読書物語335

もどりました

「絶唱」湊かなえ

2015-04-08 08:37:07 | 普通の本

阪神・淡路大震災で大切な人を奪われた4人の女性それぞれの20年の話
トンガがキーポイントとなっている。

そして、発行日は、あの阪神・淡路大震災からちょうど二十年目の日(二〇一五年一月十七日)。

最後の話なんか特に自伝じゃないかと思って検索したほど。
自伝とまではいかないけど、自身の震災体験や青年海外協力隊員としてトンガに赴いた
“自伝的要素”を複数のヒロインの経歴に織り込んだとらしいです。

最初の話は、ちょっと作りすぎでいつもの湊パターンかと思ったけど
あとは重いけど、考えさせられました。

特に4作目は、この間の東日本大震災で、まず最初に安全を確認したい人は誰か、
その逆の誰が自分を心配してくれるのかで、身につまされたので共感しました

申し訳ないけど、もう阪神大震災は昔のことで、すっかり元通りと思ってしまいがち
だったと反省しました。

2015年 28作目 ★★★

ストレッチ ポールやったのに筋肉痛だよお


「荒野の胃袋」 井上荒野

2015-04-04 20:52:03 | 普通の本

これもエッセー

だけど、食べることが大好きということが伝わってきて
楽しい。

かつ、なんか自分も作りたくなる。

ちょっと、うちの食事に似てるけど、井上家のほうが
ずっと手が込んでてすごい。

ほんと美味しそうだ。

もう一回かりて、母に読ませたくなる一冊だ

この人の父親は、井上光晴という小説家らしい。
全然知らないが・・・

2015年26作目 ★★★★


「苦手図鑑」 北大路公子

2015-04-03 20:51:57 | 普通の本

エッセー?

何かでお薦めと書いてあったので、借りてみました。

はっきり言って 苦手です。

どれも相当無理があり、いちゃもんに近い・・・

失敗

2015年25作目 ★

やってしまいました。

言うことに事欠いて、自分を棚上げして他人の悪口

次長の顔がゆがむのがわかりました。

口は災いのもとです。もうだめですね。


「闇医者おゑん秘録帳」あさのあつこ

2015-04-02 22:13:53 | 普通の本

この人が歴史ものを書いているとは知りませんでした。

なんか なんでも書いてる感じがします。

サクサク読めるけど・・・

闇医者とは要は子供をおろしてくれる医者のこと。
彼女は実は異国の血が入っていて、医者としての技術は
父から学んだもの。

ちょっとシーボルトの娘を思い出してしまいました
(あれも上で終わってしまった・・・)

この人はやっぱり「バッテリー」のイメージが強すぎだなあ

2015年 24作目 ★★