彼方の青空

彼は彼方の青空をめざしている。
１ページ、１ページをPCで綴っている。
そう、それは２０歳代前半の頃からのこと。

彼は言う。
「あぁ、もうすぐ彼方の青空が終わってしまう・・」

それは現代に近づいていることを示している。
私はその言葉を聴くたびに悲しく想う。


「今は彼方の青空を目差してないの？」

彼は現時点では、私と結婚をし、現実じみた生活をしている。
そう、毎日毎日 生活生活・・の日々・・。
目差していたものを失くしてしまったのか・・。

じゃなきゃ「終わってしまう」なんて言葉は使わない。
『Be』＝「そこにあるもの」
考えると果てしない。
私達はなぜ彼と結婚したんだろう・・までたどり着いてしまう。


彼にとって『結婚』＝「生活じみた時間」はよかったのだろうか・・。

休みの日

久々の２連休。
遅くまで寝て、ゴソゴソと起きだす。
窓を開けると雨の音。
雨音はいい。
落ち着く。

コーヒーを入れ、ゆったりした時間を楽しむ。
窓から見える木々。
葉っぱの一枚から他の一枚へと、しずくが落ちる。

そんな なんでもない風景をホットコーヒーをすすりながら永遠眺める。


あぁ・・　落ち着くぅ
新緑の似合うこの季節。
木々が恵みの雨に喜んでいるようだ・・。
なんて、想像することが出来るくらいの 心のゆとり。

とびっきり素敵な休みの日。