箱庭を騙る檻の中の書庫

漫画や小説、音楽などに対する主観的感想。
最近偏り気味です。

WJ03号 家庭教師ヒットマン REBORN! 標的174『決戦前夜?』

2007-12-17 01:19:21 | 雑誌[J]
先週の感想の追記もできないまま1週間が過ぎてしまいました;
いい加減土日の休日出勤がなくなってくれないかなとサンタさんにお願いをしたい今日この頃…。
どう考えても間に合いませんが;(←それ以前の問題が山積みと言う)

というわけで、まずは今週の感想から参ります。
先週のは、また折をみて編集します。

今週は台所で料理に勤しむハルとビアンキ、イーピンからスタート。
残り少ない牛肉をたっぷり使ってのご馳走を計画中のようです。

一方なにかにジャンニーニは徹夜で発明する準備としてつなぎを着てますが…
これはこれで可愛いと思える後姿なのですが…同じつなぎでもツナたちが着たときと
何故こうも胸のトキメキが違うのでしょう(←聞くな)。

ツナも獄寺も山本も修行の仕上がりは上々。
ですが、どこか様子のおかしいツナ。
『ちょっと用があって…!後で!』と声をかけつつ去るツナに
『はい!』『ういっ』と返事する獄寺と山本がよいです。

って、あれ?リボーンの本当の姿の話はどうなりました?
もしかしなくてもスルーですか??

ツナはどうやら、京子に貰ったお守りを失くしてしまったようですね。
探しに走り回ってます。

そして、今回の扉絵は京子。
女の子単独での扉は珍しいですね。耳当てに手袋にと冬の装いなのに
ミニスカートなところがさすが中学生若さ溢れてます可愛いです。

場面変わりヒバリのアジト。
ここでは成人組が何故か全員着物姿で勢揃いしています。

了平:『ヒバリ!明日は我ら年長組 いいとこ見せんとな!!』
雲雀:『いやだ』

途端暴れだす了平を後から羽交い絞めする草壁。
『中坊ん時から成長せん男め!!』と憤る了平ですが、
この二人は10年後の二人なんですよね?
10年間、草壁はずっとこんな感じだったのでしょうか;不憫(涙)。
そして、メモをとることを覚えただけの 兄に
「成長してない」と言われちゃいましたよヒバリ…あわわ。

ラル・ミルチは、自らの体調をおして明日の作戦に参加するとのこと。
ここでリボーンが登場。どうやら、草壁がはじき出した
明日の突入作戦のシミュレーション結果についての会議のようです。

その成功率、わずか0.0024%

ここで一番衝撃を受けたのは、
「ヴァリアーは成功率が90%を越えなければミッションを行わない」ということ。
一流のプロ故、またあくまでヴァリアークオリティを持つ彼らの基準だとのことですが…。
しかし、最後の最後ので、こんな数字は無意味だと切り捨てましたよリボーン先生;
伸びざかりのツナたちは、計算に当てはまらないのだと告げます。

『数値化できねーところに あいつらの強さはあるからな』

これは、ツナだけでなく山本も見てきた故の言葉なのでしょうね。
…あれ?獄寺は??(←マテ)

一方お守りを探し回るツナは、洗濯物を運ぶ京子と角でぶつかります。
少女漫画の出会いシチュですねわお!!

謝りつつ洗濯物を拾うツナに、京子は『ありがとう』と告げます。
『いや完全に俺の不注意だから』と言うツナに、京子は『そーじゃなくて』と応えます。

彼女がお礼を言いたかったのは、初めて10年後に来たとき、ツナが太猿と戦ったときのこと。
どうやら京子はあまりの恐怖で記憶が飛んでいたそうです。
でもようやっと全部思い出せたと。


京子:『やっぱりあれはツナ君だった!!』
ツナ:『!え………』
京子:『私 何度もツナ君って叫んでたね!』
ツナ:『…………………』 『うん』

アハハと笑いあう二人がとても可愛いです。
京子以上にツナが可愛く見えます;
明るい京子の笑顔に惚れ惚れするツナ。やっぱり彼女はツナにとって太陽なのですね。

とここでお守り発見!京子が拾っていたようです。
『普段は大事にしてるんだよ!!』と慌てて言い訳するツナですが、
そのことはリボーンに聞いて知ってた京子。
皆で相談して、お守り用うちポケットをジャケットに付けたそうです。落ちないようにフタ付き。
ツナ…そういうトコに目が行くとは主婦のようだとか言っちゃダメですかそうですか。

明日は過去に帰るための大事な日ということは、皆が知っていると告げる京子に
真剣な顔で『京子ちゃん…オレ 必ずみんなを過去に…』 と言いかけたツナですが

京子:『無茶しないで…』
ツナ:『え!?』

途端素に戻ってわたわたしながら話を合わせます。

ツナ:『そーだよね無茶しちゃ意味ないよね!』
   (かっこうつけそびれたー!!)

京子は京子で、本当は「がんばって」と言おうと思ったのにと自分の言葉に驚いたようです。

場面変わってミルフィオーレ。
グロ・キシニアの反応を不審に感じたドクターに対し、グロは自分が発信機を取り付けたと
伝えることに成功したようです。

入江:『そ…そういうことか……なぜ気づかなかったんだ…』
   『奴らのアジトも地下にあると!!』

いや、ほんと、なんで気付かなかったんですか??

敵に察知されたことを知る由も無いボンゴレ側の夕食の様子が
全員楽しそうで賑やかでとても可愛いです。
ジャンニーニは着替えちゃってますね、パーティ用の正装?
つかこれだけのダイニングキッチンで丸椅子とは…;

リボ-ン:『せっかくビアンキが作ったんだぞ』
ツナ:『あとでもらうよ!あとで!!』
獄寺:『こっち来てから初めて食った!って気がします!』
ツナ:『あれ?2人とも顔赤くない?』
獄寺:『いやーこのジュース熱くってほてるんスよ!』
山本:『だな!』
ツナ:『うそつけー!!』

愛人の手作り料理を生徒に突き出しつつ、自分は口にしないリボーン先生。
口に無理やり突っ込まないトコロは生徒への愛情でしょうか(笑)。
ツナに対し、えらい可愛い笑顔の獄寺が印象的です。
つか未成年!!!もうある意味ボンゴレファミリーのボスというより
全員の保父さんというか保護者ですねツナは。
ところで成人組はどこにいるのでしょう。ご飯は一緒しないのかな??

一方ミルフィオーレ側では、迎撃大隊のスタンバイが完了済との報告を受けた入江が
『ただちに突入せよ!!』と号令をかけたところで以下次号!!

ツナたちの作戦開始とミルフィオーレの攻撃とのタイムラグが
今後どのような展開を生むか、ドキドキしつつも楽しみです。

WJ02号 家庭教師ヒットマン REBORN! 標的173『2代目剣帝より』

2007-12-10 23:59:37 | 雑誌[J]
今回は全然時間が取れないので、完全に一言感想のみです。
明日にはいつもの内容へと修正をかけたいと思います。
にしても、土日が仕事で潰れるのは痛いなぁ;

今週のメインは山本の修行ですね。
スクアーロが、自分が2代目剣帝を名乗るためのプロセスを逐一ビデオに撮っておいて、
嫌がらせのように 山本へ送り付けていたというのにビックリです。
な、なんてマメで世話好きなんだ…!
しかし、今回完成した『特式 十の型』は『燕特攻』でしたが
10年後の山本は『鮫特攻』も使えてましたよね。
今回極めたのは『燕特攻』だけでしょうか??

例の不思議な装置を夢で見たというツナの言葉を、一も二もなく信じるリボーンがかっこよいです。
それ以上に、「赤ん坊になる前に鍛えた」というリボーンの言葉が気になります。
呪われた赤ん坊アルコバレーノの秘密が垣間見える台詞ですね。
コミックス前半(7巻以前)と、若干辻褄が合わない事柄がチラホラしているのでなんとも言えませんが
これでリボーン達の謎が1つ明らかにされるとよいなと思います。

にしても、扉絵のスクアーロはどこのヴィジュアル系バンドの方ですか…!


WJ01号 家庭教師ヒットマン REBORN! 標的172『脅威』

2007-12-02 23:52:25 | 雑誌[J]
本日は諸事情により簡易版で参ります。
時間ができたら後程修正するかもですが、とりあえずざっと…。

今週はマシュマロを頬張る白蘭と、通信が繋がった入江との会話からスタート。
伝達係の行方を聞く入江に対し、余裕で応えます。

白蘭:『明日の新聞に載るんじゃないかな?変死事件か何かで。名前はちょっと変わるけどね』
   『そーそー 彼の中身ね、六道骸君だったよ』

驚く入江。それでも彼は、六道骸がボンゴレの霧の守護者であることは知っているようです。
白蘭は更に、ボンゴレが残った力で近々大きなことを企んでそうだと告げます。
判断基準に「勘」が含まれているあたり、超直感とバッティングしそうでちょっと嫌な感じですが;

日本は恐らく過去から来た十代目ファミリーが、この基地に攻撃を仕掛けるだろうと
予測する白蘭。寧ろその状況を好機と捉える入江。
ここで、骸がコンピュータに細工し、ミルフィオーレの情報をネットワークから少しずつ
漏れるようにしていたことが判明します。
……骸…コンピュータ扱えたんだ…(ぉ

増援を送るという白蘭に、入江は「いりません」と切り捨てます。

入江:『足手まといなんです そーいうの』

マーレリングを取り出し、人のやり方みてるとハラハラしてお腹が痛くて
仕事が手につかないと呟く入江ですが…え、過敏性腸症候群??(←聞くな)
「研究したかった」ということは、彼はリングについての研究要員でもあったのですね。
しかし、

入江:『僕が直接やりますよ。彼らの迎撃とボンゴレリングの奪取は』

怖いです黒いです入江。普通の一般市民だったハズの彼が、どうやったらこんな凶悪面に;
デスノの月を彷彿とさせる豹変振り。
この闘いはリングの特性をより深く理解している方が有利なのでしょうね。
そういう意味では、入江は確かに強いのかな??
戦ってる最中にお腹痛くなったりしないか心配です。

白蘭が改めて自分の口から「最も信頼する部下」と言い放ちました。
頬杖ついた状態で「まかせたよ正チャン」と笑顔の白蘭に対し、眼光を鋭くした入江は
『じゃあ しばらくほっといてくださいね白蘭サン』 と一方的に通信を断ち切り、
チェルベッロに対し非常召集を指示します。
うあぁ、態度もでかくなっています。

場面変わり、ボンゴレ日本アジト。
獄寺の猫が女の子に大人気です。魚をバリバリ食べるもふもふ姿は大変可愛らしいのですが
ちょっとばかし魚がリアルすぎて怖いことは秘密ですわお。
そして、散々資料室の壁を壊したことを謝る獄寺。あぁちゃんと分かってたんですね(笑)。

資料室で修行していたのは、獄寺の修行スタイルが紙と鉛筆から入るからだそうです。
ひそひそ話す獄寺とツナが可愛いです。
猫は匣に戻そうとすると反抗するとのこと。匣兵器は、炎を与えなければ活動停止するのですが
獄寺は、炎が切れかかってきたときの猫の辛そうな顔を見るとつい炎を与えてしまうそうです。
『にょおん』と見上げる猫がとても可愛いです。うん、これは仕方ないです。

フゥ太の「匣兵器が人間の食料を食べるなんて聞いたことがない」という情報は
今後の伏線なのでしょうか。
女の子にはおとなしく撫でられてゴロゴロしている猫ですが、獄寺がつんと触っただけで
牙を剥き爪で引っかき威嚇してます。全然なついてないです。でもやっぱり可愛い///

修行もせずにペットの世話なんておめでたいと言うビアンキを
眉根を寄せ睨みつける獄寺は、「SISTEMA C.A.Iはもう理解した」と宣言します。
驚くビアンキですが、彼女のポジションを考えると微妙ですね;
折角可愛い義弟の家庭教師を、憎まれ役を買ってでも引き受けたのに…。
今の段階の獄寺が、あくまで「理解した」レベルであり、
彼女の力があって初めて「完成」という形になるのかな?

了平が呼びに来て、作戦についての話し合いが始まります。
またもや相撲大会と言い張る辺り、成長がな(略)。

骸が流したミルフィオーレの情報はヒバリのアジトのサーバに送られていたそうです。
素直にボンゴレに手を貸さないというひねくれた想いの結果なのか
ボンゴレ側にはコンピュータを扱えるヤツはいないという的確な判断の結果なのか
判断に苦しみますが(←マテ)。
通信が途絶えたという言葉にショックを受けるツナがよいです。

そして、詳細は不明ながら重要と思える施設のデータ。
黒塗りで記されている部屋はかなり大きいです。全施設の1/5程は占めているでしょうか。
映し出されたのは、髑髏と入江が邂逅し、ツナも夢に見たあのモニュメント。

場面変わりミルフィオーレのアジト。
そのモニュメントの前から歩みを進める入江は、白の制服の上に黒のマントを羽織っています。
なんだかもう、ほんとにデスノの月のようです;

一同に会する全ミルフィオーレファミリー。
そこで、この基地の指揮系統を、自分を頂点とした完全なるトップダウンに移行すると宣言します。
入江の命令を直接的かつ絶対とし、従ってもらうと告げた入江は、最後に
『反論のある者は前へ出るがいい』 と付け足します。

『あるなあ』 の声と共に姿を見せたのはγでした。生きてたんですね。
「アニキ!!」と叫ぶ野猿が可愛いです。

と、そんなγの背後から飛び出し、入江の下にひざまづいた影。

『白蘭様の命で馳せ参じた』
『入江殿にはむかう輩は 斬ってみせましょう』

漫画が違 場違いではと目を疑うような鎧に身を包んだ剣士の登場で以下次号!

前に山本が言っていたという「この時代の剣帝」でしょうか。
黒髪で後髪が長くて前髪がぱっつんぱっつんで鼻が上向きですが、何よりの注目箇所は
…麿眉??

頭にターバンを巻いたおじさんやアフロヘアの女性(?)、モスカを従えているキャラなど
どうやら今後ボンゴレ側とぶつかりそうなキャラの顔見世の回のようですね。
にしても、ミルフィオーレ人数多いなぁ。
ぱっと見はホワイトスペルの方が多そうですが。スーツ姿のはどちら所属扱いなのかな。

入江の実力や背景、ボンゴレ側の修行の成果、髑髏の荷物に付けられた発信機、
最後に華々しく登場した新キャラなど、気になることは尽きませんが
ひとまず来週も楽しみです!