こども芸術大学ブログ

こども芸術大学の活動の様子をお伝えします

「秋の瓜生山 森のアンサンブル」

2012-10-29 19:57:48 | 創作の時間

今回の創作の時間の先生は

環境デザイン学科准教授の下村泰史先生です。

先週の月曜日に、1日目が行われました。

自然の音を聴く中で、耳を研ぎ澄まし、いつも聴いている音以外の音を

探していきました。

 

そして、見つけた音を絵に描いていきます。

見つけた音を説明してくれる男の子。

絵は、山に展示していきました。

午後は自分で音が出そうな物をみつけ、表現してきます。

「ここから、音がひびいてくる!」

地面に落ちてるパルプを叩いてみたり・・・

手作り楽器を鳴らしてみたり。

面白かったのは、子どもたちが「土を削る音」や「木を擦る音」など

小さな音にまで興味をもち、見つけてきたこと。

 

そして、2日目の今日。

何も持たず、身体や口を使ってどんな音が出せるか探し、

聴きあいました。

まずは、紙の音を鳴らさないように隣の人に渡します。

どんなに静かに渡しても、耳を澄ましていると

小さな小さな音ですが、よく聴こえてきます。

 

「手の音で遊ぼう」

 「網戸をこすったら、どんな音がするかな?」

「舌を使って音を出してみよう」

下村先生のお友だちのスズキキヨシさんも遊びに来て

一緒に活動を展開してくださいました。

日常では気にしない、たくさんの音。

普段、私たちは音を選択しているのかもしれません。

そんなことに気づかされた2日間でした。

(田畑)

 


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