カテーテルアブレーション体験記

心房細動のカテーテルアブレーションの体験を綴る

薬の効果

2018年06月03日 | Weblog

 1月から3月にかけて不整脈、心房細動が頻発した。

こんなものかと思い付き合っていくしかないと諦めていたが、医師を変えサンリズムという抗不整脈薬を4月10日より服用し始めた。

以後一度も不整脈、心房細動にならず今に至っている。

 一錠の薬の効果に驚いている。抗不整脈薬は又、不整脈を誘発すると言われているが、今の所大丈夫である。医師にもこのまま服用していいのでは言われている。

現在服用しているのは高血圧、抗凝固薬、抗不整脈剤です。

 手術する前にこの薬(抗不整脈剤)を服用していたらあるいは手術を回避出来たのでは???と思わないでもない。でも手術によって得たものも多々あるので良しとする。

体調が良くなると行動範囲が広がる。先月は3泊4日の旅行、7月も出かける予定です。

軽い山なら行けそうだと今は思っている。

 


心房細動のアブレーション

2017年11月20日 | Weblog

   ある医師の興味深い記事を読みましたので転載させて頂きます。

              心房細動は、アブレーションが必要でしょうか?

 まだ、アブレーションは治療の過渡期にあります。治療により色々なことがわかってきています。

 心房細動を治せば、それに越したことはありません。しかし、再発をした時に、脳梗塞を起こしたら、アブレーションをして、脈が戻って、抗凝固を止めたことが、あだとなります。


 心臓も大きくなく、症状もひどくない人で、高齢の方は、無理をしてアブレーションをしても、その恩恵は少ないと思っています。これは、人にもよります。症状がない人は、適応になりません。抗凝固がしっかりできる方も適応になりません。心機能も悪くない方も適応になりません。


 心房細動はアブレーション治療ができる以前は、病気というより、老化の自然経過として診ていて、特に高齢のかたは、内服治療で、問題なく経過をみれていました。

 特に高齢の方は、アブレーションで心房細動が根治しても、その後数年にまた心房細動が出現することがあります。それが実は問題で、その心房細動が再発した時に、運が悪いと血栓症を起こして、脳梗塞になることがあります。

  アブレーションで、若年の方は、劇的に症状が取れて、恩恵がある方が多数いる一方、症状が強くない方、高齢で再発の可能性が高い方は、デメリットの方があることがあります。
 


術後10年

2017年06月01日 | Weblog

 昨年の10月で最初の手術から10年経過した。

 過ぎてみると早かったように思う。私が手術したころはまだまだ知名度は低かったが、今は治療の選択肢の一つとして定着したように思う。

 あれからすっかり元気に。。。とはならなかったが、登山も出来るようにはならなかったが、普通の生活は出来ている。

 術後に110日間の船の旅、海外旅行は4回行ったが具合の悪くなったことはなかった。主治医の英文の診断書、メルアド、電話番号を教えてもらい心強かった。その安心感は大きかった。

 今も年に3回位は心房細動になるが、シベノール、ワソランの内服で1日位で治まるので病院に行くことも無い。

 現在、薬は血圧の薬、抗凝固薬を服用している。

 年齢の事もあるし、こんなところで良しとすべきと思う。何事もチャレンジしてみなければ分からないので手術したことは正解だったと思っている。精神的にも得るところは大きかった。

 今は芭蕉の奥の細道を辿る旅をしている。登山は無理だが、出来ることをして楽しんで日々を送っている。


その後

2013年12月04日 | Weblog

 

その後変わりなく過ごしている。

 抗凝固薬

 プラザキサ、イグザレルトは当初は良かったが、下痢が続くようになり今はワーファリンを飲んでいる。
いつなるか分からない、なるかどうかも分からない心房細動の為に、抗凝固薬を飲むべきかどうか先生によって意見が分かれるようであるが、年齢の事もあり飲むことにしている。

 開業

 7年間お世話になった先生が遠隔地で開業された。
2カ月に1度位診て頂いていたが、残念である。(日帰り通院は無理)
今迄は片道3時間、2、5時間かけ行っていたが、一寸した日帰り旅行といった気分で通院していた。
病気だけではなく心も癒して頂き、また短歌のヒントも沢山頂いた。
“先生の前に先生なく先生の後に先生なし”と思う。
一度はきちんとお礼を言いに伺いたいと思っている。

寛解?

 登山を続けたくて手術を受けたが、三浦雄一郎さんのようにはいかなかった。
でも軽いハイキング、海外旅行も行けるし寛解?という状態と言えるのでは。
私の場合は、非日常に身を置いた方が体調は良く
出先で具合が悪くなったことはない。

“禍福は糾える縄のごとし”という言葉があるが実感である。
登山を続けていれば世界一周船の旅(豪華客船ではない)は多分行くことはなかった。
登山を続けられなかったから行けた。病気になったから行けた。
帰国して5年経っているが何物にも代え難い素晴らしい経験が出来た。



 現在は近くの病院に掛かっていて、血圧の薬とワーファリンを飲んでいる。
寒くなり血圧も上がり気味になっている。気をつけねば!

 

 


プラザキサ

2012年07月02日 | Weblog

定期受診

 前回の受診、5月17日より異常なく過ごしている。
心電図、血圧共に異常なし。
シベノールを前回出されたが、胸痛、頭痛がひどく10日位で止める。
又、4月よりプラザキサを飲み始めたが、通常は飲まず発作時にのみすぐ飲むという方法もあるという。
1,2割の人に胃腸障害(胃潰瘍等)の副作用が出るというが今の所大丈夫である。
私の場合、年齢的なものもあり、シベノールも飲まないので普段も飲むことにする。

心房細動の予防には血圧を上げないよう注意するようにとの事でした。

 


受診&受診零れ話

2012年05月17日 | Weblog

受診

 今年に入り順調に来たが、4月2回、5月13日と心房細動になる。
何れもシベノールで治まる。
今迄抗不整脈薬は飲んでなかったが、シベノール100mgを一日2回処方される。
私の発作の原因は肺静脈以外のようである。肺静脈は完全にアブレーションしてあると。
数は少ないが、このような人もいるとの事。
シベノールを服用し様子をみる事となる。
 
 エベレスト登頂者の三浦雄一郎さんは2回のアブレーション後一度も心房細動にならないという。
来年80歳で又挑戦すると。私もエベレストはとても無理だが、キリマンジャロには登りたかった。
同じ先生にやってもらったが、個体差があり致し方ない。



 少々憂鬱な気分を晴らすべく、受診時等の零れ話を思いつくままに記してみる。

 
受診こぼれ話

 
★恋は卒業

 昨年、声帯を痛め声が出なくなった。予約日外に行き「声患いになり予約日に伺えませんでした」と申しましたら、「女性にとって恋は何歳になっても重要だよ(笑)でも僕はもう卒業したけど(笑)」と言われました。
ダンディな先生の事ですので今までに多くの恋を経験してきたことでしょう。

女性にとって重要なものは男性にも重要なのでは?でも先生の場合、今は公私共に充実していて恋は不要?・・・私も言ってみたかったなあ~~“恋は卒業”と。


 ★この言葉何人の女(ひと)に書きたるや〈何時も輝く星の如くに〉と

 お守りに先生のサインをとお願いした所、さらさらと書いて頂きました。
その手元を見ながらこの言葉を何人の人に書いたのだろう?と想像しました。

いえいえ山姥の私の心のリハビリの為に書いてくれたのでしょう。有難うございます。

 

★電話

   ある夜、動悸がして治まらず先生に恐る恐る電話しました。「プライベートな時間にお電話して申し訳ありません」と申しましたところ、「僕は24時間いつも仕事の事を考えているから良いんだよ」と言って頂きその一言でほっとし、動悸が治まるようでした。
又、再発時に電話した時に、色々アドバイスを頂きその上で「遠くて面倒みて上げらなくてご免なさいね」と言われました。

 

★病名

 待合室でカテアブをしたという人に会いました。何の病気でしたのですか?と尋ねましたら分からないと言われました。
そのような人もいるのですね。翻って私は考え過ぎ?突き詰めすぎ?あまり神経質にならない方が心臓には良いのではと思う。

 

★手弱女(たおやめ)と言われ些かこそばゆく帰路の時間の短きことよ

  古文のテスト?

 
★多忙

  医師に求めるのは適切な診断と治療だけにするべきである。日本の診療報酬は低いので医師は多忙である。
その他を求めるのは酷と知ってはいる。が、病気の話以外もしたくなる。
忙しいのにも関わらず雑談に応じて頂き、癒され救われている。

でもよく考えてみると先生にも他の患者さんにも迷惑になっている事に今更ながら気が付いた。


★地域限定


 「当地で先生の評判が良いですよ」と申しましたら「地域限定じゃあね」と言われ笑ってしまった。

  

★食事会

  待合室で先生を囲んで食事会をしようという話が出ました。都合を伺ったところ二つ返事で良いですよと言われ実現出来た。

 
★わが身をば案ずる主治医のメール優し読みつつ何時しか涙にかすむ

 2年前に尿管結石になりました。(スイスに行く3日前でした)専門外なのに原因、対処法など詳しく説明、励まして頂きました。また必ずチャンスは巡って来ますからとも・・・。
その通り、昨年行ってくることが出来ました。

 

★老化

  心房細動の原因はストレス、高血圧、老化と言われるが、私の場合もう老化では?耐用年数切れ?今迄の人生で心臓を酷使、酷使せざるを得ない様な生活をしてきたように思う。

心臓に優しい生活を心がけ、病に対して油断せず過したい。

 
 
 通院は前の病院から数えると5年8カ月になる。以前は往復6時間、今の病院は5時間。
大変と言えば大変だが、何時の時も診察室には笑いがあり苦痛ではない。

 考えてみると通院が楽しいというのは幸せと思う。通院不要となるのが一番だが・・・。

   


帰国

2012年04月10日 | Weblog

 客死することなく、フランスから先日無事帰国しました。
帰国した日は時差、疲れもあったのか14時間も眠りビックリしました。
良い気分転換が出来、この余韻で当分楽しく過ごせそうです。
昨年のスイスよりも体調は良く、血圧、脈等も問題ありませんでした。
何時もと違った環境に身を置くと心臓に意識が行かなくて私の場合は良いようです。

 8日は市主催のハイキングに行って来ました。
コースは5、10、20kとありましたが私の性格としてはやはり20kコースを選びました。
歩き通せるか少々心配でした。が、以前より早く歩けませんでしたが、無事制限時間の6.5時間以内で歩けました。
ゆっくり自分ペースで歩けたので疲労も余りありません。今日は午前中にヨガの講座に行き気分爽快です。

 例年になく寒い冬が過ぎ、出かけるのに最適な季節になってきた。
出掛けられる内と思い、色々と予定を立てている。
今の所、昨年より体調は良いですが油断せず、無理せず現状を維持していきたいと思っている。


今年初

2012年03月01日 | Weblog

今年初の受診。

 検査は心電図異常なし。血圧も異常なし。

 前回の受診から今日まで無事経過した。この冬はとても寒く、血圧が心配だったがノルバスクを増量した為か正常値を上回る事はなかった。又、心臓に違和感を覚えることもなく手持ちの心電図計を使う事もなかった。
昨年の1月から3月までは不安感を伴う動悸で悩まされたが、今年はそんなこともなく過ごしている。
願わくばこのまま1年過ぎてくれればと思っている。

 先生の手術数が(自身が施術されたもの)昨年1年間で540になり日本一という事である。
お若いのでまだまだ数を伸ばされる事でしょう。

 私にとって今年は節目の年なので何か思い出に残る事をしようと思っている。
寒い間は出かける気にもなれなかったが、光あふるる春となり考えているだけでも楽しくなる。
旅行用に診断書を貰っているが、私にとってそれが水戸黄門の印籠の如き?で大きな存在である。

 先生からは何処に行っても何をしても良いと言われている。積極的な1年を過ごしたい。
かってやったことがあり又やりたい事がある。
ニュージーランドでのラフティング、ネパールのトレッキング・・・だがもう体力に自信がない。

さて何をしようか?何処に行こうか?


この一年

2011年12月23日 | Weblog

12月22日

 定期受診

   検査は心電図は異常なし。血圧は140で少し高め。
この所寒さが厳しくなり、血圧が上昇してきたのでノルバスク2.5ミリ朝夕に追加となる。

 今日から6年目の受診となった。
以前の病院は通院時間は往復6時間、今の病院は5時間。よく通ったものと思う。
バクバクする胸を抱え必死で行った日、車窓から見える風景を楽しみながらの日もあった。
5年間は過ぎてみるとあっという間だった。歳を重ねると月日の過ぎるのがとても早い。
次の5年はもっと早く感じられることだろう。

 この1年

 1月から3月迄は不安感を伴う動悸。心電図は異常なしで洞性頻脈といわれ自然に解消。
4月に声帯萎縮となり声が出なくなる。声帯体操なるものをやり、現在やっと以前の声に戻る。
8月スイスへ。手術時に願った事の2つ目が3度目の正直でやっと実現。
国内旅行は5回。ハイキングは10回。
血圧が上がると心房細動になりやすいので、今まで以上に血圧の管理に注意せねばと思う。
過労、ストレスに注意です。


五年

2011年10月13日 | Weblog

定期受診

 検査項目・・・・・
心電図、血液、血圧。  皆正常であった。

 第1回の手術から今日で丁度5年となり記念受診となった。あれからもう5年、手術を受けて良かったと思う。
発作におびえ予定の立たない日々からの解放が何より大きい。

手術時に痛みが大きかったが、私の場合麻酔の効き方が悪いようである。
他の人と同じ量を使ったというが・・・こういうものと我慢したが我慢しなくて良かったようである。
アピールすればもっと薬を使ってもらえた。

 5年の間に手術法も進歩し、発作性の心房細動は根治が可能になったが、肺静脈以外からの
心房細動(慢性の心房細動が多い)の治療が現在の課題だという。医学の進歩は早いので近い将来それも解決されることでしょう。

 過日、先生を囲み患者の有志で食事会をしました。
その中で印象に残った先生の言葉があります。
  ①治療をする時自分の親族だったらどうするだろう。
  ②500人位アブレーションしたがその患者さんを覚えている、忘れないようにしている。
  ③慢心せぬよう戒めている。

  一同深く感銘を受けた事でした。


旅は人の心を・・・

2011年08月26日 | Weblog

8月25日  定期受診

 心電図、血圧共に異常なし。
暑さにも負けず元気に過ごしている。前回の発作から1年2カ月発作は起こらず。
薬はずっと変わらず降圧剤のアーチスト、ブロプレス、ノルバスク 安定剤のコンスタン。

スイス

 8月3日から10日までスイスに行って来た。
1回目の手術時に手術台で願った3つの内やっと2つ目が叶えられた。ハイキングも2日間やったが異常はなかった。
唯、3日目に氷河特急の列車内で皆で盛り上がり、その夜動悸がした。携帯用の心電図計を使ったが異常はなく、コンスタン2錠を飲み治まる。はしゃぎ過ぎを反省する。


 スイスは3度目の正直でやっと行く事が出来た。1度めは3日前に尿管結石、2回目は2週間前に心房細動、今年もどうかと思ったが行ってくることが出来た。
今回は英文の診断書を書いてもらい、出発直前に受診、海外対応の携帯に変更と万全を期したのが安心につながり行けたのでは・・・と思っている。

 手術台で願った最後はネパールのトレッキングであるが、1度行っているし体力に自信がなくなり実行出来なくても良いかなと思う。

 よく旅は人の心を健やかにすると言うがその通りである。色々な憂さを忘れ充実した8日間であり、頑張って生きようという気にさせて貰った。


 又、次の目標が出来たのでそれに向かって心身ともに気を付け目標を達成したいと思う。
先生からは「プロジェクトチームを作りましょう」とジョークを言われ笑ってしまった。


  


声患い

2011年06月04日 | Weblog

6月2日

 定期受診

 1月中旬から3月中旬まで悩まされていた、不安感を伴う動悸(心電図は異常なし)も治まり心臓に関しては異常なく過ごしている。
あれは何だったのだろうと今は思っている。寒さが影響したのか。。。
検査は心電図で異常なし。今日は診察室の前に腰かける間もなく呼ばれ驚く。
待ち時間ゼロ。こういう事もあるのだ。

 最初のカテアブをしてから約5年になる。当時は今と違ってまだ一般的ではなく実施医療機関も少なかった。
又、薬によって症状が改善されない場合に手術を選択するという状況であった。
今は心房細動と言われると手術をするという程その手術法も確立された。完治率は1回で発作性は9割慢性は10年位で8割という。
これは実施機関にもよるという。5年の間に進歩したものと思う。   


 余談
 
  声患い?5月19日が予約日だったが、声が嗄れ通院することが出来なかった。
今も声がれが続いている。風のある日にマスクをせず除草剤などを撒いたが、それが良くなかったようだ。
ひどい咳が出て声帯に隙間が空き、それが原因?老化?
その隙間をコラーゲンで埋めると治るという。音声外来なるものを初めて知る。 
何事も失いて後にその有難味は分かるものです。コーラスに早く復帰したいと願っています。

  主治医の先生は初診の患者さんには自己紹介をされます。気を付けてお帰り下さいご苦労様でしたと言われます。
5年目になる私にも変わらず声をかけられます。また、忙しいのにも関わらず雑談にも応じて頂いています。
今日は専門外の声(恋)患い?について相談にのって頂き、アドバイスを受け助かりました。

 よく病気を診て病人を診ないと言われます。
患者数が多く、また今の保険制度では仁を求めるのは難しいと思う。が、先生についてはその点も満足し有難く思っている。


洞性頻脈

2011年03月04日 | Weblog

洞性頻脈 

 1月中旬頃から頻繁に不安感を伴う動悸がするようになった。
6日間心電図を撮ったが異常なし。洞性頻脈ではないかといわれる。

 洞性頻脈は一般的にみられる不整脈の一つ。脈が大きく速く打っているように感じ心臓がどうかなるのではないかという強い不安感を伴う。逆に不安感が強くなければ、洞性頻脈はあまり問題にならない。貧血やバセドウ病でも洞性頻脈は起こる。更年期障害の症状の一つとして洞性頻脈が起こることがある。無害な不整脈。

 私の場合は上記の貧血、バセドウ病等どれにも該当せず。ストレス?降圧剤の副作用?。 病的なものではないようなので様子をみる事になり薬は処方されず。血圧は正常で降圧剤のみ服用。動悸がひどい時はシべノール50mgを4時間以上空け1日3回までと言われる。


新薬

 ワーファリンに替わる薬が4月から発売になる。
メリットは入院期間が短くなる。血液検査不要。食べ物の制限なし。デメリットは薬価が高い1錠235円(量により変動)ワーファリンは約10円。他の薬との併用でリスクが増える。拮抗薬がないという事です。もう少し様子をみたほうが良いかもしれない。
私の場合心房細動の予防の為に抗凝固薬を旅行時などに飲んだ方が良いかと尋ねたらその必要はないということだった。

カテーテルアブレーション

 心房細動に対するアブの完治率が向上。
発作性で1回の手術で9割完治。慢性でも治る率が向上、10~20年の心房細動でも治る確率が上がった。

時差

 海外に行った時に時差のある場合の薬の服用は現地の時間に合わせる。
昨日の通院時の状況です。

 心電図に異常なく大丈夫と言われても症状(動悸、不安感)があり今一つ納得いかなかったが、洞性頻脈と言われ納得できた。
体に異常なく症状がこれ以上に強くなれば心療内科の領域か。(自律神経失調症?)
振り返ってみると1月にストレスを感じることがあった。これが原因の一つ?気を病む~病気 心と体は密接に関係していると今更ながら思う。

 幸いその後症状は軽減している。 光あふれ来て春!明るく元気に生きましょう!


2011年01月06日 | Weblog

「驚」の字もありし寅年過ぎゆきて「安」で始まる兎年なり

 その後異常なく新年を迎える事が出来た。

 今年初めての受診。
 検査項目は心電図、血圧。心電図は異常なかったが、血圧は少々高め。毎年の事だが、寒くなると血圧が高くなる。気をつけねば。。。体に心を合わせ冬を乗り切ろう。

 ドラッグ・ラグと言って他の国では使われている薬が日本ではなかなか認可されない。が、
抗凝固薬のワーファリンに替わる薬が近いうちに登場するという。ワーファリンは食事制限、血液検査が必要だが新しい薬はそれらが不要とか。出血しやすい等は改善されてはいないというが食事制限、血液検査がないというのは楽だと思う。

 前回から手術機器等は変化ないというが外科手術はどんなに機器が進歩しても術者の技量による所が大なのだと思う。

 今日も病院は混んでいました。
日本では国民皆保険(昭和36
年)といって保険制度が完備されている。それが当たり前のように思っているが先進国でもこのような国は多くないという。保険証一枚持っていけば何処の病院でも安価で診てもらえるという有難味を思う。病院が混むというのはそういう意味では良い事なのかも。。。国家財政の逼迫という問題もあるが。

 通院に往復5時間、待ち時間は2時間かかったが安心感には代えられない。


漢字一字

2010年12月12日 | Weblog

 先日、平成22年の世相を表す漢字一字は「暑」と発表されましたが私にとっての漢字一字は「驚」です。

  心房細動とはサヨナラの心算でいたのですが、そうは問屋が卸しませんでした。術後2年余の再発には驚きました。

 でも振り返ってみるとこの一年、発作が一度はあったが、総じて体調は良かったように思う。正確に言うと「安」一時だけ「驚」と言うべきか。

 その後携帯用心電図計を時々使用してみるが異常は無し。


 1年を振り返ってみると。。。

 1月はカンボジアへ。真冬の日本から30度を超す蒸し暑いアンコールワットへ、遺 跡群を連日歩き回ったが、大丈夫だった。
 2月は国内旅行。
 4月は国内旅行と20Kハイキング。もう高い山は気力、体力が無く無理だが20Kはまだ歩けると自信が付く。
 6月心房細動!シベノール、コンスタンの内服と点滴で治まる。11日間の海外旅行を予定していたのだが、準備のストレスか?先生には英文の診断書を持って行けば大丈夫と言われたが、気持ちが萎えキャンセルする。
 9月国内旅行。9月になっても暑い毎日だったが無事帰宅。
 その他日帰りの旅行を5回、月1回のハイキング。又、公民館、図書館の講座を週5回位受講している(自転車で往復7キロ)が体調が悪くて休むという事はなかった。
こう書き出して見ると、少々やり過ぎ?と思わないでもない。

 術前は発作が心配で予定が中々立てられなかったが、海外は少々躊躇するが国内は迷うことなく予定を入れる事が出来るようになった。

 現在私は医療過疎地?と言ってもいい所に住んでいる。一昨年、市立病院に循環器の専門医が常勤で来られましたが、来年は常勤ではなくなるとか。。。
近くで常勤の所は市立病院しかないので少々不安です。バクバクする心臓を抱え八王子まで行くのはしんどいなと思う。

 来年は過労、ストレスに注意し心房細動になることなく安定、安泰、安心の「安」の一字で過せればと思う。