鉄ちんちんの気まぐれ紀行

今日も行く!走れ、汗と涙の撮り鉄ドキュメント!

夜の381系臨時回送

2015年11月25日 | JR山陰本線
いよいよ「ありがとう381系」の最後の運転も数日後に控えたこの日、臨時回送が走りました。時間は早朝での福知山・京都間の往復と夜の往復。当初は、夜の撮影は苦手としていますので、早朝での撮影を狙っていたのですが、前日まで仕事が多忙であったため早朝の撮影は断念。夜の撮影に臨みました。臨時回送とはいえ、今注目の381系の運転ですので、できるだけ人気を避けた駅撮りにします。ホームにはまだ誰もいない様子。一人でセッティングをします。狙いは、まず京都行上り列車です。準備を終え間もなく、287系下り「きのさき」が到着しました。



続いて上りのKtR車が到着しました。



予定では、間もなく到着予定です。雨は免れましたが、とにかく寒いです。撮影者は、隣のホームに一人来られました。恐らく他の撮影者は、京都で待ち構えているのでしょう。それとも回送列車としては、注目度が弱いのでしょうか。予定よりも数分遅れでやってきました。





HMは「臨時」となっていました。数分間の停車予定のはずが、遅れのためヘッドライトを落とすことなく、すぐに発車してしまいました。ライトが画面に広がる画像になってしまいました。



列車は再び、暗闇へと消えていきました。列車は京都に向かった後、福知山に向け折り返します。目星をつけていた撮影地は、約2時間後の通過ですので、慌てる必要もありません。コンビニで調達しておいたパンをかじりながら車を走らせます。381を追い続け、走り慣れた国道もさすがに辺りは真っ暗です。早めに到着しましたが、とにかくセッティングを始めます。辺りは真っ暗で嫌な予感がします。これで映るのか。



少し離れた場所から、駅の様子を撮ります。本数の少ない列車を待っている間は、真っ暗となり気味が悪いです。そして何よりも寒い。明日からの仕事が心配です。計算していた時間となりますが、381の回送列車は全くやってきません。どれだけ待ったであろうか、ヘッドライトの明かりが見えてきました。





回送列車ですので車両は真っ暗ですが、ライトで照らされたHMの「回送」が浮き上がります。間違いなく381系の通過です。今回はこの撮影をもって撤収しました。数日後に迫った、最後の「ありがとう381系国鉄色」も無事撮影ができることを祈りながら、夜の高速を走らせました。

「ありがとう381系国鉄色」Part1

2015年11月15日 | ターミナル
30日の381系引退をうけて、日本旅行主催のツアー列車「ありがとう381系」が11月7日と28日の2日間走ります。これで本当の最後となります。列車は、朝の新大阪から城崎温泉に向け、復路は夜の京都に到着します。最初の運行日となる7日は、仕事のため撮影は諦めますが、夜の京都駅で待ち構えることにします。
京都駅には、列車到着1時間前にホームへ。すでに多くの鉄道ファンが待機しています。



しばらくして381系引退後、バトンタッチした新型289系列車が到着します。



福知山行「特急きのさき」として発車時間を待ちますが、殆どのファンは見向きもしません。



いつの間にか381系狙いのファンが増えてきました。列車到着のアナウンスが流れます。



列車が静かに入線してきました。周りを気づかいながら一斉にカメラを構えます。一般の撮影者は、ルール知らずのようです。







夜の駅撮りでは、HMの画がなかなか撮れません。



HMのみを撮りました。朝の往路は懐かしい「まつかぜ」を掲げていたらしいのですが、復路は「ありがとう381系国鉄色」となっていました。
次回の運行日は28日ですが、この日が本当の最後となります。最後の撮影地をどこに選ぶか。まずは、撮影できることを祈るばかりです。





特別トワイライトEXPーPart3スマシオで撮影

2015年11月13日 | JR山陽本線
今回の特別トワイライトは、祝日ということで、唯一上り列車の撮影可能な日でした。しかし、この頃には体調不良のため遠出を断念。昨日がピークで、まだ微熱が残る状態ではありましたが、若干無理をしながらも近場で撮ることにしました。近場の撮影となれば撮影地も限られます。前回は、須磨俯瞰の撮影に望みましたが、今回も同じ須磨で有名な、通称「スマシオ」で撮影をします。
現地にはすでに数名の撮影者が。気軽に撮れる場所でもありますので、親子づれの方もおられます。貨物列車や通勤列車が頻繁に通りますが、レンズを向けるとド逆光。ファインダー内は真っ黒です。仕方なく何とか撮るしかありません。思った以上に撮影者も少ないです。





ド逆光ではありましたが、何とか撮れたと思います。順光の時間帯では、迫力のある画像が撮れるいい撮影地だと思います。



振り向いて撮ります。須磨の駅から大阪に向けてラストスパートです。上り列車は平日運行ですが、唯一撮影チャンスとなった1日でした。

特別トワイライトEXPーPart2須磨俯瞰

2015年11月11日 | JR山陽本線
追い続けてきた381系も30日で引退となりました。本当の最後は、臨時の「ありがとう381系」となりますが、定期列車の引退は極度の寂しさを感じます。あくる日の31日は、脱力感を感じながらも山陰トワイライトの運転日でもありましたので、須磨へ俯瞰撮影に出向きました。山陰トワイライトといえば、前回の山陽・伯備線での撮影に続いて2度目となりますが、今回は仕事の都合上、遠出はできません。

現地に登ると、撮影者はなし。心地良い風と風景が待っていてくれました。





頻繁に貨物列車が眼下を通ります。俯瞰撮影は、長編成の列車が最適です。

午前11時を過ぎたあたりから、目を凝らしながらトワイライトを待ちます。貨物列車ほど長編成ではありませんが、機関車らしき先頭が見えてきました。トワイライトが須磨の駅を通過します。







須磨の海岸沿いを西に向けて通過していきました。列車自体は小さくなりましたが、須磨の風景を見ているだけでも、やってきた甲斐があると思いました。東は神戸の街並み。西には、明石海峡大橋が見渡せます。






引退当日は最終の「くろしお」!

2015年11月08日 | JR阪和線
ここしばらく体調の悪いのが続いてまして、ブログをUPするペースも崩していたのですが、すでに381系の定期運転も終了してしまっていることもあって、前回は最後の休日に乗車した「くろしお」と福知山方面での撮影の模様を大慌てでUPさせていただきました。遅くなりましたが、今回は引退当日の画像をUPします。10月30日、いよいよ381系引退の日を迎えました。この日は、北近畿地方の「こうのとり・きのさき・はしだて」、きのくに線「くろしお」の定期運転終了に伴うセレモニーが、福知山・新宮各駅で開催されました。平日のため、日中での撮影はあきらめ、何とか最終列車の撮影を計画しました。多数のファンの混雑を避け、最終の381系「くろしお」を人気のない場所で狙います。仕事を定時に切り上げ、阪和道を和歌山方面へ。急げば、最終の上り・下り両列車の撮影に間に合います。終着駅となる新大阪では、カメラマンたちで大変な状況だったと思います。

現地に着くとしばらくして、381系最後の上り「くろしお25号」が新宮に向けて通り過ぎました。



約50分後、下り最終列車が和歌山駅に到着します。ホームでは、381系に対する37年間の感謝と最後の勇姿を知らせる特別アナウンスが、繰り返し告げられていました。多数のファンに見送られながら、静かに発車した直後に撮影しました。





暗闇の画像ではありますが、最終列車を撮影する機会ができただけでも悔いはありません。
最後の列車は、大勢のファンが待ち構えている大阪方面へと走り去りました。思い出深い381系「くろしお」の最後の勇姿を胸に焼き付けて帰宅しました。このワンショットで「くろしお」最後の撮影となりました。




最後の撮影!381国鉄色

2015年11月07日 | JR山陰本線
昨日の特急「くろしお」乗車に続いて、本日は最後の休日ということもあり、福知山方面に出向きました。これまで381を撮り続けてきましたが、今回は欲張らずに撮影地を絞りました。まず出向いたのは、福知山駅での3列車並び。183の撮影以来となります。しかし、今回は多数の撮影者が予想されるため、上りホームへとまわります。午前10時過ぎホームへ上がると、すでに鉄道ファンが30名ほど。



まずは、カメラマンたちが待ち構えるホームに「はしだて1号」が入線します。



続いて「こうのとり12号」の入線で両列車が並びます。しかし、ド逆光で正面からの撮影は厳しい状況です。



ほどなくして、「こうのとり3号」が静かに到着し、3列車が並ぶことに。日本で唯一の瞬間です。ド逆光でしたが、これでもそれなりに映すことができました。



駅構内では、一般募集した381写真が、あちらこちらで貼り出されていました。

今回はあまり移動せずに、福知山周辺での撮影に専念します。







日も暮れ始め、思うように空が赤く染まってはくれませんでしたが、この日最後の381がやってきました。



このワンショットで、定期列車最後の381撮影となりました。引退当日は、多くの人たちに見送られることでしょう。今から思えば丹波地方での撮影地も随分と通ったものです。これでしばらくは遠ざかるでしょう。最後の国鉄色381系に感謝と別れを告げる思いで最後まで見届けました。

381系「くろしお」最後の活躍!Part3

2015年11月05日 | 乗車記録
追い続けてきた381系。引退前の最後の休日となりましたが、最後は「くろしお」に記念乗車することにします。「こうのとり・きのさき」に続いての乗り鉄です。記念乗車するには始発から終点までの乗車がベスト。ただ明日は「こうのとり・きのさき」の最後の撮影を計画しているため、日帰り乗車でなければなりません。新宮まで行ってしまうと、折り返しの列車で帰らざるをえなくなります。往復9時間乗りっぱなしとなるので、白浜行で往復することにします。始発は京都駅です。



先頭(白浜方)はパノラマ車の6連です。  京都駅

あいにく指定席は満席で、グリーン車なら空きがあるとのこと。自由席でもよかったのですが、思い切って確実にグリーン券を購入。人生2度目のグリーン体験となりました。パノラマの展望は素晴らしい。381系特有の揺れ心地は別として、車内のイメージは明るく、シートの座り心地も素晴らしい。通常の指定席料金の3倍はするだけはあります。







2人用と1人用シートが並びます。私の席は1人用シートでした。乗車率は、普通指定席車は満席に対して、グリーンは数名のみでした。



発車と同時に、他の旅行客につられて買った弁当を開けます。苦手な食材が多くて今一つでしたが、旅気分は味わえます。

列車は、新大阪から環状線、天王寺から阪和線へと南下していきます。暫く車窓を眺め、気分が落ち着くと再び列車探索に。





洗面所は昔ながらの感じですが、とりあえず改装されています。

京都から約3時間の乗車でしたが、あっという間に白浜の折り返し線の到着です。短いグリーン車体験の終わりです。
帰りの列車まで僅か3時間。どう時間を潰すかを考えながら撮影を続けます。



パノラマ車の運転台です。



紀勢線の主要駅には、381系の引退を惜しむ寄せ書きが設置されています。   白浜駅にて



これは以前、撮影で立ち寄った串本駅で、381系へのメッセージ代わりに、駅員さんから貰ったヘッドマークデザインの紙袋です。ありがとうございました。一生の記念です。

駅前からバスに飛び乗り、崎の湯(白浜温泉)へでもと考えたのですが、時間的に少し無理があると思い、とれとれ市場の温泉で疲れを癒します。
しかし、時間の経つのも早いもので、列車の時間を気にしながら再び白浜駅に戻ってきます。駅前で、炭そばで腹ごしらえをし、発車20分前、改札をくぐります。帰りの乗車列車は、予想通り乗車してきた折り返し列車です。しかし、今度は普通車の指定席ですが。





普通車車内は、懐かしさを感じます。イメージは昔のままのようです。



記念撮影用のパンダシート。これも見納めです。



車窓からの風景は、普段見慣れた国道沿いの風景とは一味違うものです。帰りは陽が傾く直前です。
和歌山手前には夕陽となり、天王寺に着く頃には、辺りは真っ暗となっていました。ほどなく終点の京都に着いて、私の最後の「くろしお」乗車も終わりです。


京都到着後、回送列車を引き上げるまで見送りました。
明日は、最後の国鉄色の撮影に向かいます。