「次から次へと」
6月14日(水)4時00分 曇り
関東地方の夜明けを告げる鳥は「コケコッコー」そう鶏(ニワトリ)と決まっているんですが、北海道では違っていました。未明の3時半過ぎぐらいからあっちでもこっちでも「カッコー、カッコー」とうるさいくらい郭公(カッコウ)が鳴いていました。「カッコーワルツ」なんて生易しいもんじゃありません、最初はテープでも流しているのかなと思ったくらいです。ドアを開けて散歩がてらカメラを持って探しに行ったんですが、防風林の中で声はすれど姿は見えずって感じでした。たぶん今の時期はカッコウの繁殖期なんですかね。
そんな訳で夜明けとともに起きてしまいました、寝るときは結構車が停まっていたんですが今朝は私のを含めて4台だけでした。車中泊定番のハイエース、それとと同じような車、キャンピングカーとどうやら車中泊ベテランの方たちですね。写真の中央左手の白い建物が野外トイレ、ちなみに自動ドア、自動点灯、ウォッシュレット、エアータオルと至れり尽くせりのトイレでした。道の駅のトイレもここまで来たかって感じです。(今まででナンバーワンですね、私の中では)。
「道の駅 しんしのつ」
(バナーをポッチンとクリックして頂くとブログランキングが表示されます。現在「茨城」4位、「生き方」2位あたりで~す。緑と青のバナーを1日1回クリックして頂くと順位に反映されますので、宜しくお願いしま~す。)
そんな訳で今日はどうしようかなと車内を片付けながら考えていると、昨日失くしてしまったと思っていた一眼レフのレンズキャップ発見、カッコウに起こされてイライラしていたんですがこれでちょっと落ち着くことが出来ました。
ノープランの旅といっても全く適当という訳にも行きませんので、地図を拡げ検討、岩見沢駅が意外に近いです7~8kmですかね、でもそっちには向かわずR275を北上することに、4時30分北に向けて出発します。とはいえ道も判らないんで取り敢えず近場の道の駅を次から次へとナビの目的地に設定していくことにしました。ということでまずは5時過ぎにに道の駅「つるぬま」に到着です。
「道の駅 つるぬま」-1
ここは古い感じでR275も直ぐそばを通っているんですが以外にも7~8台が車中泊って感じです。良いところがあるんでしょうね、詳しくは判りませんでしたが。
「道の駅 つるぬま」-2
ここから少しズレてとあるところを目指します、ここです、札沼線(学園都市線)終着駅「新十津川駅」。札沼線(学園都市線)は札幌近郊はものすごく混み合うんですが終点のこの駅とのギャップは何なんですかねぇ。
「新十津川駅」-1
1日1往復、始発列車が終列車です。
「新十津川駅」-2
早朝の「新十津川(しんとつかわ)駅」、誰もいません。心なしか鉄路もさび付いているような。
小さな小さな木造の駅なんですが、ここは推理小説やTVドラマで有名な駅ですね。駅を中心に街は拡がっていて街並みが縦横真四角に区切られそこに現代風の住宅や商店の建物が肩を並べて建っています。駅のイメージからは正反対のまさしくニュータウンって言葉がピッタリの街です。
「新十津川町」って地名の由来は明治時代に奈良県吉野郡にある十津川村から2千数百人がここに入植したことから来ていることは有名な話ですね。ということは昨晩車中泊した「新篠津(しんしのつ)」もそうなのかなと思って調べてみるとこっちは違いましたねぇ、こっちは近くの「篠津村」から分村したことから「新篠津」と名付けられたようです。(地名はなかなか一筋縄では行きませんね)
「新十津川駅」-3
ここでお断りしておきますが私は断じて「鉄ちゃん」ではありません。では何故ここに来たかというと以前にJRやバスを利用して北海道を旅していた頃に、ブログでとある人が近くを通っている函館本線の滝川駅まで歩いて乗り継ぎをされていて、これを真似してある時「旅ルート」を計画したことがあったからです(まぁ実際にはやりませんでした)。
で実際にどんなものか確認しようと思って立ち寄りました。実際に確認すると「新十津川駅」から「滝川駅」まで4kmちょっとで、1時間かからないでらくらく歩けそうです、ではいつの日か……、でもその頃には「新十津川駅」なくなっちゃうかも、幻の計画になりそうです。
「新十津川駅」-4
そんな早朝の「新十津川駅」を後にして北上、6時50分、途中の道の駅「ふかがわ」到着、ここも新しそうでいい感じの道の駅、国道から奥の方は静かかも。
「道の駅 ふかがわ」
ここから旭川方面に向かわず雨竜川沿いのR275に、幌加内で道々48号和寒方面に入りました。幌加内のそば畑は7~8㎝ぐらいに育ったそばが一面に拡がりこれが何ともステキな色合い何色って言えば良いんでしょうか、思わず路肩に車を停めてシャッターを押してしまいました。
「幌加内のそば畑」
和寒峠を超えてR40方面に、途中の道々48号は北海道らしい道路、秋の白樺も良いですが新緑の白樺も悪くないですねぇ。
「道々48号」-1
適当に路肩に止めて停めて撮ったんですがそれでも何となく絵になってしまいます、お天気が良ければ……、まぁこれも旅です。
「道々48号」-2
ナビは道々をそれて田んぼの中の一本道に誘導して来ました、長~い長い直線の農道を進むといつの間にかR40(名寄国道)に、ここで左折、直ぐに道の駅「絵本の里けんぶち」がありました。
国道沿いなんですがそこそこ駐車場も広く隣の公園らしきところに水道もあってgoodですね、ワンボックスが2台止まっていましたんで早速情報収集、どうやらここをベースにあちこち回られているみたいです。直ぐ先の士別にはスーパーやホームセンターがあってすごく便利がいいみたいです。今日はぐるっと廻ってここで車中泊もいいかな、でも時間もありますんでさらに北上することに、ワンボックスの方に挨拶をして出発しようとすると、この先の士別市内の40km区間で「ねずみ取り」良くやっているんで注意してとアドバイスを頂きました。昨年ひどい目にあっているんで、その40km区間に入り制限速度でゆ~っくり走っていると、カーブのところで本当にやっていました、ふうっ~助かったぁ、久しぶりにドキドキ、群馬ナンバーのワンボックスの方ありがとうございましたぁ。
「道の駅 絵本の里」
名寄、美深を過ぎ音威子府あたりまで来た時、先ほどそば畑を見っちゃったせいか蕎麦の幟に誘われるように道端の食堂に入りました。
う~ん、常陸秋そばを食べなれているものとしてはイマイチでしたかね、昨年食べたもう少し先の音威子府の黒いそばの方が良かったかな、車も3~4台停まっていたんで良いかなと思ったんですが……、残念。
「ざるそば」
ここでR40から道々220号に入りました、ここまで来ましたんで昨年も来た「歌登」を目指します。
歌登市内を過ぎて14時30分到着しました、「とある川」。まぁ去年も来たんですが誘われるように今年も来てしまいました。
「とある川」-1
道路の直ぐそばなんですが例によって一人なんでチョー怖いです。クマよけスプレーをポケットに入れ、首から笛を下げ沢に入りました。
先ずは笛を目一杯吹いてそして石を拾って周囲の藪に投げ入れしばらく様子を見ます、その後クマよけスプレーの安全キャップを外して沢を遡上しました、出来れば写真の奥の方まで行きたかったんですが足がすくんで行けませんでしたぁ~。
「とある川」-2
2~30分探しましたがメノウは昨年みたいには見つからず小さいのが2つだけでした。今年はダメだなぁと諦めて戻りかけに下流の幌別川との合流地点の方を探索していた時に、ちょっとくすんでいましたがキラッと光る石を発見、手に取ってみるとこぶし大のオレンジメノウ、やりましたぁ!やりましたぁ!
その後その周辺を丹念に探索、最初のヤツより小さめでしたがもうひとつメノウ見つけました。
これで十分満足、森の守り神がお出ましにならないうちに撤収です。
「とある川」-3
この幌別川はここから10数キロ下流の枝幸町でオホーツク海に注いでいて河口でメノウが採取出来るとどなたかのブログに書かれていましたが、たぶんここのメノウが転石となって河口まで行っているんですね。
「幌別川」
最初はこれしか見つけられませんでした。
「とある川のめのう」-1
そして帰りがけに見つけた大物、一部化石化しているようにも見えます。
「とある川のめのう」-2
そしてもうひとつ、こっちは小さいですが下の方がオパールとまでは行かないものの一部蛋白化してますかね、Good Oneです。
「とある川」、北海道の99.99%の人が知らない小さな小さな川なんですが、私にとっては忘れられない川になりそうです。
「とある川のめのう」-3
オマケです、車を停めた駐車スペースで発見しました「ど根性フキ」!
「ど根性フキ」-1
アスファルトを突き破って伸びています、北海道のフキは強烈な生命力を持っているんですねぇ!
「ど根性フキ」-2
もう大満足、ルンルンで本日の宿探しです。取り敢えず一番近い道の駅「ピンネシリ」を目指しました。
「道の駅 ピンネシリ」-1
悪くはないんですが山中でちょこっと寂しそうなロケーションですねぇ。もうちょっと賑やかな所に行きますか。
「道の駅 ピンネシリ」-2
おっと反対側に温泉が、沢歩きもしたんで汗を流していくことにしました。
「ピンネシリ温泉」-1
「ピンネシリ温泉」
ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・塩化物泉(中性低張性冷鉱泉) 内湯(3)、サウナ(1)
日帰り入浴料金 大人:380円 小学生:160円 営業時間 10:30~21:00 休日毎月第2・4月曜
「ピンネシリ温泉」-2
いいお湯でしたぁ。
「ピンネシリ温泉」-2
さて次の道の駅に行くことに、一番近いのは「道の駅 おといねっぷ」、でもここはR40とR275がぶつかるY字路にあって車の出入りがありそうかなということで次の「道の駅 なかがわ」に、ここもR40に面していていまいちフィットしませんねぇ、地図を見ると「道の駅 てしお」が遠くないところに、まだ日が明るいんで行ってみることにしました。何か今日は次から次へと道の駅巡りをしているようです。
そして、出、出、出、出、出ましたぁ「おねだり狐」、道の駅「てしお」に向かう道々551号を右折して車のスピードが落ちたところに大きなしっぽを振りながら愛嬌をふりまき藪から2頭が出て来ました。このロケーション観光客なら大体ブレーキを踏みますよねぇ、狐は学習効果でこれを知っているんですよねぇ、そして近づいて来てお菓子やらパンなどのエサをねだる寸法です。
まぁ私は絶対エサをやっちゃ行けないってことを事前に聞いていましたんで写真だけ撮って無視です。敵もさるものです、「このネイチャリストを気取ったヤツはダメだね、エサくれない」と即断、直ぐに藪に引っ込んでしまいました。
「おねだり狐」
18時00分、道の駅「てしお」に到着です。あたりをチェック、セイコマで晩飯、ホクレンセルフでガスチャージ、道の駅に戻りポジッションを決めてやっと落ち着きました。ここは車中泊ポイントとしては評判が良かったんですが、個人的にはそれほどって感じでした。でもコンビニ、スタンド、温泉が近くにと3拍子揃っていますんでまぁまぁかなと思います。
「道の駅 てしお」
今日は何かに追っかけられるように次から次へと道の駅のはしごをしてしまいました。気が付くと最北の町の手前あたりまで来ちゃいました、どうやら私は本質的にドライブが嫌いじゃないようです。でも疲れましたぁ、ふう~っ、そうもう若くないですからねぇ。ということで今日も夕食を終えて早々に寝入ってしまいました。そんな車中泊の車を天塩川の雄大な流れと日本海の波音がそっとやさしく見守ってくれていたようです。
本日の走行距離 400km( 道の駅しんしのつ ⇒ 道の駅てしお ) 累積走行距離 1,635km
次回に、つづく。
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6月14日(水)4時00分 曇り
関東地方の夜明けを告げる鳥は「コケコッコー」そう鶏(ニワトリ)と決まっているんですが、北海道では違っていました。未明の3時半過ぎぐらいからあっちでもこっちでも「カッコー、カッコー」とうるさいくらい郭公(カッコウ)が鳴いていました。「カッコーワルツ」なんて生易しいもんじゃありません、最初はテープでも流しているのかなと思ったくらいです。ドアを開けて散歩がてらカメラを持って探しに行ったんですが、防風林の中で声はすれど姿は見えずって感じでした。たぶん今の時期はカッコウの繁殖期なんですかね。
そんな訳で夜明けとともに起きてしまいました、寝るときは結構車が停まっていたんですが今朝は私のを含めて4台だけでした。車中泊定番のハイエース、それとと同じような車、キャンピングカーとどうやら車中泊ベテランの方たちですね。写真の中央左手の白い建物が野外トイレ、ちなみに自動ドア、自動点灯、ウォッシュレット、エアータオルと至れり尽くせりのトイレでした。道の駅のトイレもここまで来たかって感じです。(今まででナンバーワンですね、私の中では)。
「道の駅 しんしのつ」
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そんな訳で今日はどうしようかなと車内を片付けながら考えていると、昨日失くしてしまったと思っていた一眼レフのレンズキャップ発見、カッコウに起こされてイライラしていたんですがこれでちょっと落ち着くことが出来ました。
ノープランの旅といっても全く適当という訳にも行きませんので、地図を拡げ検討、岩見沢駅が意外に近いです7~8kmですかね、でもそっちには向かわずR275を北上することに、4時30分北に向けて出発します。とはいえ道も判らないんで取り敢えず近場の道の駅を次から次へとナビの目的地に設定していくことにしました。ということでまずは5時過ぎにに道の駅「つるぬま」に到着です。
「道の駅 つるぬま」-1
ここは古い感じでR275も直ぐそばを通っているんですが以外にも7~8台が車中泊って感じです。良いところがあるんでしょうね、詳しくは判りませんでしたが。
「道の駅 つるぬま」-2
ここから少しズレてとあるところを目指します、ここです、札沼線(学園都市線)終着駅「新十津川駅」。札沼線(学園都市線)は札幌近郊はものすごく混み合うんですが終点のこの駅とのギャップは何なんですかねぇ。
「新十津川駅」-1
1日1往復、始発列車が終列車です。
「新十津川駅」-2
早朝の「新十津川(しんとつかわ)駅」、誰もいません。心なしか鉄路もさび付いているような。
小さな小さな木造の駅なんですが、ここは推理小説やTVドラマで有名な駅ですね。駅を中心に街は拡がっていて街並みが縦横真四角に区切られそこに現代風の住宅や商店の建物が肩を並べて建っています。駅のイメージからは正反対のまさしくニュータウンって言葉がピッタリの街です。
「新十津川町」って地名の由来は明治時代に奈良県吉野郡にある十津川村から2千数百人がここに入植したことから来ていることは有名な話ですね。ということは昨晩車中泊した「新篠津(しんしのつ)」もそうなのかなと思って調べてみるとこっちは違いましたねぇ、こっちは近くの「篠津村」から分村したことから「新篠津」と名付けられたようです。(地名はなかなか一筋縄では行きませんね)
「新十津川駅」-3
ここでお断りしておきますが私は断じて「鉄ちゃん」ではありません。では何故ここに来たかというと以前にJRやバスを利用して北海道を旅していた頃に、ブログでとある人が近くを通っている函館本線の滝川駅まで歩いて乗り継ぎをされていて、これを真似してある時「旅ルート」を計画したことがあったからです(まぁ実際にはやりませんでした)。
で実際にどんなものか確認しようと思って立ち寄りました。実際に確認すると「新十津川駅」から「滝川駅」まで4kmちょっとで、1時間かからないでらくらく歩けそうです、ではいつの日か……、でもその頃には「新十津川駅」なくなっちゃうかも、幻の計画になりそうです。
「新十津川駅」-4
そんな早朝の「新十津川駅」を後にして北上、6時50分、途中の道の駅「ふかがわ」到着、ここも新しそうでいい感じの道の駅、国道から奥の方は静かかも。
「道の駅 ふかがわ」
ここから旭川方面に向かわず雨竜川沿いのR275に、幌加内で道々48号和寒方面に入りました。幌加内のそば畑は7~8㎝ぐらいに育ったそばが一面に拡がりこれが何ともステキな色合い何色って言えば良いんでしょうか、思わず路肩に車を停めてシャッターを押してしまいました。
「幌加内のそば畑」
和寒峠を超えてR40方面に、途中の道々48号は北海道らしい道路、秋の白樺も良いですが新緑の白樺も悪くないですねぇ。
「道々48号」-1
適当に路肩に止めて停めて撮ったんですがそれでも何となく絵になってしまいます、お天気が良ければ……、まぁこれも旅です。
「道々48号」-2
ナビは道々をそれて田んぼの中の一本道に誘導して来ました、長~い長い直線の農道を進むといつの間にかR40(名寄国道)に、ここで左折、直ぐに道の駅「絵本の里けんぶち」がありました。
国道沿いなんですがそこそこ駐車場も広く隣の公園らしきところに水道もあってgoodですね、ワンボックスが2台止まっていましたんで早速情報収集、どうやらここをベースにあちこち回られているみたいです。直ぐ先の士別にはスーパーやホームセンターがあってすごく便利がいいみたいです。今日はぐるっと廻ってここで車中泊もいいかな、でも時間もありますんでさらに北上することに、ワンボックスの方に挨拶をして出発しようとすると、この先の士別市内の40km区間で「ねずみ取り」良くやっているんで注意してとアドバイスを頂きました。昨年ひどい目にあっているんで、その40km区間に入り制限速度でゆ~っくり走っていると、カーブのところで本当にやっていました、ふうっ~助かったぁ、久しぶりにドキドキ、群馬ナンバーのワンボックスの方ありがとうございましたぁ。
「道の駅 絵本の里」
名寄、美深を過ぎ音威子府あたりまで来た時、先ほどそば畑を見っちゃったせいか蕎麦の幟に誘われるように道端の食堂に入りました。
う~ん、常陸秋そばを食べなれているものとしてはイマイチでしたかね、昨年食べたもう少し先の音威子府の黒いそばの方が良かったかな、車も3~4台停まっていたんで良いかなと思ったんですが……、残念。
「ざるそば」
ここでR40から道々220号に入りました、ここまで来ましたんで昨年も来た「歌登」を目指します。
歌登市内を過ぎて14時30分到着しました、「とある川」。まぁ去年も来たんですが誘われるように今年も来てしまいました。
「とある川」-1
道路の直ぐそばなんですが例によって一人なんでチョー怖いです。クマよけスプレーをポケットに入れ、首から笛を下げ沢に入りました。
先ずは笛を目一杯吹いてそして石を拾って周囲の藪に投げ入れしばらく様子を見ます、その後クマよけスプレーの安全キャップを外して沢を遡上しました、出来れば写真の奥の方まで行きたかったんですが足がすくんで行けませんでしたぁ~。
「とある川」-2
2~30分探しましたがメノウは昨年みたいには見つからず小さいのが2つだけでした。今年はダメだなぁと諦めて戻りかけに下流の幌別川との合流地点の方を探索していた時に、ちょっとくすんでいましたがキラッと光る石を発見、手に取ってみるとこぶし大のオレンジメノウ、やりましたぁ!やりましたぁ!
その後その周辺を丹念に探索、最初のヤツより小さめでしたがもうひとつメノウ見つけました。
これで十分満足、森の守り神がお出ましにならないうちに撤収です。
「とある川」-3
この幌別川はここから10数キロ下流の枝幸町でオホーツク海に注いでいて河口でメノウが採取出来るとどなたかのブログに書かれていましたが、たぶんここのメノウが転石となって河口まで行っているんですね。
「幌別川」
最初はこれしか見つけられませんでした。
「とある川のめのう」-1
そして帰りがけに見つけた大物、一部化石化しているようにも見えます。
「とある川のめのう」-2
そしてもうひとつ、こっちは小さいですが下の方がオパールとまでは行かないものの一部蛋白化してますかね、Good Oneです。
「とある川」、北海道の99.99%の人が知らない小さな小さな川なんですが、私にとっては忘れられない川になりそうです。
「とある川のめのう」-3
オマケです、車を停めた駐車スペースで発見しました「ど根性フキ」!
「ど根性フキ」-1
アスファルトを突き破って伸びています、北海道のフキは強烈な生命力を持っているんですねぇ!
「ど根性フキ」-2
もう大満足、ルンルンで本日の宿探しです。取り敢えず一番近い道の駅「ピンネシリ」を目指しました。
「道の駅 ピンネシリ」-1
悪くはないんですが山中でちょこっと寂しそうなロケーションですねぇ。もうちょっと賑やかな所に行きますか。
「道の駅 ピンネシリ」-2
おっと反対側に温泉が、沢歩きもしたんで汗を流していくことにしました。
「ピンネシリ温泉」-1
「ピンネシリ温泉」
ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・塩化物泉(中性低張性冷鉱泉) 内湯(3)、サウナ(1)
日帰り入浴料金 大人:380円 小学生:160円 営業時間 10:30~21:00 休日毎月第2・4月曜
「ピンネシリ温泉」-2
いいお湯でしたぁ。
「ピンネシリ温泉」-2
さて次の道の駅に行くことに、一番近いのは「道の駅 おといねっぷ」、でもここはR40とR275がぶつかるY字路にあって車の出入りがありそうかなということで次の「道の駅 なかがわ」に、ここもR40に面していていまいちフィットしませんねぇ、地図を見ると「道の駅 てしお」が遠くないところに、まだ日が明るいんで行ってみることにしました。何か今日は次から次へと道の駅巡りをしているようです。
そして、出、出、出、出、出ましたぁ「おねだり狐」、道の駅「てしお」に向かう道々551号を右折して車のスピードが落ちたところに大きなしっぽを振りながら愛嬌をふりまき藪から2頭が出て来ました。このロケーション観光客なら大体ブレーキを踏みますよねぇ、狐は学習効果でこれを知っているんですよねぇ、そして近づいて来てお菓子やらパンなどのエサをねだる寸法です。
まぁ私は絶対エサをやっちゃ行けないってことを事前に聞いていましたんで写真だけ撮って無視です。敵もさるものです、「このネイチャリストを気取ったヤツはダメだね、エサくれない」と即断、直ぐに藪に引っ込んでしまいました。
「おねだり狐」
18時00分、道の駅「てしお」に到着です。あたりをチェック、セイコマで晩飯、ホクレンセルフでガスチャージ、道の駅に戻りポジッションを決めてやっと落ち着きました。ここは車中泊ポイントとしては評判が良かったんですが、個人的にはそれほどって感じでした。でもコンビニ、スタンド、温泉が近くにと3拍子揃っていますんでまぁまぁかなと思います。
「道の駅 てしお」
今日は何かに追っかけられるように次から次へと道の駅のはしごをしてしまいました。気が付くと最北の町の手前あたりまで来ちゃいました、どうやら私は本質的にドライブが嫌いじゃないようです。でも疲れましたぁ、ふう~っ、そうもう若くないですからねぇ。ということで今日も夕食を終えて早々に寝入ってしまいました。そんな車中泊の車を天塩川の雄大な流れと日本海の波音がそっとやさしく見守ってくれていたようです。
本日の走行距離 400km( 道の駅しんしのつ ⇒ 道の駅てしお ) 累積走行距離 1,635km
次回に、つづく。
(バナーをポッチンとクリックして頂くとブログランキングが表示されます。現在「茨城」4位、「生き方」2位あたりで~す。緑と黄色のバナーを1日1回クリックして頂くと順位に反映されますので、宜しくお願いしま~す。)
北海道。
デッカイ大地、。
そこに住む人たちは
かなり厳しい自然の中で
生きている。
こりゃあ、
岩手は田舎だなんて
表現は甘いことを認識させられます。
新十津川駅、
何と、一日に一便!!!
鉄道ファンならずとも
行ってみたいと思いました。
力作ですね、
貴blogは本当に
お気に入りです。
ではでは。