こども芸術大学ブログ

こども芸術大学の活動の様子をお伝えします

思い出のアルバム

2010-02-26 18:20:28 | 対話の時間
こども芸術大学の卒業式では、「思い出のアルバム」の替え歌を歌うのが恒例になっています
卒業する年長さんたちと一緒に3年間を振り返ってみたところ、いろんな思い出がよみがえってきました


春のたんぽぽ畑への遠足

夏のプール

秋の山登り

冬はお正月の遊び・・・

それぞれの楽しかった思い出を、ひとつの歌にこめて歌詞をつくりました



今日は完成した歌を初めてみんなで歌う日です
真剣に歌詞に耳を傾ける子どもたち
歌い終わるとお母さんたちから拍手がわきました


いよいよ卒業が近づいてきたことを実感するこの頃
楽しい思い出をたくさん作って、巣立っていってほしいと思います(山本一成)

山での時間

2010-02-24 20:35:27 | 活動報告
今日は本当に暖かく、過ごしやすい1日でしたね。
半袖になる子どもたち(大人も)が多かったくらいです。


こんな日に部屋にいるのはもったいない!
ということで、午前中はずっーと山の中にいました。


畑を耕したり、囲いを修理したり、崖を登ったり、サッカーをしたりと、それぞれ思い思いの時間を過ごしました。


その後は、日課のラジオ体操(お山バージョン)をして出欠を取り、



お母さんからの、絵本の読み聞かせがありました。


今日の絵本はミミズのお話し。
最近ついにミミズコンポスト第2号も完成し、ミミズに興味を持っている子が多いので、子どもたちは真剣に聞き入っていました。


そのミミズコンポストのお話しは、次回のお楽しみ!(成澤)

おすそ分け

2010-02-18 18:39:13 | 活動報告
昨日のことです。

ある年長さんのおじいちゃんが、久しぶりに遊びに来てくれました。
この方は、干し柿の作り方を教えてくれたり、豆の苗を持ってきてくれたり…。
いつもここのことを、気にしてくれています。

今日は手に紙袋を持っています。

中を見せてもらうと…、スイートピーの苗が入っていました。
家で種から育てているそうで、苗を持ってきてくれました。

去年は食用で、今年は観賞用。
5月か6月には花を咲かすよ。

と教えてくれました。


みんなで大切に育てていきます。ありがとうございました。(成澤)



春を待つ山

2010-02-16 19:18:37 | 遊びと学びの時間
今日は雨も上がっていい天気
僕はウッドデッキでお弁当を食べて、午後はお山に遊びに行きました

冬は室内の活動が多くなりがちですが、やっぱり外で過ごす時間は心も体も元気になります

昨日と今日は山の畑でお姫さまごっこ

お姫様の乗り物(三輪車)運ぼう!ということになり
年少さんの三人組が力を合わせて、三輪車をかついで山道を登りきりました

こんなに力を合わせることができるようになった年少さん
一年間の成長を感じます

さらにお山でごっこ遊びが始まると室内とは一味違う展開が待っています

木の枝が魔法のステッキになったり
どんぐりのシチューができあがったり

最後にはお姫様のおじいちゃんやその再婚相手が出現する壮大な物語が展開して子どもたちの空想の世界(!?)が広がっていきました

木の芽も少しずつ膨らみ、春は少しずつ近づいています(山本一成)


バードコール

2010-02-09 16:13:53 | 活動報告
今年度も「本と手をつないで子育てしたい2009」が無事に終わりました。

毎回様々なジャンルの方を講師を迎え、講演会や講習会を実施していきました。


今年度の詳しい内容はこちらから↓
http://www.piccoli.jp/event/hontote09/index.html


先日はこども芸術大学のスタッフ2名が講師となり、ワークショップを行いました。

「鳥と話そう ―親子でバードコール作り」
ということで、とても簡単に作れて鳥の気持ちに近づける道具、「バードコール」を作りました。



硬い木に穴を空け、ヤスリをかけ、ホームセンターで手に入るボルトをねじ込むだけ。
それだけで出来るんです。

ボルトを回す事で摩擦が起こり、鳥の鳴き声に良く似た音が出るのです。


実際にこれを山や池で上手に鳴らすと、鳥が返事をしたり、寄ってきたりしてくれます。
以前ヨーロッパでは、狩猟用にバードコールが使われていたそうです。


バードコールは回せば回すほど、古くなればなるほど、綺麗な音が出ます。



ちなみにこれは、18年前に作ったバードコール。
10歳のときに作ったものです。


音はとてもまろやかです。


このワークショップに来てくれて一緒に作った子どもたちも、ずーっと大切にしてくれたらと思います。
(成澤)

劇遊び事件簿 -絵本選び編

2010-02-09 15:08:35 | 活動報告
さぁ、待ちに待った生活発表会。
今年の題材は「桃太郎」になりました。

これがまた、どうやって選ぶかというと
お母さんもスタッフも、子どもも皆で
発表したい物語を出すわけです。

「人魚姫」
「桃太郎」
「もののけ姫」
「ワンピース」
「嵐の夜に」・・・

出るわ出るわ、読みまくったわで
最終的に残ったのが
「桃太郎」と「もののけ姫」。

それぞれの押す理由が、また面白い。

「桃太郎」・・・キジがやりたい。サルがやりたい。イヌがやりたい。戦う場面がかっこいい!
「もののけ姫」・・・神が歩くたび、花や草が咲いていく場面をやりたい。

なるほど。もう、何がやりたいのか自分の中で、はっきりイメージがある訳ね。
どちらの話にするか、どうやって決める?

「ジャンケンはいや。」
「多数決はいや。」
「くじもいや。」

運命にわが身をゆだねない子ども達。
じゃあ、どうする?

「サッカーでシュートが決まったほう。」
「鬼ごっこで決める!」
「そんなん、強い人がはっきり分かってるのは、あかん。」

なるほど。でも、どうしよう、これでは本当に決まらない。
そして、ほとほと困った頃に、母達も本気で物語選びに参戦。

母「物語を合体させるのは?」
子ども「違う世界の話を一緒にするのは、絶対いや!!」

最後にまとまったのは、「もののけ姫」と「桃太郎」の
両方のさわりを、やってみる。
それから決めるという内容。

熱い。みんな、熱すぎる。
ここで一句


 やるならば
 とことんやろう
 げきあそび


さて、どうなりますことやら。

田畑聡子(平山聡子)















お味噌作り

2010-02-04 19:39:27 | 活動報告
東風凍を解く
(はるかぜ こおりを とく)

今日は立春。
二十四節気では、春を迎えました。

中国から伝わった陰陽五行説によると、
寒さが極まり、底をつけば、それから後は暖かくなっていく。
つまり、

一番寒いときに春が生まれる

とされたそうです。

そんなおめでたい日に、
みんなで、お味噌を仕込みました。



まずは、お母さんが、お味噌の絵本を読んでくれました。



それから材料をどんどん混ぜます。

新しい材料が入るたびに、

「気持ちいい~」

「さっきと変わった!」



お味噌の出来上がりは、
半年から一年後。

時間と麹の力を借りて、
ゆ~っくりと待ちます。

時間と手間をかけて、待つ。
すると、美味しいお味噌になる。

子育てみたいですねえ。


さて、今日のおやつは…




去年仕込んだお味噌をつけた、
焼きおにぎり!

とても味わい深かったです。


今年のお味噌はどんな味になるのでしょうか。
楽しんで待ちましょう~。

(杉野友里)





季節の行事

2010-02-02 21:26:09 | 活動報告
今日は1日早いですが、節分をしました。




まずは大豆を炒るところから始めました。
活動ホールには香ばしい匂いが漂ってきましたよー。





その後は、恵方巻の作り方をお母さんから教えてもらい、いざ挑戦!!!




具材を乗せて…




巻きました!



切ってみると、かなり綺麗に巻けてましたよ。
うーん、美味しそう!
(本当は丸かぶりするものだけど、さすがにそれは出来ないので…)






すると突然、3人の鬼が登場!!!
泣き出す子、笑い飛ばす子、机の下に隠れる子…、子どもたちはそれぞれの反応をしめしました。





その後は、自分の中の鬼を追い払うためにみんなで豆を撒きました。



今日を振り返るだけでも、活動の中に沢山のお母さんたちの姿を見ました。

自分の得意なことは勿論、苦手なことにも挑戦していくお母さんたち。
大人になってから自分を変えていくことは、勇気がいることです。

でもそうやって、色んなことに挑戦していく母たちの姿は本当に素敵だと思いました。
(成澤)