箱庭を騙る檻の中の書庫

漫画や小説、音楽などに対する主観的感想。
最近偏り気味です。

WJ09号 家庭教師ヒットマン REBORN! 標的178『因縁』

2008-01-27 03:03:30 | 雑誌[J]
 エンジンかけなきゃと宣言した途端、
かつてないほど仕事に追われまくり、全然更新できてません;
明日も仕事なので、とりあえずざっくりと参ります。

今回は、ミルフィオーレ基地内を進むツナたちからスタート。
肘をちょこっと怪我したツナに気付いた了平が、晴の属性の匣の特徴である
「活性」を活かし、傷を治します。
にしても、長髪の了平兄には未だに違和感が拭えません。

『手入れの行き届いてねえ芝生がっ』
『なんだと足の多いタコ頭(ヘッド)!!』

ここら辺は変わってないというより、了平退化してませんか?(←聞くな)

ツナの技が凄かったと告げる山本に
ラルはあれでも半分くらいの力だったと訂正します。
同意を求められ、『2割ぐらい…かな』と更に訂正をするツナの言葉に
全員が驚きます。
ただ、まだまだ不安定なのでフルパワーでは撃てないとのこと。
ツナは相手が全力でなかったことにも気付いていたようですね。

大切なのは炎の純度。
了平のその言葉を聞いたとき、山本と獄寺の脳裏に浮かんだのは電光のγ

ここで舞台はミルフィオーレのγのところへ。

大怪我を負いつつ謹慎処分を受けたγは、酒に明け暮れ部下に八つ当たりをしています。
らしくないと告げた野猿に『おしおき』と称し手を上げたγですが、
太猿がそれを庇います。そして敢えてγを挑発する太猿がとても漢らしいです。
初登場時には、まさか彼をカッコイイと思う日が来るとは思いもよりませんでした;(ぉ
一触即発のγと太猿を泣いて止めようとする野猿。
しかしそこへ割って入ったのは…白蘭から入江に使わされた剣士…なんですが…

剣が4本ということよりも、あまりの格好に絶句…!
すんごい格好です足の部分はオーム(@ナウシカ)ですか。
なんであんなに足のプロテクトを強化しているのか謎な麿眉は、
γに話があると告げます。

場面変わりツナサイド。
ヒバリが囮になった効果か、ミルフィオーレアジト内は手薄になっているようです。
『大丈夫かな…ヒバリさん…』と心配するツナに
『心配はいらん!!いまだかつて奴が死んでいるところは見たことがないからな!極限にな!』
とすぐさま元気付ける兄が可愛いです。激しく方向性は間違ってますが。
『おまえらどこでも遊ぶんじゃない!!』と叱り付けるラルは、お母さんか引率の先生ですね。
『ス…スマン』『すいません…』と謝る了平とツナが可愛いです。

監視システムサーバーの破壊を目的に進むツナたち。
ラルが様子を見に入った部屋で、何者かに攻撃を受けます。
駆けつけるツナたちの目の前に現れたのは、先週現れた魔女っ子キャラです。
ラルが口にしたその人物の名は、魔導師の人形(マジシャンズドール) ジンジャー・ブレッド。
今現在、ミルフィオーレの第8部隊副体長だそうです。

『僕には君達がここに来てるって 上に知らせる義務がある』
という言葉に身を硬くするツナたち。
そして
『まぁ殺してしまうのも悪くないけどね。君のコロネロみたいにさ♪』
という言葉に息を呑むラルの衝撃を受けた顔で以下次号!

相変わらずジンジャー・ブレッドの目の星が気になります。
そして、了平の顔が安定していないように見えるのですが、気のせいでしょうか;
まさか癒し系ポジションを彼が手に入れるとは思ってなかったです。
他の属性の特性も、ちゃんと出てきて欲しいものです。
後、ヒバリや骸の安否も知りたいですね。
カラー扉で登場して以来放置されている、ディーノやXANXUSにも
とっとと出てきて欲しいなと思います。

にしても、ツナが自分の力量をきちんと把握してそうなのには驚きました。
2割の計算もできるので安心しました(←失礼)。
あの謎の麿眉剣士については、4本もの刀をどうやって持って戦うのかとか、
そもそもあの眉毛は何なのかということが気になります。
ミルフィオーレ側の動向、ボンゴレ側の現状など、知りたいことはまだまだ盛りだくさんです。

巻頭カラーで迎える次回も楽しみです!


+ + +

そういえば、2月4日に小説第2弾が発売だそうです。
アニメ化といい小説といい、どうしてリボーン関係は発表がギリギリなんでしょう;
今回は、XANXUSや獄寺がメインの話が収録されるようですね。
こちらも楽しみです。

Daybreak : 初音ミク

2008-01-11 01:38:57 | 音楽
YouTube - 初音ミク「Daybreak -Full ver-」【オリジナル曲】(STEREO)

ほぼリボーン感想しか更新してませんでしたが、
そろそろエンジンかけようかと。
といっても、最近仕事の関係であまり時間がとれないのが悲しいですが;

今回は、ボーカロイド初音ミクから。
たくさんの人がいろんな曲をミクに歌わせていますが、
その中で最も注目すべきが【オリジナル曲】。
よい曲が溢れているんです。
世の中には才能と時間を持て余している方がいらっしゃるんですね。
このところ、ずっと発掘作業をしています。

という訳で、ぽつぽつと気に入った作品の紹介をしたいと思います。

最初は『Daybreak』。もの凄くかっこよい曲。
少し切ない感じの曲調の滑らかさやアップテンポなメロディはもちろんのこと
ミクの調教加減も素晴らしい。
歌詞も素敵で完成度が高い。普通に売られてそうな出来だと思う。
歌っている最中に、ミクの表情がころころ変わるのも可愛くてよい。


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 惑う心繋ぎ止める 何か求めて
 闇に染まる遠い空を 一人見つめた
 
 孤独の中導もなく 歩き続けて
 何度同じ過ちを 繰り返してきた?
 
 胸に残る痛みも 私が生きた証と
 何もかも受け入れて また歩き出すから
 
 立ち上がれ 誰よりも 強い想いがあるから
 この世界残された 光を探して
 
 もう二度と戻らない 過去を振り返りはしない
 やがてまた陽は昇り すべて始まるDaybreak

 舞い上がれこの想い 暗い夜を切り裂いて
 抗えぬ運命でも 躊躇いを捨てて

 どこまでも強くなれ 意志の導くその先
 ただ一人求め行く 長い夢の終わりを
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WJ06・07号 家庭教師ヒットマン REBORN! 標的176『侵入』

2008-01-03 03:27:31 | 雑誌[J]
今回は、ラルを先頭に疾走するツナ・獄寺・山本・了平からスタート。
ツナの脳裏に浮かぶのは、会議の時のビアンキの言葉。
並盛の地下ショッピングモールに存在する不自然なダクトと
ヒバリのところに流れ込んだ図面とから割り出した敵アジトの正確な位置、
そして、潜入口についてのアドバイス。

ジャンニーニからは、リングを使用しないときには自動でフタが閉じ、
リングの力を封じる「オートマモンチェーンリングカバー」と個人同士で連絡を取り合う無線機。
レオンからは、体内で生成された死ぬ気の炎に強い糸で織ったシャツが贈られたようです。
げっそりやつれ果てたレオンが可愛いやら可哀想やらですが。

潜入口として目処をつけていた場所には、危険を冒してビアンキが見送りに来ていました。

ビアンキ:『京子やハルやチビ達のことはまかせなさい。安心して暴れてくるのよ』
ツナ:『うん…いってきます!』

なんだかこっちが本当の姉弟じゃないかという会話です。
ビアンキは、なんだかんだ言ってやっぱりお姉さんなんですね。
そして血の繋がった弟は『帰ったら話がある…』 と告げ、ツナを追っていきました。
なんか姉弟の会話というより、恋人同士のフラグっぽく感じたことは秘密です。

扉は、前を見据える侵入ミッション実行部隊。
本来なら、このような黒一色を身に纏った方が目立たないのでしょうが
思いっきり普段着で臨んでますね; まぁ扉で見れたからよいです(ぇ。
ツナのインカムには「27」のロゴ付きですね。獄寺・山本・了平のインカムは同デザインかな?

ダクトの中を這って進む5人。
山本は『まさかこんな映画みてーなことするとはな』と楽しそうです。
このミッションの先頭というか司令塔は、ラルが担っているようですね。
そのラルの体調を心配するツナですが、次の瞬間、赤外線センサーが張られていることに気付き
歩みを止めたラルの足にぶつかります。なんか可愛いです。

ジャンニーニの発明品を使い、一時的に赤外線を止めた上で一気に通り抜ける5人。
しかし、無事に回避したはずなのに、前方に備え付けられていたレーザーが発射されてしまいます。
間一髪、山本がダクトの下部を切り裂き、フロアに落下するツナたちの前に、
レーザーのスイッチを押したという巨体の敵が現れます。
『うわあぁ!!』と思わず叫ぶツナは、ほんと素だと普通の14歳の子ですね。

どうでもよいですが、落下時にツナがちゃんと受身をとれてないのは
彼らしくてよいとして、山本、ツナ踏んでませんか?気のせい…だとよいなぁ;

敵はツナたちが「ボンゴレ10代目御一行」とは気付いていない模様。
一般人と認識した上で、兵器の試し打ちの標的として攻撃を仕掛けます。
激しい爆発と閃光、巻き上がる爆煙を見て、その凄まじい威力に上機嫌の敵ですが
煙幕の向こう側では穏やかな会話が交わされていました。

山本:『今の誰だ?』
ラル:『オレではない』
了平:『同じく』
ツナ:『オレも何も…』
獄寺:『オレっス』

煙が晴れ、姿を現したのは、ホコリを払う山本と笑顔で会話を交わすツナと獄寺、
敵をねめつけている了平とラル。無傷で立つ5人でした。

しかしここの

ツナ:『ありがとう獄寺君』
獄寺:『いえいえっ』

のやり取りのツナと獄寺がとても可愛いです。
激昂したのは敵の方。
獄寺の『道を開けろムダマッチョ。遊んでるヒマはねぇ』という言葉に更に逆上します。
にしても、獄寺の表情の変わりっぷりがほんと素敵です。

北斗の拳に出てきそうな 敵の名はデンドロ。
電槍(ランチャ・エレットリカ)を愛用し、「一番槍」の異名を持つ切り込み重装兵だそうです。
ミルフィオーレ随一の突破力を誇り、雷の匣の特徴である"硬化"によりコーティングされた電槍に
貫けぬものはないとされる彼は、しかし後方に配置すると背後から味方ごと串刺しにする
キレた男だそうです。

冷静に相手を分析するボンゴレ組。
一旦間合いを取ろうとするラルですが、容赦なく攻撃を仕掛けてくるデンドロ。
手ごたえを感じ、『会心の一突きだな』と笑みをこぼしますが、
手元に戻そうとした槍が引けずに戸惑います。
視線を上げたその先には、一人の人影が。

『聞こえなかったのか?遊んでいるヒマはない』

超死ぬ気モードで電槍を受け止め、なおかつ溶かしつつ
冷めた瞳でデンドロを見やるツナで以下次号!

リボーンが完璧にお留守番になってしまいました;
今まで担ってきた解説役としての役割をも放棄したのか、それともボンゴレアジト側で
他に何か重要な役割でもあるのでしょうか。

ボンゴレリングについても、本当に全部破棄されたのかとか、
この時代でリングが揃うことがあるのかないのかとか、
全部揃ったときにボンゴレの血に授けられる力がなんなのかとか、
謎が盛りだくさんですね。

入江正一の謎、ツナたちを10年後に送り込んだ人物の謎、
クロームが見た装置の中身、骸とレオの行方、白蘭の能力、
いろいろ気になることはありますが、とりあえず次回も楽しみです!