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近藤工芸の建てる家に関する数々の写真を展示しています。自分の理想の住まいを見つけてしまうかも。じっくりとご覧下さいませ。

家族で一緒に

2013-02-23 18:58:53 | Weblog
こんにちは。
家具店舗事務員です。

外気はまだまだ冷たいものの、
日差しの中になんとなく春の兆しを感じられるようになりました。
四つの季節が巡るがゆえに情緒豊かな国と言われる日本。
四季折々の風情を愉しめるのは日本人の特権ですね。

真冬と真夏に各々の文句を垂れ、
春と秋しか愛さないなどと子供じみたことを言う
情緒のない日本人もここにいますが・・・

さて。
春は入学の季節ですね。
住宅業界で『スタディコーナー』という単語を耳にするようになったのは
つい最近のことと認識していましたが、
チルチンびとでは2006年発行の39号に記事が掲載されておりました。
スタディコーナーとは、
施主様のご要望から自然発生的に生まれた間取りで、
「家族が一緒に楽しめるパソコンコーナーを
リビング・ダイニングの一角につくって欲しい」
という声が始まりとありました。

個人的に印象に残った特徴は
●生活スペース(リビングやダイニング)に、あるいはその近くに設ける。
●親と子が互いに気配を感じ合え、隠しすぎず見えすぎないことがポイント。
●適度なつながり感によって、子どもが気軽に使いたくなる雰囲気が生まれる。
●自由に、すっと出入りできることが大切なので、ドアはつくらない。
●ひとつながりの横長のカウンターを造り付け、使う人数を限定させない。
●壁面を収納にする。リビング・ダイニングのバックヤードとしても機能して良い。

小さい子どもは親のそばで勉強したり
絵を描いたりすることを好むそうです。
私自身にはそういった記憶はありませんが、
高校生の頃は時々、ダイニングテーブルで
持ち帰りの仕事を片付けている母の隣で勉強をしていました。
女同士、無駄話に花が咲くかと思いきや、
相手が集中して取り組んでいると
自分もやる気が湧いてくるから不思議です。
良い相乗効果となっていたようですね。

家族みんなが使いやすいスペースがあると
自然とそこに集まります。
互いの気配をなんとなく感じながら作業をすると集中できるのは
それによって生まれる安心感があるからでしょうか。

私の成績が自慢できるものではなかったことは
母のそばで勉強する頻度が低かったせいにしておきましょう。




古き良き道具たち

2013-02-07 12:40:43 | Weblog
こんにちは。
家具店舗事務員です。

遅ればせながら、チルチンびと最新号(74号)で
火鉢の記事が掲載されていましたね。
私の実家の押入れの奥から古い火鉢が発見されたので
興味深く読みました。

豆炭炬燵で育ったくせに、
火鉢って今の時代でも使ってる人いるんだ!!
などと現代人ぶってしまいました。

意外なところで実際に使っているという方と出会い、
お話を聞くと、とても重宝する道具だとのこと。
記事にもある通り、おつまみ程度の食材をさっと炙るだけでなく、
焼き芋までできてしまうそうです。
暖房としては初冬と初春の肌寒い時期に、
手元や足元など体を部分的にあたためるのにちょうどよく、
燃料費も安くて助かるのだと話してくださいました。

我が家の火鉢は
せっかく数十年ぶりに外界に顔を出したというのに、
使う者は誰もいないだろうと決めつけていたら、
弟夫婦が引き取り手となってくれるそうです。
再び押入れの肥やしとなることが免れ、本当によかったです。

私はもうすぐ賃貸住まいとなるので
火鉢の引き取りは考えられませんでした。
しかしこういった趣のある道具と
生活を共にすることに憧れを抱きます。

我が家の火鉢も使い込まれて活き活きと輝く日が来ることを願って、
弟たちには大切に使ってほしいと思います。

余談ですが、近藤工芸のお店では
一枚板の囲炉裏を取り扱ってございます。
住宅と合わせて検討されると楽しみが広がりますね。
(さりげない宣伝)

寒い季節だからこそ活きる道具たちを使って
残り少ない冬を乗り切りましょう!


手間を楽しむ

2013-02-01 10:47:15 | Weblog
こんにちは。
家具店舗事務員です。

前回のブログにもある通り、
先日の完成見学会場で薪ストーブに火を入れていただきました。
施工主様、まことにありがとうございました!

生まれて初めて薪ストーブでの暖房を体感し、
その心地よい暖かさに感動して、

もし自分も家を建てるのなら薪ストーブを付けたいなあ。

などと安直に考えてしまいました。

現実には、薪の調達や管理、
本体・煙突の定期的なメンテナンス等
配慮すべき点は沢山あって、
付けたいからといって簡単に付けられるものではありませんね。

少し調べてみたところ、
それぞれのご家庭の生活スタイルに合った薪ストーブを選び、
場合によってはほかの暖房器具と併用することで
快適な薪ストーブライフを送ることができるようです。

利点と弱点をしっかりと把握しておけば
上手な付き合い方ができるということでしょうか。

アナログな器具ゆえの手間はかかると思いますが、
手をかけることによって愛着がわき、長く付き合っていけるところが
何よりの長所だと私は思います。

こちらの施工主様は、薪割りが楽しい、
運動不足とストレスが解消されると話しておられました。

手間を楽しみに還元して、こちらの薪ストーブは
長く大切に使われていくのだなと感じました。