東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真

...Represent Real in Tokyo...

春の山間部で

2017年03月22日 | チョウ
春分の日は娘たちを連れて山間部へ訪問。

D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
陽当たりの良い細流沿いにひとまず陣取りチョウの観察を楽しんだ。

テングチョウ (Libythea celtis)

D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
10歩進めば面白いようにテングが足元から舞う程、この谷はテングチョウの宝庫。

D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
色は地味でも体型がカッコイイので好きな種類。

ミヤマセセリ (Erynnis montanus)

D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
流れの上を行ったり来たりチャッチャと飛び回り、
ときどき静止して日光浴をする、その時がシャッターチャンス。

湧き溜まりではトウキョウサンショウウオの卵塊を見つけて観察。

D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

次は尾根道まで登ってルリタテハやヒオドシチョウを楽しもうと向かうも、
次女がダッコダッコ!ここで出たか...
流石にダッコしながら遥か上の尾根道まで行くのは辛いので仕方なくギブアップ。。。
山間部の観察はこれにて終了とした。

撮影日:3月20日
撮影地:東京都多摩西部

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時期外れ

2017年03月16日 | 
ケブカチビナミシャク

D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
3月はオカモトトゲエダシャクやトビモンオオエダシャクの実績があるので、
それらに期待して樹木を丁寧に見て回ったところ本種を発見。
蛾は全くの無知なのでいつも他の昆虫サイトを参考にさせてもらう事が多く、
その中から外見でコレだと決めつけたのがケブカチビナミシャク。
しかし、気になったのは本種の成虫の出現時期。
5月、7月~12月となっているので3月だと全くの時期外れ。
本当にケブカチビナミシャクだとすれば時期外れの記録で何だか得した気分だ。

撮影日:3月12日
撮影地:東京都区部

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春らしく

2017年03月14日 | チョウ
先日、都下のフィールドでは越冬明けのキタテハに加えて、
ちらほらとモンキチョウやベニシジミの新成虫を目撃していたので、
そろそろ区部でも蝶の姿が見られる頃かと思いそれに期待して娘たちと観察に向うと、
そこには...

モンシロチョウ (Pieris rapae)

D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

ルリシジミ (Celastrina argiolus)

D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
午前中は曇り空で気温も低く飛ばす。
午後から晴れ間が広がり気温が上昇したところで、
嬉しくも姿を見せてくれたモンシロチョウとルリシジミの新成虫。
新成虫と言う事もありどちらも超敏感な個体であったが、
なんとか季節感ある春花とセットで撮影することが叶った。

D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
オタマジャクシの観察に夢中になり過ぎて濡らしてしまった足を乾かしながら、
春の図鑑を見てこの日に観察したチョウや植物をおさらいする娘たち。

モンシロチョウの蛹 (Pieris rapae) Pupa

D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
探せばまだまだ成虫の数よりも蛹の方が多いものの、
絶え間なく飛翔する蝶の姿を身近なフィールドで見られるのももう直ぐ。

撮影日:3月12日
撮影地:東京都区部

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春一番のトンボ

2017年03月09日 | トンボ
この日曜日は越冬明けのオツネントンボの出現に期待して次女と多摩に訪れた。
午前中は現地に居合わせたSさんと探索するも発見できず。。。
コンビニ休憩を取り再び午後からは娘と二人で探しに入った。

D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
娘は、トンボさん、おいで、おいでと言いながら枯れた竹竿でブッシュをガサガサ。
身を潜めているかもしれないオツネントンボを追い出す作戦。
しかし、その作戦も通用せず、午前午後ともに何ら変わらず気配なし。
今日は諦めて帰ろうかと思った時、細いのがスッと現れた!

オツネントンボ ♂ (Sympecma paedisca)Male

D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
枝先ではなく葉上に静止するところがオツネントンボらしく、
落ち着いたところにそ~っと寄っての撮影。
周辺の環境に溶け込む見事な擬態色も素晴らしく、それを見たくて粘った甲斐あり。
東京では他のトンボよりいち早く活動する種類であり、もうすぐ始まる生殖活動が待ち遠しい。

撮影日:3月5日
撮影地:東京都多摩西部

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河川敷の朽ち木で

2017年03月07日 | 甲虫
再びフチグロトゲエダシャクを求め、前回とは違う場所に訪れてみたが、
気象条件が合わないのか、それとも場所が悪いのか、残念ながら飛ばず終い。
そんな中、同行したオサ掘り名手のK君が、台風などによる増水の爪跡として残る流木や倒木を透視。
その熟練された目利きでさっと掘り出して見せてくれたのは...

ヒメマイマイカブリ (Carabus blaptoides oxuroides)

D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED+SB-700
多摩川マイマイの愛称を持つヒメマイマイカブリ。実物を見たのは今回が初めて。
撮影している最中、動き出してしまったので逃げられてはいけないと思い、
咄嗟に素手で掴むと手のひらに液体が付いていた。
自己防御の為に尻から液体を噴射するとは聞いてはいたのでコレかと思いつつ、
恐る恐るその匂いを嗅いでみたところ、秋に道端で潰れている銀杏と同じ匂いがした。
今まで全く視野に入れていなかった種類の昆虫であるが、これを機会に目を向けていきたいと思う。
次回は集団で越冬している場面をみたい。

撮影日:3月4日
撮影地:東京都多摩川河川敷

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