免疫チェックポイント阻害剤研修会

古森病院@福岡市博多区です。

今日は天神で免疫チェックポイント阻害剤の
研修会に来ています。

免疫チェックポイント阻害剤とは
http://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/immunotherapy/immu02.html

製薬メーカー主催ではなく、
九州がんセンター主催というところや
免疫チェックポイント阻害剤国内認可から
少し時間が経過したことから
土曜日午後の時間ではあったものの
参加しようと思い、申込みました。

免疫チェックポイント阻害剤は
保険適応が通った癌については
ある程度効果がある。保険に通ってない
癌についても、治験中のものあり
適応可能性あり。
効果が出たケースは　投与中止しても
そこそこ効果が持続(これが従来型抗がん剤と大きく異なるところです）。

副作用については、従来の抗がん剤よりも
発症頻度は低いものの
投与中止後も起こる可能性あり
今までの従来型の抗がん剤とは違う
まだ不明な点が多々あると
いうことでした。
自己免疫疾患の方は　免疫チェックポイント阻害剤投与により
コントロールされていた自己免疫疾患が悪化するケースがやはり多いそうです。

さまざまな臓器の専門家が
いろいろな視点から分かりやすく
免疫チェックポイント阻害剤について
お話され、非常に興味深い研修会でした。

九州がんセンターの先生方が　
わかっていることとそうでないことを
きちんと分けてお話されており、
謙虚な姿勢で治療にあたっておられたのが
印象的でした。

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