ひさかたの 光のどけき 春の日に
静心(しづごころ)なく 花の散るらむ
紀友則(33番) 『古今集』春下・84
週2日、お邪魔している学校の生徒が、一生懸命に百人一首を覚えていて。どうやら百人一首大会があるらしく、、、。
ひさかたのぉ~♪の句しか私は覚えていないのだけど・・・生徒に、「ひさかたのぉ~」と問いかけたら、数人から、その後がしっかり返ってきて、、、で、意味は?と問いかけたところ、、、皆??????で。
意訳には、ぜひとも淡い? 忘れ去っていた? 忘れがたき? 渦中の? いつまでも身体の芯にくすぶり続けているようなゾワゾワさせられる恋心を加えてほしい、とずっと思っているのです。
こんなに穏やかな春の日に、どーして桜はせわしなく散りやがるのだろうか・・・・私の心も知らないで、、、、私の身体をうずかせるなや。。。
今年の桜が楽しみです。