きのこのお話

いよいよ梅雨入りしたそうですね。
京都でも、雨が続いていました。
今日は、ある雨上がりの日のお話。

雨上がりには、お山には、たくさんのきのこ。
突然現れては、またいつの間にか、なくなっています。

４歳の男の子が、きのこのお家をみつけました。



そのときの、かわいい言葉を紹介します。

「このきのこな、昨日までなかったやろ？三宅八幡（男の子のお家があるところ）から、引っ越してきはってん。」


「電車の音が、うるさかってんて。」

　
「ほんでな、今、誕生会してはんねん。」


「静かにしたげなあかんで。また、引っ越してしまわはるから。」


そう言って、お花やら、木の実やらを入り口に置いてあげていました。
誕生日プレゼントなのでしょうね。

（聡子）

巨大迷路作り

今日は、あるお母さんの提案で、
先日の創作の時間「ひかりのたからもの」
の作品を展開して、
巨大迷路作りをしました。



トンネルや、行き止まり、窓、など、
子どもたちの楽しいアイデア満載！



大人も夢中！



大人の目線だと、小さい感じでしたが、
子どもと一緒に入ってみると…



結構、広いところもあります。

迷路の横では、
お母さんや、仲良しの友だちと一緒に、
煙突つきのお家や、


大好きな機関車を作ってもらう年少さん。


迷路の中心には、
黙々と共同作業をする年長さんの姿。



「ここがスタートね！」
「じゃあ、こっちはゴール！」

全体を見ながらリーダーシップをとって、
前に引っ張ってくれる姿が、
とても頼もしかったです。

最後は、
「巨大迷路を、上から見てみたい！」
というお母さんの提案で、
高い所から全体を見てみました。



大人も子どもも、
巨人になったり、小人になったり、
一緒になって楽しんだ一日でした。
（杉野）

オレンジの物体、答えは…

大変お待たせ致しました。

やきもきして、夜も眠れなかった方々,
答えが遅くなって、ごめんなさい。

答えは…






にんじんジャム！

でした。



にんじんの甘さをいかして、お砂糖控えめ。
とても優しい味でした。

お誕生日のおやつの、
ヨーグルトにかけて、いただきました。

自然の色は、ほんとうに美しいですね。

（杉野）

相手に合わせて

こちらは今日の活動の様子です。
いつもの手作り跳び箱ではなく、大人の背中を使って跳んでみました。

この写真をよーく見てみると、台になっている大人の高さが変わっています。
子どもひとりひとりに合わせて、毎回高さを変えています。

小さな年少さんには小さくなって。
大きな年長さんには大きくなって。

合わせてもらった子どもたちは、何度も楽しそうに飛び続けていました。（成澤）

朝のお散歩 その２

前回の「朝のお散歩」に引き続き、今朝も年長親子で行ってきました！

普段の登下校では歩かない道なので、見るもの全てが新鮮です。





「すごくほそい道だなぁ…」

「本当に通れるのかなぁ…」





「なんだ、この虫は！？」

「はじめて見た！！」



今日も外に出ることで、沢山の出会いや経験がありました。
引き続き、朝の散歩を積み重ねていきます。

今度はどこに行こうかなぁ。（成澤）

みんなを想う気持ち

朝から、お母さんが、なにやら相談しています。


お！こね始めました。


あっ、という間に丸め終わっています。
何をつくるのでしょうか？


そのうちに、お母さんが笹の新芽を手にして、
戻ってきました。

柔らかくて、いい匂い。

それに、包んでいます。




じゃ～ん！
つくっていたのは、粽（ちまき）、でした！


なぜ、ちまきをつくることになったかと言うと、

第二子の里帰り出産のために、岡山で過ごしているお母さんが、
「こ芸のみなさんへ」ということで、
みんなの大好きな、きな粉を送ってくれました。

そのお母さんの気持ちを受け取ったお母さんたちは、
どうしたら子どもたちが喜んでくれるかを考えてくれました。

こ芸の横では、笹の葉が新芽をキラキラ輝かせています。

そして、ちまきに変身！
赤ちゃんは、昨日、無事に出産！！

今日のお茶会では、
お母さんが、祇園祭のちまきを手にしながら、
「今日のは、食べられるちまき。
　みんなを病気から守ってくれる『厄除け』の意味があるんだよ」
と教えてくれました。




人から人へ、気持ちがつながって、
おいしくて、うれしい時間でした。

（杉野）

ひかりのたからもの パート７ 発表会

今日は創作の時間“ひかりのたからもの　パート７”の
2日目でした。


何を描いたのかを、親子で発表していきました。









子どもの気持ちに寄り添いながら、
何を描いたのかを上手に聞き出していくお母さんたち。






みんなの前でお話をするのが少し恥ずかしい子も、
お母さんと一緒に何を描いたのかを教えてくれました。







「これはね、魔法なんだよ。色を混ぜると違う色ができたの。」
と年中の男の子が発表してくれました。

絵を描いた日に「今日は魔法を見つけたよ！」と
お父さんに報告していたそうです。





黄色と青を混ぜると緑になる。
大人にとっては当たり前のことですが、
その子にとっては大発見です。

この「魔法」の発見が、この男の子にとっての
かけがえのない「たからもの」になりました。






その子だけのストーリーが、一人一人の絵の中に沢山ありました。(村井)

5月のお誕生日会

今日は5月のお誕生日会でした。

5月はお誕生日の子どもがいなかったので、
下の子とお母さんたちのお誕生日会になりました。


お誕生日の司会のお母さんたち。
ちょっとドキドキしながら素敵に司会をしてくれました。




誕生日の下の子やお母さんたちに、子どもたちがプレゼントを
渡してくれました。





お母さんたちも子どもたちからプレゼントもらえて
とってもうれしそうでした。



お祝いをしてくれた子どもたちに、お母さんたちから
歌のプレゼントをしてもらいました。

歌は「おかあさん」と「あめふりくまのこ」。
歌と一緒にかんたんな手話の振り付けを合わせてうたってくれました。




子どもたちも一緒に。





最後にお腹の赤ちゃんが生まれる絵本を読んでくれました。



お母さんたちが考えて準備してくれて、素敵な誕生日会になりました。

（須藤）

朝のお散歩

今日は年長親子で、学外散歩に出かけました。

と言っても、出かけたのは朝の「遊びと学びの時間」です。
全体の活動「対話の時間」までに間に合うように、キュッと行ってきました。

学校を出て、てくてく歩き、近くの川まで。




「あー！魚がいる！！」





「なんだ、このむし！？」

「カナブンだよ！！」





「このあなは・・・、なんだ？」



と、子どもたちは色んなことに興味津々でした。
ゆっくりと歩くことで、沢山の出会いがありました。


そして下校前の子ども年長振り返り。今日の散歩の感想を聞いてみると、

「カナブンが寝たふりしたり、おしっこしたのが楽しかった！」
「鳥笛を吹いたら、鳥が鳴き返してくれた！」
「みんなと手を繋ぐのが楽しかった！」

と色んな感想が出てきました。


他の子どもたちも嬉しそうに、それぞれの感想に聞き入っていました。（成澤）

「うすいえんどう」が教えてくれたこと

今朝、大きな袋を片手に登校してきたお母さん。

中には、うすいえんどうが山盛り！
おばあちゃんの畑で採れたてのものを、お裾分けしてくれました。

さやを剥くと、お豆がぎっしり！


子どもと一緒に、さやを剥き、
甘く炊いて、


今日のお茶会にと「ひすいよせ」にしてくれました。


そして、とてもいいことを教えてくれました。

なんと、この「さや」。

食べられるそうです！

そのままでは硬いので、内側の薄皮を、そ～っと剥ぎます。

この仕事、簡単そうに見えて、なかなか。
細かな手先の感覚を頼りにするのです。

すっかりはまってしまうお母さん。
目が真剣です！


手を動かしながら、
「こういう手仕事って、いいねえ。
心が、すうっとしてくる」

「家ではなかなか出来ないけど、
ここではやろうって思うねえ」

などと話しをしました。

またある女の子は、感心するほど器用に剥いていました。
聞いてみると、お母さんの台所仕事のお手伝いが大好きで、
普段からしているそうです。

その姿を見ていると、
日常にある、台所のお手伝いも、
子どもの手先の細やかさを育てるのだなあ、
と思いました。

それは、脳の成長にも繋がって…
もしかしたら心にも繋がって…

やっぱり、台所ってすごい場所だ！

妄想が膨らみつつも、発見がたくさんある時間でした。

お昼に、さやを炒めてくれました。
優しい甘みが、とても美味しかったです。


そして、突然ですがここでクイズ。

美しいこれは…
何のジャムでしょうか？




瑞々しいこの季節。彩り豊かな、美しい台所。

正解は、金曜日のお楽しみに！
（杉野）