読書物語335

もどりました

「白蓮れんれん」 林真理子

2014-08-30 21:50:45 | 普通の本

ずいぶん前に書かれたらしいけど、「花子とアン」のお陰で
復活してるみたい。

林真理子お得意の女くさい人に描かれてます。
著者のねたみの入ったような絶対のお育ちのいい美女。

今のドラマと全く違って村岡花子は白蓮事件で非難しなかった人くらいの
出方。

どっちがほんとなのやら。

でも、愛を貫くくらいだから、周りというより自分!!って人だったんでしょうねえ。

だけど、そのあとは宮崎と終生仲好く添い遂げてるからそれはすごい。

10歳くらい年下なんて、当時は今よりもっとありえなかったでしょうから。

 

2014年 82作目 ★★

天気が悪いという予報だったので、ついつい一気読み。

ところが、夕方外を見たら、秋晴れに近い青空!!

掃除洗濯すればよかった!!

おかげで日曜日の山に行き損ねました


「アンのゆりかご」 村岡恵理

2014-08-27 20:28:00 | なるほどの本

今話題のNHK麻の連ドラ「花子とアン」の原作です。

彼女の代表作となる「赤毛のアン」は大好きで、学生時代は
夏休みに必ずシリーズ全巻読み直していました。

原作もいいけど、訳もカナダ人の先生たちと寝起きを共にしていた彼女だからこそ
いいものだったんだということを初めてしりました。

しかも、単なる訳者じゃなく、女流文学者、通訳として色々な人と
交流があったことを知って驚きました。
一緒にいる人々は有名でよく知ってるけど、そこに花子がいたとは全くしらなかった。

 なるほどに尽きる一冊でした。

また、赤毛のアンを読みたくなります。

2014年度80作目 ★★★★


鷹ノ巣山 浅間尾根経由

2014-08-24 22:36:52 | 登山

奥多摩の鷹ノ巣山へ

行きはメジャールートの浅間尾根を通ったので、
道も広いせいか、自転車の人がいっぱい。

山頂からは少しくだって巻き道に。

最初はたけかカヤが下にしきつめられて綺麗な木立。

そのあとは、相当廃道になっているらしく沢をこえたり 道なき道をよじ登ったり
道もとっても細くて滑り落ちそうでした。

ということで、体が緊張していたらしく、時間のわりに体はぐったりでした


「キアズマ」 近藤史恵

2014-08-21 21:32:29 | 普通の本

ロードレースの話だけど、サクリファイスのチカは出てこない。

ひょんなことでロードレースをはじめた正樹がのめりこんでいく話

ロードレースはほんとに危険と隣あわせなんだなあ。
そして、櫻井とのホイールのやりとりやら、ちょっと熱くなる話だ


赤城だけちらっと出てきて、正樹をスカウトするから、
もしかして今後繋がるのかな、なんて期待します

2014年度79作目 ★★★


田はら (三茶 和食)

2014-08-20 23:36:04 | グルメ

半年ぶりにmさんとお食事。

リクエストしたのはイタリアンだったけど、いっぱいか遠いとのことで

選んでくれたのは、三茶の「たはら

気分的にはあまり和食じゃなかったけど、お刺身とかなんでも
すごく美味しかった。

刺身5点盛り

鳥モモ焼き

アボガドサラダ

サンマの塩焼き

あんまりひどいことも言われず、誕生日まで覚えていてくれて

久しぶりに楽しかった

 


「サヴァイブ」近藤史恵

2014-08-18 21:46:44 | 普通の本

サクリファイスやエデンのスピンアウト的な話でした。

石尾も前のエースを蹴落として、エースになってたんですね。
非情な人ではなく、単に他人の感情に気づけないマイペースな人って
だけだったようです。

最後の白石のその後が切なかったなあ。

2014年度78作目★★★


奥後山

2014-08-17 20:56:56 | 登山

天気予報は曇りのち雨。
出がけの天気は、霧雨・・・

途中から降られるかと思って早めに切り上げたら・・・
なんと、どちらかというと超いいお天気。

でもまあ、暑くて、すっかりグロッキーだったからいいかな

行った山は奥多摩の奥後山
頂上は、え!これっていうくらいシャビイだったけど、途中の林がきれい
きっと紅葉のときはすごいかも。


「長女たち」篠田節子

2014-08-12 19:37:46 | 普通の本
3人の長女の親との関係の話。
やはり、自分も含め、長女は家との関係が強いと改めて思う。アナ雪も長女の話だし、最近クローズアップされてる。
昔話ではいつも悪者だけど、なんかそうだよねって納得してたり、どこか、抑圧されてるところがあるんですよね。
そこから解放されたくてもがく、まさに長女たち…
とにかくどれも重くて憂鬱になる話でした。

2014年76作目

「天切り松の闇語り 第5巻 ライムライト」浅田次郎

2014-08-09 21:37:37 | 普通の本

てっきり終わったのかと思ってたら、新刊が出てました。

でも、現代で何のために語ってるのか今一つ不明な話が多かった。
単なる自慢?
何が粋なのかイマイチ腑に落ちないし

最後のライムライトは、その大人が思う粋をあっさり子供がひっくり返すのが
小気味いいかも

2014年 75作目 ★★


「虚ろな十字架」東野圭吾

2014-08-03 21:49:22 | 東野 圭吾

自分の子供を殺された夫婦の妻が殺されたことから始まる。

生れたばかりの子供も殺人として裁くのか

法の裁きをうけなくても、償いをすればいいのか。

殺人者への死刑は妥当なのか。

重いテーマです。
一気読みでした。


今の時代これだけバーチャルがすすんでるんだから
殺人者に殺された人の恐怖・絶望を味あわせられないんでしょうか。

2014年 74作目★★★

暑い。

夜も暑い。

そして気分が思い切りロー・・・。

むなしい・・・