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【アーカイブ ~ 社会のゴミ掃除と台所の片付け/大飯原発訴訟裁判官に激励の手紙を出そう 】
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--- 今日のコメント ---
日本維新の会が分党し、石原慎太郎の新党には23人の国会議員が集まることとなった。。。
石原慎太郎は、尖閣諸島を東京都が買うとして田中角栄以来営々と築いてきた日中関係をぶち壊し、12年衆院選を前には都知事職を放り投げて、「立ち上がれ日本」という全然立ち上がれそうのない小政党(俗名・立ち枯れ日本)を太陽の党と改名し、政治経験の浅い橋下徹をたらしこんで第3極への野党結集をぶち壊した。
現在の安倍政権の狂った政治を惹起した張本人・・・ 国賊である。
石原慎太郎は、今度は、安倍政権の右側に極右政党を立てるとして田母神を取り込み、20人以上の政党の領袖に初めて就く事となった。。。自主憲法制定を党是としてる。
石原裕次郎のお兄ちゃんというだけで、ここまで日本をオモチャにされるとは・・・
その石原慎太郎始め、極右政治家・思想家が触れない真実をUPしておく・・・
日本国憲法の策定に係る真実だ。。。
。。。 。。。 。。。
【ベアテの贈り物】(映画)
連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)民政局に所属し、GHQ憲法草案制定会議のメンバーとして日本国憲法14条「法の下の平等」と24条「家庭生活における両性の平等」を草案したベアテ・シロタ・ゴードンの功績を称え、日本女性と社会の関係性を問うドキュメンタリーである。
【1945年のクリスマス】は、ベアテの自叙伝
構成・文:平岡磨紀子 出 版 社:柏書房 発 行 年:1995年10月20日
(本書、p.216の象徴的な会話記録)
*日本側 「女性の権利の問題だが、日本には、女性が男性と同じ権利を持つ土壌はない。日本女性には適さない条文が目立つ」
*GHQ 「しかし、マッカーサー元帥は、占領政策の最初に婦人の選挙権の授与を進めたように、女性の解放を望んでおられる。しかも、この条項は、この日本で育って、日本をよく知っているミス・シロタが、日本女性の立場や気持ちを考えながら、一心不乱に書いたものです。悪いことが書かれているはずはありません。これをパスさせませんか?」
*日本側 「このシロタさんが? それじゃあ、ケーディス大佐のおっしゃる通りにしましょう」
ベアテが関与した憲法の条文は・・・
第十四条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
○2 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。
○3 栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。
第二十四条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
○2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。
*******
男女の平等が達成されていない国の人間が、どうやって自国の制度を超えて、他国の憲法に男女の平等を盛り込むのか・・・
ベアテ・シロタ・ゴードンは、この難問に立ち向かった。
石原慎太郎ら右傾化した政治化が決して語ろうとしない真実がある。。。日本人として、この基本的事実を把握して欲しい。
* * *
ベアテは、米国籍のユダヤ人、舞台芸術監督、フェミニストである(1923年10月25日生 - 2012年12月30日没)。1946年の日本国憲法制定に関わった日米領国関係者の中で最後まで存命した人物として知られている。
ベアテは、1923年ウィーンで生まれた。現ウクライナ・キエフ出身のユダヤ人でピアニストとして世界的に有名だった父レオ・シロタと、同じくキエフ出身でユダヤ人貿易商の娘として育った母オーギュスティーヌと伴に1929年来日し、5歳から15歳の多感な時期を日本で過ごした。
成長したベアテは、米国の大学に留学したが、日米戦争の影響で父母は日本国内に留まることを余儀なくされた。
22歳で連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)民政局に所属し、GHQ憲法草案制定会議のメンバーとして日本国憲法の起草で人権条項作成に関与した。
幼少時を過ごした日本を祖国のように愛していた。また、戦火の激しい中、日本に滞在した両親が日本人から大事に保護されたことに大変感謝していた。
(以下、参考資料転載)
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/118252818730f7c45a74c037ce054ef2
ペアテさんは2000年5月2日に国会の憲法調査会で意見陳述し、
「日本国憲法は世界に誇るモデルだから50年以上も改正されなかった。他の国にその精神を広げてほしい」
と訴え、こう証言しています。
私は、戦争の前に十年間日本に住んでいましたから、女性が全然権利を持っていないことをよく知っていました。だから、私は憲法の中に女性のいろんな権利を含めたかったのです。配偶者の選択から妊婦が国から補助される権利まで全部入れたかったんです。そして、それを具体的に詳しく強く憲法に含めたかったんです。例えば、最初の私の草案には次のことを書きました。
「家庭は、人類社会の基礎であり、その伝統は、善きにつけ悪しきにつけ国全体に浸透する。それ故、婚姻と家庭とは、両性が法律的にも社会的にも平等であることは当然であるとの考えに基礎を置き、親の強制ではなく相互の合意に基づき、かつ男性の支配ではなく両性の協力に基づくべきことをここに定める。これらの原理に反する法律は廃止され、それに代わって、配偶者の選択、財産権、相続、本居の選択、離婚並びに婚姻及び家庭に関するその他の事項を、個人の尊厳と両性の本質的平等の見地に立って定める法律が制定さるべきである。」
ほかの条項には私は次のことを書きました。「妊婦と乳児の保育に当たっている母親は 既婚 未婚を問わず 国から守られる。彼女たちが必要とする公的援助が受けられるものとする。嫡出でない子供は、法的に差別を受けず、法的に認められた子供同様に、身体的、知的、社会的に、成長することにおいて機会を与えられる。」 そしてまた、私は次の言葉を書きました。「養子にする場合には、夫と妻、両者の合意なしに、家族にすることはできない。養子になった子供によって、家族の他のメンバーが、不利な立場になるような偏愛が起こってはならない。長男の単独相続権は廃止する 。」 そのほかにも私は子供の教育の平等についても条項を書きました。 すなわち 「公立、私立を問わず、国の児童には、眼科の治療を無料で受けさせなければならない。また、適正な休養と娯楽を与え、成長に適合した運動の機会を与えなければならない」
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