ドコモは、スマートフォンの周辺機器として新たにテレビチューナーと簡易ルーター機能を併せ持つデバイス「TV BOX」を7月に提供する。販売価格は1万円台前半。
「TV BOX」はファーウェイ製で、iPhoneなどワンセグ・フルセグ(地上デジタル放送)・NOTTVに対応してないスマートフォンでも、無線接続することで各種放送が視聴可能となる。録画にも対応し、TV BOXに撮りためた番組を放送波の届かない場所で視聴することも可能。
HDMIケーブルでテレビと繋げば、ブラウザやYouTube、NOTTVなどのスマートフォンのアプリがテレビの大画面で楽しめる。「TV BOX」の専用アプリを入れたスマホや、USBマウスを利用してテレビ画面のコントロールが手元で操作可能になる。
また、新料金プラン「デバイスプラス500」で提供されるSIMカードを挿せば月額500円+spモード(月額300円)で、下り最大112.5Mbps、上り最大37.5MbpsのLTE(Xi)が使える。テザリング機能を備えているため、タブレットやゲーム機器をネットワークに接続して利用できる。本体の電源をオンにすると自動的にテザリング機能が働くことで、簡易ルーターとして利用できるようになる。テザリング機能を利用せず、チューナーとしてのみ利用する場合は、月額料金はかからない。
このほか、便利な機能として「バッテリーチャージャー」機能を備える。バッテリーは3560mAhと大容量で、チューナーとして長時間利用できるほか、スマートフォンを(iPhoneなら約1.5回分)充電することも可能。
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