少しづつ凌ぎやすい気温の日が増えてきている
台風が熱い空気を食いつくしたのか?気温が急降下して、夜にはタオルケット一枚では足りなくなった
昼間にはそれなりにあったかい日差しが入るので、それなりに気温は上がるのだがせいぜい27・28度ぐらい
あの猛暑に比べればはるかにましである(笑)
ただ新たな台風の接近により風が少し強いかな?
でも,今回の台風は接近はするものの上陸はなさそうだ
まだ18号の自然災害の爪跡を残したままですからね
自然災害と言えば・・・TVを見て思った
東北の震災の時に3日間ACのCMしか流れなかったことは当時ブログにも書いた記憶があるが
日常生活に戻るとACのCMは・・・ほとんど流されることはないのだ
でも私的には、商品などのCMは特別印象に残ってもいないが、ACのCMでは今だ記憶に消えないCMがある
その1・・・夜、ポリバケツの中に子猫が紙袋に入れられて捨てられているというCM
子猫の寂しそうな泣き声だけがBGMとして流れているが『小さな命でも大切にしよう』と、言う意図のCMだろうと思うが
これ見た瞬間『こういう事をする奴らがいるから・・・』と、情けない気分になった
その2・・・ちょうど覚せい剤の話が大きく報じられていた時だったかな?
『覚せい剤撲滅』・・・と言うより『覚せい剤を使用しないようにしましょう』の警告のようなCM
どこぞの床に釘が刺さっているシーンがCG調に映し出され、その釘が打つ音によって深く刺さっていく、そして釘の周りに亀裂が生じたところで一気に人間の模型がひび割れていくシーンに変わる
そしてナレーションが流れる『覚せい剤は科学的に人間を破壊してしまいます』
『覚せい剤、やめますか?それとも――』
ここで一回画面が途切れ、最後に黒い画面をバックに白く大きなの字で『人間やめますか』と出てくる
なんか思わず『ゾワッ』としてしまうCMだった
その当時、私は・・・日々楽しく前向きに生きている時代だったからー―
『覚せい剤』自体が『眼中にない』と言うべきかな?
薬によって身を崩していく人の思考回路が、当時はどうしても理解できなかった
・・・話が天気の話から横道にそれてしまったが、それでは『ヒイロノカケラ』の続きを
オモイカネは、美保先生の指示通り、私たちを敵と認識したようだった
『大気の水よ。我の手に――』
凌さんの呼びかけに応えて、霊気に満ちた水が生まれる
守護者の力の行使にも慣れてきたためか、彼の動きは今まで以上に冴えていた。
『――すべてを、貫け!!』
放たれた水弾はオモイカネに無数の穴をうがつ
攻撃的な始末対象としてオモイカネは即座に凌さんに反撃する
『こんなもの、当たらない!』
彼は眼前に水の盾を作りだす
オモイカネの放った光は、鏡面のような水に反射させられ宙で解けるように消える
『研ぎ澄ませ――【水】』
凌さんは私たちを庇うように、位置取りを変えながら水を集める
『振り注げ――【槍】!』
オモイカネに向けて水の槍がすさまじい速度で打ち出される
オモイカネの反応が鈍った隙に、その槍を支点にして水の陣が浮かび上がった
『【三重円、現出!】』
刻まれた円陣はオモイカネのすべてを巻き込む大爆発を生んだ
戦いは凌さんが優勢に見えた
でも――
彼は、まだ守護者として覚醒したばかりで戦闘訓練を受けたわけではない
戦闘経験も浅い彼は、必死に頭を使いながら、どうやって力を行使すべきか考えて戦い続けている
けれども、それも限界がある
彼はまだ効率的な戦い方というものを知らないのだから・・・
『っ・・・・!』
再びオモイカネの攻撃を凌さんは水の盾で防ぐが、攻めきれない状態のまま
力を行使するたびに彼の精神力は削られてしまう
『凌さん・・・!』
彼は、私や北野さんを庇いながら戦っている
そのために、ますます凌さんは追い詰められる結果になっていた
そしてまたオモイカネの光が瞬いた時――
『っ!!』
凌さんを庇うように飛び込み、私の作りだした光の結界に触れて、オモイカネの放ったビームは霧散していく
『〇〇!?どうして、こんな・・・っ!』
『大丈夫、だから・・・!』
必死に意識を集中させながら、私はぎこちなく笑って見せた
『あと少しなら耐えられる、から。今のうちに攻撃を・・・!』
凌さんは一瞬ためらったが
『わかった、すぐに終わらせる。頑張ってくれ、〇〇・・・!』
『空の雫――!我が身に宿りて道を示し、この地に陣を刻み込め』
凌さんは凛々しい声で命じ、霊力が高められていく
きっと、次で決めるつもりなのだ
さらに重ねられるオモイカネの攻撃を、私は必死に防ぎ光の守りを維持しようとする
『ふっ・・・・、ああっ・・・・!』
肺から呼気が漏れていく
守りが尽きようとしていた
あと、もう少しなのに――
そして、ついに結界は破られて、光は私に向かって降り注ぐ
私が死を覚悟した瞬間
『ぐあああああ!!』
『!い、いやああっ!!』
私を守るために、北野さんが飛び出して私を庇った
オモイカネは、そのまま私へ攻撃を届かせようとする
だが、それより早く、自分を抑えて集中を保った凌さんの攻撃が繰り出される
『【無限円陣!!】』
目を焼くほどの光が溢れ、大爆発がオモイカネを呑み込んだ
やがて美保先生の野望を象徴するオモイカネは完全に沈黙した。
今回はここまでかな?
オモイカネを破壊することで目的の一つは達成できたが
その為に払った代償は・・・大きい
最後に娘を庇うことで『父親としての務めをしよう』とする北野さん
父を失う悲しみを、凌さんがどうやって支えてくれるか?
次回の見どころはそこになるかもしれませんね
でも、やはり凌さんの存在自身が支えになって・・・最終決戦の地へ向かわせてくれるのだと思いますが
それでは次回も頑張りま~す
台風が熱い空気を食いつくしたのか?気温が急降下して、夜にはタオルケット一枚では足りなくなった
昼間にはそれなりにあったかい日差しが入るので、それなりに気温は上がるのだがせいぜい27・28度ぐらい
あの猛暑に比べればはるかにましである(笑)
ただ新たな台風の接近により風が少し強いかな?
でも,今回の台風は接近はするものの上陸はなさそうだ
まだ18号の自然災害の爪跡を残したままですからね
自然災害と言えば・・・TVを見て思った
東北の震災の時に3日間ACのCMしか流れなかったことは当時ブログにも書いた記憶があるが
日常生活に戻るとACのCMは・・・ほとんど流されることはないのだ
でも私的には、商品などのCMは特別印象に残ってもいないが、ACのCMでは今だ記憶に消えないCMがある
その1・・・夜、ポリバケツの中に子猫が紙袋に入れられて捨てられているというCM
子猫の寂しそうな泣き声だけがBGMとして流れているが『小さな命でも大切にしよう』と、言う意図のCMだろうと思うが
これ見た瞬間『こういう事をする奴らがいるから・・・』と、情けない気分になった
その2・・・ちょうど覚せい剤の話が大きく報じられていた時だったかな?
『覚せい剤撲滅』・・・と言うより『覚せい剤を使用しないようにしましょう』の警告のようなCM
どこぞの床に釘が刺さっているシーンがCG調に映し出され、その釘が打つ音によって深く刺さっていく、そして釘の周りに亀裂が生じたところで一気に人間の模型がひび割れていくシーンに変わる
そしてナレーションが流れる『覚せい剤は科学的に人間を破壊してしまいます』
『覚せい剤、やめますか?それとも――』
ここで一回画面が途切れ、最後に黒い画面をバックに白く大きなの字で『人間やめますか』と出てくる
なんか思わず『ゾワッ』としてしまうCMだった
その当時、私は・・・日々楽しく前向きに生きている時代だったからー―
『覚せい剤』自体が『眼中にない』と言うべきかな?
薬によって身を崩していく人の思考回路が、当時はどうしても理解できなかった
・・・話が天気の話から横道にそれてしまったが、それでは『ヒイロノカケラ』の続きを
オモイカネは、美保先生の指示通り、私たちを敵と認識したようだった
『大気の水よ。我の手に――』
凌さんの呼びかけに応えて、霊気に満ちた水が生まれる
守護者の力の行使にも慣れてきたためか、彼の動きは今まで以上に冴えていた。
『――すべてを、貫け!!』
放たれた水弾はオモイカネに無数の穴をうがつ
攻撃的な始末対象としてオモイカネは即座に凌さんに反撃する
『こんなもの、当たらない!』
彼は眼前に水の盾を作りだす
オモイカネの放った光は、鏡面のような水に反射させられ宙で解けるように消える
『研ぎ澄ませ――【水】』
凌さんは私たちを庇うように、位置取りを変えながら水を集める
『振り注げ――【槍】!』
オモイカネに向けて水の槍がすさまじい速度で打ち出される
オモイカネの反応が鈍った隙に、その槍を支点にして水の陣が浮かび上がった
『【三重円、現出!】』
刻まれた円陣はオモイカネのすべてを巻き込む大爆発を生んだ
戦いは凌さんが優勢に見えた
でも――
彼は、まだ守護者として覚醒したばかりで戦闘訓練を受けたわけではない
戦闘経験も浅い彼は、必死に頭を使いながら、どうやって力を行使すべきか考えて戦い続けている
けれども、それも限界がある
彼はまだ効率的な戦い方というものを知らないのだから・・・
『っ・・・・!』
再びオモイカネの攻撃を凌さんは水の盾で防ぐが、攻めきれない状態のまま
力を行使するたびに彼の精神力は削られてしまう
『凌さん・・・!』
彼は、私や北野さんを庇いながら戦っている
そのために、ますます凌さんは追い詰められる結果になっていた
そしてまたオモイカネの光が瞬いた時――
『っ!!』
凌さんを庇うように飛び込み、私の作りだした光の結界に触れて、オモイカネの放ったビームは霧散していく
『〇〇!?どうして、こんな・・・っ!』
『大丈夫、だから・・・!』
必死に意識を集中させながら、私はぎこちなく笑って見せた
『あと少しなら耐えられる、から。今のうちに攻撃を・・・!』
凌さんは一瞬ためらったが
『わかった、すぐに終わらせる。頑張ってくれ、〇〇・・・!』
『空の雫――!我が身に宿りて道を示し、この地に陣を刻み込め』
凌さんは凛々しい声で命じ、霊力が高められていく
きっと、次で決めるつもりなのだ
さらに重ねられるオモイカネの攻撃を、私は必死に防ぎ光の守りを維持しようとする
『ふっ・・・・、ああっ・・・・!』
肺から呼気が漏れていく
守りが尽きようとしていた
あと、もう少しなのに――
そして、ついに結界は破られて、光は私に向かって降り注ぐ
私が死を覚悟した瞬間
『ぐあああああ!!』
『!い、いやああっ!!』
私を守るために、北野さんが飛び出して私を庇った
オモイカネは、そのまま私へ攻撃を届かせようとする
だが、それより早く、自分を抑えて集中を保った凌さんの攻撃が繰り出される
『【無限円陣!!】』
目を焼くほどの光が溢れ、大爆発がオモイカネを呑み込んだ
やがて美保先生の野望を象徴するオモイカネは完全に沈黙した。
今回はここまでかな?
オモイカネを破壊することで目的の一つは達成できたが
その為に払った代償は・・・大きい
最後に娘を庇うことで『父親としての務めをしよう』とする北野さん
父を失う悲しみを、凌さんがどうやって支えてくれるか?
次回の見どころはそこになるかもしれませんね
でも、やはり凌さんの存在自身が支えになって・・・最終決戦の地へ向かわせてくれるのだと思いますが
それでは次回も頑張りま~す