今回の創作の時間の先生は
環境デザイン学科准教授の下村泰史先生です。
先週の月曜日に、1日目が行われました。
自然の音を聴く中で、耳を研ぎ澄まし、いつも聴いている音以外の音を
探していきました。
そして、見つけた音を絵に描いていきます。
見つけた音を説明してくれる男の子。
絵は、山に展示していきました。
午後は自分で音が出そうな物をみつけ、表現してきます。
「ここから、音がひびいてくる!」
地面に落ちてるパルプを叩いてみたり・・・
手作り楽器を鳴らしてみたり。
面白かったのは、子どもたちが「土を削る音」や「木を擦る音」など
小さな音にまで興味をもち、見つけてきたこと。
そして、2日目の今日。
何も持たず、身体や口を使ってどんな音が出せるか探し、
聴きあいました。
まずは、紙の音を鳴らさないように隣の人に渡します。
どんなに静かに渡しても、耳を澄ましていると
小さな小さな音ですが、よく聴こえてきます。
「手の音で遊ぼう」
「網戸をこすったら、どんな音がするかな?」
「舌を使って音を出してみよう」
下村先生のお友だちのスズキキヨシさんも遊びに来て
一緒に活動を展開してくださいました。
日常では気にしない、たくさんの音。
普段、私たちは音を選択しているのかもしれません。
そんなことに気づかされた2日間でした。
(田畑)