惑星ひきこもり通信

ひきこもっている人の、とある1日です。
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4月28日 寂しい

2017年04月28日 21時10分28秒 | 日記
今日は朝から夕方までデイケアでした。
午前7時に起床して、午前8時30分に家を出ました。
午前中から昼過ぎにかけてパン作りをやって、午後はデイケアを行っている建物の脇に畑というか花壇のスペースが有って、そこの雑草を抜いて整えました。
1日を振り返ると、全体的には良くも悪くも無難にこなせたかなという感じです。

デイケアが終わった夕方の帰り道、猛烈な雨が降ってきました。
朝に家を出る時点で傘を持って出掛けなかった人達を迎えに行く為の車で渋滞が始まりました。
通常は車で片道35分程度の道のりを、1時間掛けて帰ってきました。
遅々として進まない車中で、フロントガラスを打ち付ける雨粒を一定のリズムで拭うワイパーを見ながら自分の事を考えました。

僕は話し掛けてもらうのが嬉しいです。
デイケアでも僕に積極的に話しかけてくれるメンバーがいて、本当に嬉しいし心から感謝しています。
しかし、思い返せば子供の時からそうなのですが他人に話しかけられた瞬間に軽いパニックのような状態になります。
自分に話しかけてきてくれた相手に対して良いところを見せようとして、過度に気を遣ってしまいます。
その結果、思考が空回りをして言葉が出てこなくなり、会話が成立しません。
会話が成立しなかった事が、話しかけてきてくれた相手に対して申し訳ないという気持ちになります。
申し訳ないという気持ちが、自分が周囲とのコミュニケーションを遮断するきっかけとなり孤立します。

全ての局面においてそうなってしまうわけではありません。
事前にこれとこれを伝えようとシミュレーションして会話に臨むと失敗する事は少ないです。
ただ、その場合は「会話」というより「連絡」だったり、やった事は有りませんが「プレゼン」だったり、何かの「司会進行」というべきでしょう。
僕は小学校から高校までの間に学級委員を何度も経験しました。
自分から学級委員に立候補した事は1度も有りませんが、そういうものを押し付けられるというか、やらされやすいキャラクターだったのでしょう。
学級委員を担当すると何かの司会進行を任される事がありますが、人前で話すのは緊張はするものの嫌ではありません。
むしろ、得意な方なのかもしれません。
僕にとって問題であり、苦手なのは雑談です。
雑談をうまくこなしていける人に対してうらやましいという感情を抱くようになったのは中学生の頃だと思います。
おそらく、その頃に自分は周囲に比べてこれが苦手なのだなと、薄々と自覚し始めたのでしょう。

次に精神科医の診察を受けるのは少し先になるのですが、この辺りの事を説明した上で正直に「とてもつらい」と伝えてみようと思います。
伝えたところで向こうが受け止めてくれるのかは不安です。
しかし、自分が何に一番つまずいているのかを、最近になって自覚して言葉で表現できるようになりました。
上手く伝えられれば幸いです。