MoreThanWords 世界が眠っているあいだに

20世紀末期、山梨大学劇団13番創庫に所属、25年ぶりに脚本を書きました

ノロイ

2007年05月30日 01時04分40秒 | Go Go Baystars
交流戦に入ったら気分一新!波に乗り出すと期待したが…
期待とは裏腹に、打てない・押さえきれない、と悪循環スパイラル…
抜け出せそうな兆しはない。
いっそ抜け出せないのなら広島・阪神を道連れに…とマイナス思考に…
そんな気分でレンタル店を覗いて手に取ったのは
「ノロイ」
そうか、ベイスターズは呪われているんだ、だったらこの映画の中に呪いを解くカギがあるかも知れないと、藁にもすがる気持ちで観始めた。
タイトルとジャケットの不気味さから超ド級のホラーを想像したがそうではなかった。レポーターが怪奇現象を追うドキュメンタリー、芸能人が実名で出てきたり報道番組のカットが入ったりなどノンフィクションだと信じて観ていた。日本は怪奇現象の宝庫だし物の怪も数多くいるのだな、という印象を強くしたのだが、宙ぶらりんで終わってしまい後味の悪さが残った。
ところで本来の目的のカギだがこの中で捜すとなると「霊体ミミズ」しか出てこない。ということはユニホームや帽子を銀色一色にする、ということか…
こんなことが実現することはありえないので、低迷を続けるのはユニホームのせい、とひとり納得するしかない。
しかし、振り返ってみると、負け続けているのはベイスターズにとって少しも不思議なことではない。むしろ4月下旬からゴールデンウィークまでが神がかり的だったのだ。ここで一発欲しい、と思ったところで必ず一発が出ていたのだ。今はその一発が出ないだけだ。だったら…再び神がかりを!今のベイスターズに神は降りてくるかな?
…神でなくて雨が降りて日ハム連戦流れてくれてもいいけど…

グッとくる歴史ワード(世界史編)

2007年05月27日 07時55分00秒 | ノンカテ
音楽の世界では“歴史”ブームが起こっているらしい。
ということで J-WAVEでも e-STATION GOLD では
“グッとくる歴史ワード”
という特集を組んだ。
といっても取り上げるのは日本史のみ。
ちなみにランキングは
 1位 新撰組
 2位 前方後円墳
 3位 風林火山
高校時代に日本史を選択した記憶がなく、日本史に関してチンプンカンプン、
忠臣蔵は江戸時代の話か鎌倉時代の話かと聞かれても答えようがない。
その反面、世界史は好きだった。共通一次を4度も受けているので仕舞いには参考書等での勉強に飽きてしまい歴史小説や新書版の世界史などを読むようになった。
こちらの方が当然ながら面白いし、また受験のためでない勉強もできた。

そんなわけで、世界史編“グッとくる歴史ワード”ランキングを作ってみた。

 3位 文芸復古(ルネッサンス)
     
歴史の前面に文化が出てくるのがいい。レトロブームの先駆け、日本風に“温故知新”といってもいいだろう。

 2位 カノッサの屈辱

かつてこのタイトルの番組があり大好きだったが、なぜこのタイトルだったかは不明、確かにインパクトのある歴史ワードだ。“屈辱”という昼メロ的ワードを惜しげもなく使ってしまう潔さはある意味で感動的だ。

 1位 ブランデンブルク辺境伯

今でも、ふと浮かんできてしまう不思議なワード。辺境という都落ち・左遷を連想させる言葉と伯爵という高貴なイメージのアンバランスさが私の中で過剰に反応している。ブランデンブルクという名からもドイツの山奥を連想させる。そして、山奥にこもっていつの日か権力奪取を夢見ている…というようにストーリーが膨らんでくる。まさしく1位に相応しいワードである。

e-STATION GOLD で盛り上がった“クットくる歴史ワード”
是非、続編を…そして世界史編も…



  

奇談

2007年05月22日 01時04分56秒 | ノンカテ
レンタルビデオ店で物色していると
…神が創ったもうひとつの人類とは?!…
というコピーに魅かれて
 “奇談”を手に取った。
“もうひとつの人類”というのでノンマルトのようなものを想像していたのだが
隠れキリシタンの話であった。
ちょっと深読みしてみると…
この作品に出会ってしまった以上、“利子”を背負うことになる。
“利子”とは何の暗喩か…
それを解き明かしていくことが我々に課せられた命題だ…
こんなところだ。

隠れキリシタンの集落「はなれ」は外部との接触を断ち独自のキリスト教を持つのだが、行き着くところは天国、その“ぱらいそ=パラダイス”に行くために生がありそこに行けないものは地獄に堕ちるという短絡した図式、地獄では死ぬこともできず永遠に苦しみ続ける、となると天国はその反対である苦しみのない無の世界=死を指すのではないか。

本当の死を目指すのが宗教だとしたら、この「はなれ」の思想もあながち間違いとはいえまい。


急降下

2007年05月20日 11時11分46秒 | Go Go Baystars
ゴールデンウィークが遥か昔のことのように思えたきた。
たった2週間前でこんなに勢いが変わってしまうのか…
GWが夢だったのか、はたまた今が夢なのか。
さながら浮き沈みの激しい人生劇場といった感じ。
ポンとはなをきったのはいいが向正面で早くも失速、こんな展開では人気薄の逃げ馬に勝ち目はないというのが定説だが、果たして2枚腰を使って巻き返すなんて芸ができるか?まだまだ奇跡が起きる可能性を信じてしまう。
ドラマの更なる展開はあるか?
最後にどんでん返しが待っている…

とりあえず、今日は勝ってほしい。加藤

きみまろトランス

2007年05月20日 02時32分28秒 | 
遅ればせながら“きみまろトランス”を聴いた。
J-WAVE GROOVE LINEでのピストン西沢MIXを編集したものだと思ったが、違った。
最近のJ-WAVEでは“きみまろMIX”を聴くことは少なくなったが
やっぱりロバート・マイルスをMIXしたものがずば抜けていた。
アルバムにはこのヴァージョンが入っているものとてっきり思っていたが、入ってなくて残念! J-WAVEでは聴いたことのないMIXばっかりだった。番組でそのことをPRすればもっと早くこのアルバムを手に取ったのに…
MIXで使っているのはタイトルどおりにもろトランス、ピストン西沢オリジナルか?とも思わせる全編チープなユーロビート、でもこれが凄くいい。
以前ブログに書いたことがあるのだが、まさしく
「台詞が浮かび上がる」のだ。
こういった動きはお笑いのジャンルに浸透していくものと思っていたがそうはなっていない現状でお笑いの中に音楽を持ち込んだものを観ることはめったにない。
そんな中、気になる人がいる。
“エンタの神様”に出ている“たいがー りー”
お笑いというより、ほのぼのとしたひとり芝居といった印象なのだが
エンディングで音楽を使った盛り上げ方が一昔前の小劇場っぽくていい。
トランスMIXとは全くの別物なのだがこういったあまりにもオーソドックスな音楽の使い方というのもいいものだ。

試練

2007年05月17日 23時44分13秒 | Go Go Baystars
今日の巨人戦は静岡草薙球場。
気分を変えて連敗脱出といきたいところだったが…

15年ほど前、静岡県の藤枝市に住んでいた頃に1度だけ草薙球場に行った。頼んで取ってもらったチケットが希望と反対の3塁側、肩身の狭い思いだったが全体を見回してもホームの横浜より中日ファンの方が多かったようだ。野球では静岡は名古屋圏に入ってしまうのだろうか。当時の記憶では横浜の先発は大門、中日は郭だったと思う。横浜は地元出身の鈴木尚典が売り出し中、中日には選手としての落合がいたが手下を従え殿様のように見えた。たしか試合はボロ負けだったような…

こんな昔話で気を紛らわせなければ明日の夜明けはない。
もはやこれまでか。
今まで十分楽しませてもらったので感謝しなければならないのか。
ラジオを聴いていて、どうせしばらくしたら落ちてくるんだから、などと解説者がいうのを、バカめと思いながらほくそえんでいたのはいつのことだっただろう。

しかし不思議にもまだ貯金がある。
明日からの阪神戦~交流戦…終わってみたらまだ貯金生活…なんて夢を見る余裕だけは残しておきたい。

30数年ぶりに…

2007年05月15日 01時10分08秒 | ノンカテ
昨夜、実家に寄った帰りに偶然 小学校時代の同級生に会った。
30数年ぶりである。
簡単な近況報告をしながら、こういった話は普通2・3分もすると話題がなくなり重い空気が漂ってくるのだが今回は違った。
彼の仕事を聞いたところ、舞台関係の仕事で演出も手掛けるという。
大学時代に演劇の世界に入り込んだのは私と同じだが彼はそれを今も生業としている。今も続けているのが凄い。才能と努力の賜物だろう。
こういう再会はいい。嬉しくなる。元気がでる。
ここ数ヶ月、頭の中では巡り巡っていながら台詞として降りてこない現状をなんとかしよう、と夜中を過ぎて頭は冴えわたってきているのである。

“ヴォルタ” ビョーク

2007年05月13日 03時30分31秒 | 
待ちに待った3年振りのビョークのアルバム。
ビョークの到来によって時代は新しい段階に移行する。
今回のビョークは力強い。
強烈なリズムを従え屹立する。
ブラスセクションは前衛劇を彷彿させる。
その中のビョークは特権的肉体を得た役者のよう。
内ジャケットは炎に包まれた京劇役者のようなビョーク。
ストーリーはいらない。
ビョークがいればそれだけで芝居が成立する。
演劇の到達点を圧倒的な力で魅せつける。
ビョークの放つ呪術的な矢は受け止める私が血を流すことによって毒と化す。
その矢は果てしなく熱い。


スポーツ紙の一面は…

2007年05月04日 10時48分58秒 | Go Go Baystars
朝、ゴミを出しながらスポーツ紙を買いに行くと
何と各紙一面は横山ノック氏死去やサッカーの記事でベイスターズ首位の記事はなかった。
しょうがないのでベイスターズの記事が一番多そうな日刊スポーツを買って帰ると
朝出したゴミがカラスに荒らされていた。
何かを暗示しているのかな?
GWも残りあと3日…気を引き締めていけ…とか
明日は東京競馬場に行く予定なので何かの参考にしよう。

今日から名古屋で中日3連戦。
ハマスタで3タテを食らわしたのでその仕返しとばかりに来るだろうが
返り討ちにしてほしい。
少なくとも一つは勝ってGWを終わらせればここ数年で最高のGWということになるだろう。

首位!

2007年05月03日 22時11分57秒 | Go Go Baystars
巨人の調子がいいので首位には届かないと思っていたが、巨人が思わぬ逆転負け、そしてベイスターズは同点に追いつかれながらもなんとか勝ちを拾い首位に躍り出た。ここ数日の試合を観ていると明らかに強くなってきている。あたかも甲子園で一試合ごとに強くなっていく高校野球のチームのように。これからもっと強くなっていきそうな気もするが本音を言えばこのままシーズンが終わってほしいといったところ。個人的にはここ1ヶ月ハードな生活を強いられているのだがそんなことなど吹っ飛んでしまうほどの快挙だ。明日は早起きしてスポーツ新聞を買いに行こう。