同じ屋根の下の壁の向こう側

同じ屋根の下に、私と愛する人がいる。
私と彼との距離は壁一枚。

彼は唄い、歌う。
色々研究したり試したり、心のままに歌う。

私は、感情のままに聴く。
ただただ・・感情のままに・・。
時には頬杖つきながら、
時にはため息交じり、
時には感動のあまり涙ぐみ・・。

平坦な私の感情が、彼の歌を聴くと抑えられなくなる。
きっと彼はそんな私を知らない。
まさかそのたんびに涙してる・・なんてね。


そう。私はこんな時間が好き。
同じ屋根の下、壁の向こう側で人目を気にせず歌っているアナタの歌を、
人目を気にせず涙できるアナタとの「空間」と「時間(とき)」。
大好き。

もう一度、言っちゃう。
『大好き』



人それぞれ　夫婦の形。
そう、私たち夫婦の場合、一緒に働いちゃダメなんだ。
今のまま、このまま行くと・・。