ドコモは、サムスン電子製のAndroidタブレット「GALAXY Tab SC-01C」に不具合があることを明らかにし、ソフトウェア更新の提供を開始した。不具合の修正のほか「機能追加も行われる。
明らかにされた不具合は、Wi-Fi接続時に、自動で再接続できない場合があるというもの。ソフトウェア更新ではmicroSDXCカード挿入時にカード内のデータが破損する不具合も修正される。 一方、ソフトウェア更新で追加される機能は、緊急速報「エリアメール」。また、Samsung日本語キーボード、ケータイ入力の場合の英字フリック入力が削除される。
上記以外にも、「より快適にご利用いただくための更新や一部仕様および表示変更などが含まれています」。とアナウンスされている。私も早速更新してみたが、想像以上に変更点が多いのにはびっくりした。画面のロック解除では、今まで解除するアイコンのようなものが表示されていたが、修正後は単に画面をスワイプすればロックの解除が行なわれる。また、ブラウザの画面などで、画面をスクロールした場合、これ以上スクロールする画面がないことを示すように、画面の端が青く光るようになった。Android4.0と同様の操作感覚になった。その他微妙にアイコンのデザインが変っていたりと、結構うれしい変更が多い。なにより嬉しいのがWi-Fi接続での再接続がスムーズになった。今までは、切断後の再接続がなかなか行なわれなくて、手動で接続することが結構あった。
更新にかかる時間は3G通信・Wi-Fi接続の場合は約10分、パソコン経由の場合は約25分かかる。更新中はほかの機能を利用できない。自動更新には対応していないため、手動を操作して更新する。現在のOSバージョンがAndroid 2.2の場合は端末上で更新できず、パソコン経由での更新となる。
更新方法だが、
「設定」⇒「端末情報」⇒「ソフトウェア更新」を選択し画面の案内にしたがって操作を行えば更新が行なわれる。更新には、SamsungアカウントおよびGoogleアカウントの設定が必要なので注意が必要だ。
変更後はビルド番号が「GINGERBREAD.OMLI1」になる。