塗装職人のお話

今、近藤工芸の工場で頑張っている職人さんの1人に塗装職人のS氏がいます。12月の22.23の二日間で完成見学会をさせていただくお家の外構の板塀を黒く塗っています。いろいろな仕事を抱えながら塗装をしているのでまるまる一週間は塗装をしています。3ｍ×12cmの杉板を230枚両面2回塗りしています。S氏は塗装が真面目な話、好きなのです。S氏は近藤工芸に入る前の職歴も映画館の看板を描いたり、イラストレーターをしたり愛媛県では有名な某施設のチケットのイラストを作ったりとS氏の社会人人生は常に何かを塗ってきているのです。まさに塗りの専門家です。また私生活でも趣味で模型や絵を描かれたりと本当に塗り、色彩の感覚をもたれた職人さんです。S氏に聞いたところ大工職は図面を見て作り上げる男脳（右脳）、塗装はイメージ力色彩感覚、女脳（左脳）らしく自分は女脳が発達していると冗談まじりに言われていました。本物の木の家、近藤工芸の塗装職人S氏のお話でした。

山林伐採現場へ行ってきました。

先日、実はいつになるかは解りませんが、実際に山から木が切り出されている現場を家の建築を考えられている方に見ていただければと思い、近藤工芸山林事業部の現場、東温市の山へと行ってきました。
まず真面目な話一般の方をお連れさせてもらえれる道があるかどうかそこが最初です。まづ大きな車は無理っぽかったです。坂道もアップダウンがあり当然舗装はされてません。しかし私ながらにはなりますが伐採現場へ行ったのは3回目なのですが、まだいいほうではありました。いつもながら思いますが伐採業の最初の仕事は切り出しする現場への道づくりが主です。山林部のかたいつもご苦労さまです。ちょっと今回の山は現場見学には無理っぽかったのですが、また探します。いつの日か皆様に日本の伐採業の現場を見ていただく為に。