2012/08/28 先発：前田健太 10-3 vs.スワローズ

３位争いのスワローズとの直接対決、負けられない一戦は前田健太と石川のエース対決。序盤は予想通りの投手戦、しかし、４回裏に２四球からピッチャーゴロが股間を抜かれボテボテのセンター前ヒットで先制され、イヤな展開。しかし、直後の５回表に２アウトから赤松がレフトミレッジのエラーで出塁すると、ルーキー菊池が低めのチェンジアップをすくい上げると、レフトミレッジの前にポトリと落ちる同点タイムリー。ラッキー。
すごかったのはここから。６回表に１アウト一二塁で石原、低めのチェンジアップをすくい上げた当たりは意外と伸びて、レフトミレッジの頭上、グラブをかすめる２点タイムリー２ベース、逆転。更に前田健太が初球を引っ張り、サード頭上を抜けるタイムリー２ベース。
あとは梵のソロが出るわ、天谷の３ランが出るわ、合計１０得点。
大量リードで気が緩んだか、前田健太は２ランを浴びて、７回を３失点の、もったいないピッチング。防御率は野村祐輔に抜かれ２位となるも、１２勝目でハーラートップタイ。
ヒーローインタビューの前田健太「琢朗さんのためにＣＳ行きましょう！」
これで４位スワローズとは3.5ゲーム差。まだまだ油断はならぬが、明日野村、あさって大竹の三本柱カード、負けられん。

2012/08/25 先発：福井 8-3 vs.タイガース

先発福井は３回まで素晴らしいピッチングも、残念ながら４回表に崩れて降板、しかし後続の横山、サファテ、河内がしっかり抑えて痛快な逆転勝利。
１点ビハインドで迎えた６回裏は、１アウト一二塁のチャンスで倉、２ストライクと追い込まれながら、ファールで粘った後、甘いフォークを振り抜き、打球は左中間を破る逆転２点タイムリー２ベース。最近打撃好調の石原を使わず、なぜ倉？の思いを吹き飛ばしてくれる殊勲打。守りでは７回表２アウト一塁で盗塁を試みた上本を二塁で刺し、サファテを救う。
あと大きかったのは７回裏。１アウト二塁で堂林が追い込まれながら、３点差とするタイムリー２ベースを打つと、２アウト二塁となり天谷、追い込まれながらストレートを振り抜き、打球はレフト金本の上を抜けて行き転々と転がり、もたもた打球に追いつき、短い距離の返球で中継しているうちに天谷は俊足を飛ばし、なんと２ラン・ランニングホームラン！これで５点差とし、今村、ミコライオを温存できる殊勲打。
ヒーローインタビューのサファテ、最後に「カチグセ！」。どうせなら倉も「勝ちグセ！」と叫んでもらいたかったかな。
これで勝率を５割とし、４位のスワローズとは3.5ゲーム差のまま。引き分けを挟んで３連勝、さぁ、連勝街道まっしぐら！

2012/08/23 先発：大竹 2-1 vs.ベイスターズ

初回に相手のエラーで２点を先取すると、先発大竹が７回2/3を１失点の好投で１０勝目。毎回のようにランナーを出しながらも粘りのピッチングが光りました。相手が８安打で、こちらは４安打。打線の不調が気になりますが、スワローズが負けて、４位とは３ゲーム差。さぁ、明日からのタイガース戦で、連勝街道まっしぐら！

2012/08/22 先発：野村 3-0 vs.ベイスターズ

まさかの４連敗で迎えた今日の試合、ルーキー野村が７回を無失点の好投で９勝目。防御率は1.537となり２位浮上。
３点リードの６回表は、ノーアウト一二塁の大ピンチ、しかし、ここから甘い球は投げず際どいところを攻め、フルカウントの連続からポップフライでアウトを３つ取り、無失点で切り抜ける。ピンチでも動じない安定感は抜群。
今日の勝利で借金は２ながら、スワローズが負けたため、４位とは２ゲーム差。３位は譲れない。

2012/08/16 先発：大竹 4-2 vs.スワローズ

劣勢を逆転しての勝利、この勝ちは大きい、とても大きい。
しかも見どころ満載の好試合でした。
まずは１回表、立ち上がりでコントロールが定まらない先発大竹、２アウト一二塁のピンチで三遊間を破るヒットを打たれ、レフト迎が矢のようなバックホーム、石原がブロックしてタッチアウト！ナイスプレー。
４回表には不運なポテンヒットから１点を失うも、大竹は６回を１失点の好投、ランナーを出しても落ち着いたピッチングが見事でした。
６回裏には大竹の代打東出がライト前ヒットで出塁すると、２アウト三塁とし、梵が詰まりながらライト前に落とすタイムリーで同点。ベンチの大竹、満面の笑顔でガッツポーズ。
７回表は横山がゲッツーに打ち取りながら菊池の一塁悪送球エラーで１失点、しかし、その後を河内が空振三振に打ち取りチェンジ。
８回表も河内が三者凡退に抑えて流れを作ると、８回裏、１アウトから代打安部が右中間を破る２ベースで出塁、丸もライト前に落として１アウト一三塁、菊池のところで代打前田と思いきや、そのまま。菊池は浅いレフトフライでタッチアップできず、２アウト一三塁に。前田智徳は調子悪いのでしょうか。続く梵は３ボールから追い込まれるも、よく見て四球、２アウト満塁となり四番エルドレッド。ここまでの打席はタイミング合ってなかったものの、真ん中低めの球を引っ張り、ここもボテボテの当たりながら三遊間の真ん中をゆっくり抜けて行きレフト前へ、三塁の安部に続いて丸も二塁から帰ってきて逆転２点タイムリー！ベンチの大竹、満面の笑顔でガッツポーズ。なお２アウト二三塁となり、堂林の当たりはボテボテながら二遊間へ、セカンド追いつくも投げられず梵がホームイン、エルドレッドも帰ろうとして三本間に挟まれアウト。しかし、これで２点差。
９回表は守護神ミコライオがボテボテの不運な内野安打を打たれるも、ゲッツーに打ち取りゲームセット。
河内に８年ぶりの勝ちがつき、ベンチで大竹が満面の笑顔で河内の肩を叩く。河内がヒーローインタビュー、ファンとの握手でグランドを走る姿をベンチで梅津、今村が嬉しそうに見守る姿、これだから、カープファンはやめられません。
連勝で貯金１とし、明日からジャイアンツ戦。さぁ、連勝街道まっしぐら！

2012/08/15 先発：野村 5-2 vs.スワローズ

昨夜は西宮からマツダスタジアムに観戦に行ったにも関わらず悔しい敗戦、今日は雪辱してくれました。
先発野村は中盤まで見事なコントロールで好投するも、７～８回はコントロールも甘くなり、芯で捉えられる当たりが増えてきました。スタミナは課題かもしれません。
野村を楽にしてくれたのが２回裏の丸の２ラン。以前、野村先発の試合で痛恨のトンネルをして二軍で鍛え直してきた成果か、久々の先発で結果を残したところは頼もしい。激しい外野争いは続きます。
まずは３位争いのスワローズに負け越すわけにはいきません。明日も勝って、貯金を持ってジャイアンツ戦に突入しましょう。

2012/08/11 先発：バリントン 2-1 vs.タイガース

１点ピハインドの８回表、２アウト三塁となり四番エルドレッドはフルカウントから高めのストレートを叩き、バットの先っぽに見えたものの打球は飛んでゆき右中間スタンドに飛び込む逆転２ラン！魅せてくれます、四番の一発。
リードしたその裏は今村登板、ノーアウト二塁となり鳥谷の三塁線へのバント、この回から守備固めに入っていた木村が素早く捕って一塁送球、ほとんど同時、審判のコールはアウト！助かった。その後２アウト三塁となり、平野の三塁線へのライナーをサード木村が横っ飛びでダイレクトキャッチ！超ファインプレーで３アウトチェンジ。これで今村は２９試合連続無失点。
９回裏はミコライオが危なげなく抑えて試合終了。なかなか点を取れないイヤな展開を逆転しての見事な勝利。
これで貯金１、下位チームには負けない。さぁ、連勝街道まっしぐら！

2012/08/10 先発：大竹 3-0 vs.タイガース

上位チームに負けて、下位チームには勝つ、最近の傾向。
初回は、ノーアウト二三塁から、相手パスボールの１点しか取れなかったのは残念。
しかし、３回表、１アウト二塁で四番エルドレッド、ど真ん中のツーシームをライト方向に叩き、２試合連続となる４号２ランで値千金の２点追加。
先発大竹は、苦手タイガースを相手に、ピンチを背負いながらも粘りのピッチングで、６回を無失点の好投で９勝目。５回裏はノーアウト二三塁の絶体絶命ピンチながら、後続を打ち取り無失点で切り抜けたのは圧巻。
さぁ、これでまた５割復帰。下位チームに取りこぼさないようにしましょう。

2012/08/05 先発：バリントン 7-0 vs.タイガース

バリントンは毎回ランナーを出しながら、最後は三振で３アウトチェンジの繰り返し。大事なところでチェンジアップで三振が取れたのがよかった。
打線は初回に内野ゴロで先制すると、四回裏に迎が２アウト一二塁から右中間を破る２点タイムリー２ベースで追加点を取ると、６回裏にも迎がタイムリーで１点追加、勝負強さを発揮。
リリーフ陣はサファテの作ったピンチを河内が抑えて無失点で乗り切ると、今井、横山も三者凡退に抑えて快勝。
これで貯金は２となり、４位スワローズとは2.5差、２位ドラゴンズとは7差。まずは２位を目指して、さぁ、連勝街道まっしぐら！

2012/08/04 先発：福井 6-3 vs.タイガース

最後はバタバタしたものの福井が２試合連続で好投したのは収穫。
そして四番エルドレッドが来日１号ソロを打つと、２打席目では２号２ラン。
６回表は３点差に詰め寄られて更に２アウト二塁のピンチで代わった中田がライト前にヒットを打たれるもライト迎が矢のようなバックホームでタッチアウト！
追い上げられるイヤな展開を断つため７回表は今村登板。２イニングを完璧に抑え、タイガースの追い上げムードを完全に断つ。
２連勝で貯金を１とし、このまま勢いつきたいところ。さぁ、連勝街道まっしぐら！

2012/08/03 先発：大竹 4-3 vs.タイガース

序盤で３点ビハインドの劣勢、しかし５回裏に２アウト二三塁のチャンスで菊池、追い込まれながら、スライダーに食らいつき、レフト前に２点タイムリー。これで１点差。
どちらも追加点が取れない展開で８回裏、先頭の天谷が際どい球で死球を選ぶと、菊池がオクリバントで１アウト二塁。代打前田はライトへの犠牲フライで２アウト三塁。四番エルドレッドは追い込まれてからズバッとストライクと思いきや判定はボール、助かったぁ、と思った次のストレートを捉えると、打球は左中間に伸びてワンバウンドでフェンスに当たる同点タイムリー３ベース。続く堂林、ワンボールの後のストレートを引っ張り、三遊間を抜く逆転タイムリー！
あとは９回表をミコライオが無失点に抑えて、見事な逆転勝利！
これで５割復帰、なんとか連勝を！

2012/08/01 先発：前田健太 12-0 vs.ベイスターズ

初回に梵のタイムリー、堂林の３ランで４点先制し、勝負あった、という試合でした。
先発エース前田健太は７回を無失点、二塁すら踏ませない好投で単独トップの１１勝目、防御率も1.478として１位。
３回裏はノーアウトでヒットを打たれるも、バントをサード堂林が素早く二塁に送球、一塁もアウトでナイスプレーのゲッツー。
四番に入ったエルドレッドは、４試合連続のタイムリー。
８回裏は横山、９回裏は河内がピシャリと抑えて完封リレー。
前カードのジャイアンツ３連戦でひとつも勝てず、いやな流れでしたが、今日の勝利で５割復帰、さぁ、これからです。