit Authority)が運営しており、乗る時には共通で使えるトランジットカードを購入します(カードは磁気カードで後でお金をチャージする事も可能)。また、ビジター向けの1日パス($5)、3日パス($12)があり、1回乗ると$2くらいかかるので、観光するならパスを買った方がお得です。地下鉄でカードを買う時にある券売機だけすごい列ができていたので、何でだろう・・・と思いつつ、気付かずにトランジットカードを買ってしまいましたが

 

ホテルにチェックインした後、再び地下鉄に乗ってダウンタウンへ。20~30分で着くと思っていたら30~40分くらいかかりました(空港⇔ダウンタウンは40分はかかると思われます)。ダウンタウンに着いてまず行ったのは「Chicago Cultural Centre」、ここの観光案内所で情報を収集し地図をもらいました。そしてChicago観光がスタート

 

①Chicago Architecture Foundation(シカゴ建築財団)

 

「地球の歩き方」によると、Chicagoはどうやら摩天楼の街らしい、そして摩天楼を巡るシティツアーがあるらしい、という事が分かり、ツアー申し込みのために「Chicago Architecture Foundation(シカゴ建築財団)」に行きました。

 

 

 

ビルの1Fがショップになっていて、ツアーのチケットがそこで購入できます自分は翌日の「Historic Skyscrapers」(AM10時から2時間)、「Modern Skyscrapers」(PM1時から2時間)と言う2つのツアーに申し込みました。それぞれ$15くらいだったかと。

 

②Lincoln Park(リンカーンパーク)

 

CAFを出た後、151番のバスに乗ってダウンタウンの北にあるLincoln Parkへ行きました。NYで言うCentral Parkのような巨大な公園で、ここから見るダウンタウンの景色が素晴らしいという事で行ったのですが、ダウンタウンの街並みはほとんど見えませんでした。多分場所が悪かっただけなんでしょうが

 

で、代わりに公園内にある「Lincoln Park Zoo」を散歩してみました。無料の動物園にもかかわらず、かなり敷地が広く、そしてちゃんとライオンがいたのが印象的でした自分は行きませんでしたが、園内には巨大な植物園もあるそうです。アメリカの都市はこう計画的に公園が配置されている点が良いなあと思いますね。

 

  

 

③Sears Tower(シアーズタワー)

 

Lincoln ParkそばのClark St.沿いのカフェでちょっと休憩した後、再び151番のバスでダウンタウンに戻りましたが、このバスがちょうど「Sears Tower」の前で止まる事が分かったので、そのまま観光に行きました

 

110階建てのこのビルはChicagoで一番、世界でも三番目の高さ(108F建て、442m)を誇るChicagoを代表する超高層ビルです。ここには103階に「Skydeck」と言う展望台があり、Chicagoの街並みを一望できます。夕方だったので夜景は見れませんでしたが、シカゴの高層ビル群がとてもよく見えました

 

  

 

「Skydeck」の入り口は地下にあり、まずセキュリティチェックを通され、チケットを買い、写真撮影をして(どっちが先か忘れましたけど)、いざ上へ・・・と思いきや、その前に「Sears Tower」の紹介ビデオをミニシアターで見せられます。最初はこんなのに並ばせるなよ・・・と思いましたけど、見てみたら意外と勉強になって良かったなと

 

ビデオを見終わってようやくエレベーターに到着。こう何度も並ばされる所はNYの「Empire State Building」が思い出されましたが、実際上に行くまでかかった時間は40分でした。ただし、上に着いたら既に帰りのエレベーターに長い行列ができてましたけどね・・・ちなみに帰りは30分弱並びました

 

④Chicago Mercantile Exchange(シカゴ・マーカンタイル取引所)

 

シカゴの商品先物取引所&金融先物取引所です。「Sears Tower」から「Chicago River」沿いの道を北上する途中にありました。

 

 

 

⑤The Civic Opera House(シビック・オペラ・ハウス)

 

アメリカ3大オペラの一つLyric Opera of Chicago(シカゴ・リリック・オペラ)の会場です。今回はミュージカル・オペラなどのイベントはパスしたので、建物を見ただけです。

 

 

 

⑥Chicago River(シカゴ川)

 

シカゴのダウンタウンを南北を分断するように流れている川です。高層ビルと一緒に写真を撮ってみました。

 

 

 

 

街をぶらぶらしているうちに夕方6時くらいになったので、ここらで夕食を取る事として、シカゴピザが美味しいと『地球の歩き方』に紹介されていた「Lou Malnati's Pizzeria」に行きました周りには何もなくて本当にこんな所に店があるのか・・・って感じでしたが、店に行ってみるとけっこう混雑していました。本当に美味しい店なんでしょうね。

 

混んでいたのでバーカウンターに通されて、TVでちょうど野球の「Chicago Cubs」戦を見ながらビールとピザを楽しみました。シカゴピザは見た目はタルトみたいですが、味は普通のピザで、生地がふわっとした食感です。

 

 

 

バーでたまたま隣に座った兄ちゃんと少し話した時に、この週末にシカゴ・マラソンと言う一大イベントが行われている事を知りました。何でも1年で人が一番多い週末だったらしいです道理でホテルが高いと思った・・・

 

夕食を終えた後は大人しくホテルへ帰還。せっかくなので高架鉄道(エル)→地下鉄と乗り継いで帰ってみました。午後8時過ぎでしたが、特に危険な感じもなく普通に帰れました。ここまでで1日目終了2日目は摩天楼をひたすら見続けます


Canadian Rockies ⑤Badland

2007-07-25 08:08:22 | 旅行&出張

7/25(水)、旅行の事実上の最終日は「Badland」に行きました

 

「Badland」はCalgaryから車で東に1時間ほど行った所にある「Drumheller」という街の周辺一帯を指します。この地域は、地層が露出した特異な地形と、多くの恐竜の化石が発掘される事で有名で、「Royal Tyrell Museum of Paleontology」(ロイヤル・ティレル古生物博物館)は世界でも有数の恐竜博物館だそうです

 

朝9時半頃に車でDrumhellerの街に入り、そこを起点に「Dinosaur Trail」と「Hoodoos Trail」と呼ばれている2つの主要な観光ルートを車で移動しながら、いくつか観光ポイントに立ち寄りました

 

 

 

まずは「Dinosaur Trail」から。

 

①Royal Tyrell Museum of Paleontology(ロイヤル・ティレル古生物博物館)

前述の古生物博物館。博物館自体の大きさは思ったよりも小さかったですが、日本語ガイドのテープを聴きながら見て回ったら3時間以上かかりました(入場料はC$10)

 

  

 

展示は全てが博物館の周辺で採取された化石というわけではなく、他地域からのコレクションもあります。ティラノサウルスやトリケラトプスと言った有名どころから、地元のアルバータサウルス、エドモントサウルスまで特に恐竜の化石コレクションが充実しています。

 

ちなみに、化石発掘見学ツアーや化石のレプリカ作り体験など、体験型のイベントもいくつかあります。

 

②Horsethief Canyon(ホースシーフ谷)

「Badland」を一望できるポイントです。何だかスケールの大きさに圧倒されてしまいました

 

 

 

③Bleriot Ferry(ブレリオットフェリー)

「Dinosaur Trail」に沿って流れる「Red Deer River」の渡し場にある“車ごと乗れる”フェリーです。幅百メートルほどの川を渡るのに、所要時間10分くらい。体験としては面白いですが、なぜ橋をかけずこんな時間がかかる事をしているのかは不明

 

 

 

続いて「Hoodoos Trail」です。

 

④The Hoodoos(フードゥー)

氷河の侵食によって形成されたと言われるキノコ型をした土柱群。「Badland」の代表的な写真として紹介されている事が多いですが、行ってみると意外としょぼいです

 

 

 

⑤Rosedale(ローズデール)

「Drumheller」から上の「The Hoodoos」に向かう途中にある街で、「Red Deer River」にかかる吊り橋が有名です。吊り橋と言っても、木製の歩く度に大きく揺れるような橋ではなく、金属製のしっかりした橋なので、あまり怖さはないです。

 

 

 

最後にDrumhellerの街に戻り、観光案内所にある「The World Largest Dinosaur」の写真を1枚。本当に世界一かどうかは知りませんが、かなり目立ってました。ちなみに、Drumhellerは街中に色々な恐竜の像があり、まさに「恐竜の街」です。

 

 

 

観光を終えたのは16時過ぎくらい。そこからCalgaryの街に戻り、ダウンタウンで夕食を取り(カナディアンのレストランでしたが、名前忘れました・・・)、長い1日、そして全旅程が終了翌日に飛行機でTorontoに戻りました

 

念願のCanadian Rockiesは、目に映る景色が今まで見たどの景色とも違って、とても印象深い場所でしたまた来る事があったら、今度はちょっとのんびりしたいですね。カナダで長期に休んで旅行に行けるのはもしかしたらこれが最後かもしれませんが、カナダ国内で行きたい所は大体行けたかなという感じです


Canadian Rockies ④Banff→Calgary

2007-07-24 08:07:00 | 旅行&出張

7/24(火)、朝起きたら何と9時2日連続の寝坊から1日が始まりました

 

せっかくBanffに来ているんだから、何かアクティビティをやろうと言う事で、候補に上がったのが乗馬とラフティング。入園料の関係で「Banff National Park」を16時までに出なければならなかったので、まずはBanffで乗馬をして、その後公園の外に出て「Kananaskis Country」にてラフティングをする事にしました。

 

「Warner Stables」の「Bow River Ride」と言う1時間コース(C$36)の予約が12時で取れたので、フードコートでブランチを食べた後、「Warner Stables」に向かいました

 

 

 

1時間コースの参加者は15~16人居て、最初ガイドの人から簡単なインストラクションがあった後、いよいよ出発一列になって牧場の周りのトレイルを歩きましたが、どの馬も大人しくて特に指示を出さなくてもちゃんと前に付いて歩くので、想像以上に簡単で楽しかったです苦労するとしたら、油断すると道端の草を食べようとするくらいでしょうか(自分の前の人の馬が食欲旺盛で大変そうでした)。

 

乗馬を終えた後、近くにある「Cave & Basin National Historic Site」 (ケイブ&ベイスン国定史跡)を見に行きました。ここはカナダ国立公園発祥の地で、当時鉄道工夫によって偶然発見された温泉とそれに併設されたプールを見る事ができます。強烈な硫黄の臭いがして、これぞ温泉という感じ 先日の温水プール(?)とはえらい違いです

 

その後、「Banff National Park」を出て「Kananaskis Country」にてラフティングの申し込みをしようと思いましたが・・・、ここが予想以上にしょぼかった現地で直接申し込めるツアーがなかったので、パンフレットをもらってツアー会社に電話しましたが、当日は既に予約が一杯とのこと已む無くラフティングは諦めて、Calgaryに向かいました

 

ホテルにチェックインした後、夕方から軽くCalgary観光。以前このブログでも紹介した「Calgary Tower」に上り、メインストリートの「Stephen Ave. Walk」を歩き、最後は「Caesars」のアルバータ牛ステーキで締めました。ここの「Filet Mignon」は何度食べても絶品です

 

4日目はこれにて終了。5日目は旅行のもう一つ目玉、「Badland」観光です。