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毒にも薬にもなる音楽

2008年05月18日 | 今日の1曲
ジレンマジレンマ
(1997/02/26)
斉藤和義

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巷で売れている音楽は、薬になるものが多い。
そりゃ誰だってお金を出して悲しい気分になったり自信をなくしたりしたくはないだろう。
悲しい気分になったとしても、共感できたりあとあとスッキリしたりするものが多い(例えば中島みゆきや尾崎豊)。

でもこのアルバムにはそういった作用はないだろう。
これに限らず斉藤和義の作品にはそういう“からい曲”が多々ある。
きれい事がほとんどないので聴いていて辛く、切ない。

track2・ワッフル ワンダフル。
特にマイナスなセリフやメロディを使っているわけではないのに、なぜかとても悲しい気分になる。

track4・ジレンマ。
人の心情をリアルに歌っている。

track6・君が100回嘘ついても。
同じメロディを16回歌ってるだけ。それでもいい曲だからすごい。

track8・進めなまけもの。
唯一癒される曲かも・・・。

悲しいとかからいとか書きましたが、こ
ういう作品を出せるということはミュージシャンとしてすごく格好いい。

ロック好きはもちろん、善良で前向きな音楽に飽きた方も聴いた方が良いかもしれない。

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