こども芸術大学ブログ

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こども芸大スカイツリー2

2011-12-05 21:40:40 | 創作の時間

さあ、いよいよ今日は今年度最後の創作の時間。

前回の植南先生のリベンジは如何に!?

 

ということで、植南先生から、あるチケットが配られました。

「ピラミッドをつくろう」と書かれています。

意味深ですねえ。

子どもたちはワクワクした面持ちでチケットをもらい、

ホールの扉の前に並びました。

さあ、扉の向こうには一体何があるのでしょうか…?

いざ、オープン!

「うわ~!!」

驚きの歓声が上がります。

その視線の先には…、

 

ばばーん!とそびえ立つ巨大なピラミッドが。

 

これは、土曜日の、子どもたちがいない間に、

植南先生の通信教育学部の社会人の学生さんたちが、作ってくれたのです。

毎日のお仕事の合間を縫って、

なんと、夏から構想を重ねてくれていたそうです。

 

 

 さて、植南先生から、一体誰が、どうやってピラミッドを作ったか、

写真を見せてもらいました。

 

そして、みんなもピラミッドを増築させてみよう、

ということで、早速着工開始。

先週よりも大きなパーツを力一杯運びます。 

と、と、と、

そこに異変が…。 

あらー!!

ピラミッドが…崩れた! 

目の前で起こったことに、喜んでダイビングする子ども。

しばし、立ち尽くす大人、子ども、。

一瞬の戸惑いの後、

植南先生が、

「壊れちゃったねえ。

 壊れる時は一瞬だねえ。

 では、これから、みんなの力を合わせて、もう一度新しく作ってみよう!」と一言。

その声を合図に、みんなが一斉に動き始めました。

 

壊れる時は一瞬でしたが、

再建するのも、驚くほどの速さ。

人と人が力を合わせた時に発揮される偉力。

みんなが、自分たちの力で作るんだ、という期待感で一杯でした。

 

自分の手で作ることで、新しい構築が生まれました。

例えば、

「ねえねえ、見て!段ボールだけど、座れるんだよ!」

「中は、こうなってるの」

 ハニカム構造のようですね。すごい発見!

 

それから、「見てみて!すべり台」。

満面の笑顔で見せてくれました。

新しく作った建物で、嬉々として遊ぶ子どもたち。

大人も熱中して、作って、壊して、また作って、と繰り返し、

たくさん楽しみました。

 「構築」の楽しさをテーマにした、今回の創作の時間。

ハプニングが起こったおかげで、

みんなで力を合わせる楽しさ、みんなで一緒にいることの意味を

実感させてもらえた時間となりました。

 (杉野)

 

 

 

 

 

 


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