MoreThanWords 世界が眠っているあいだに

20世紀末期、山梨大学劇団13番創庫に所属、25年ぶりに脚本を書きました

レゲエっぽいもの好き

2008年04月25日 03時14分49秒 | 
J-WAVE  RENDEZ-VOUS ジャイルス・ピーターソンのコーナー
いつもは知らない曲ばかりかかるのだが昨日は初めて聴き馴染んだ曲が流れてきた。
10CC / DREADLOCK HOLIDAY
懐かしさを覚えながら色んなことが浮かんできた。
その昔…レゲエに熱かった頃、レゲエは闘いの音楽だった。
スティールパルスの攻撃的な音やデニス・ボヴェールの混沌としたダブに頭っからシンクロしていた。
渋谷のブラックホークや吉祥寺のナッティドレッドに行き、ちょっとしたラスタ気分だった。
時代は移り、スライ&ロビーが出てくるとレゲエは「危ない」音楽から「お洒落な」音楽へと変わった。そして今は夏の定番サウンドとして定着している。
だからといってレゲエと嫌いになることはなかった。あの後乗りのリズムはそれだけで惹きつけてしまうものを持っている。だからDREADLOCK HOLIDAYに“トロピカル・ラブ”という邦題がつけられても全然平気なのである。でもやっぱりスティービー・ワンダー/マスター・ブラスターのシングルジャケットに『危険物扱い』なこと明記されているのを見たりすると俄然うれしくなってしまう。
そして今、レゲエは世界に飛び火し、ハワイではハワイアンと合体しジャワイアンなるものを生み、まさしくトロピカルサウンドだがこれが結構よく、ウィリー・Kのアルバムはお気に入りのひとつ。クラシックと合体したレゲエ・フィルハーモニック・オーケストラのアルバムはB級の香りを漂わせる絶品。そして日本では坂本冬実“蛍の提灯”がレゲエの最高傑作。レゲエと演歌の相性もかなりいいものである。

Perfume ポリリズム

2008年04月15日 01時24分25秒 | 
だいぶ前にNHKのキャンペーンで流れていたときから気にはなっていても映像が野暮ったくてあまり好きになれなかったが昨晩テレビに出ている姿を初めて観て今までのイメージが払拭され一気に好きになってしまった。
もともとダフトパンクっぽいなとは思っていたが完璧に超えてしまった。
デフォルメされた声も嫌味になっておらずふわふわと軽やかで気持ちいい。
ポリリズムなんて聞くとアフリカンミュージックを連想するがそんな地平まで思いを広げてくれるのもいい。反復していてもしていることを感じさせないテクニックもある。
思わぬところから風穴があいた。
2008年を代表する曲になること間違いなし。