“宮下踏切”です。警報機の無い踏切が二つ続いて並んでおり、手前が吉都線の踏切、奥が肥薩線の踏切です。吉松駅から肥薩線は矢岳越えに向けて勾配を上がっていくのに対し、吉都線はえびのに向けて下っていくため、二つの踏切には高低差があります。さらに肥薩線の踏切を越えた先には石段がそびえており、その上には小さな神社が構えています。
“四ツ枝踏切”です。吉松駅の真幸・鶴丸方の県道448号線の踏切です。肥薩線、吉都線、双方の列車が通過しますが、いずれも列車の少ない閑散線区ですので踏切はほとんど開きっぱなしの状態です。写真左の「しんぺい号」は私が乗ってきた「いさぶろう号」の折り返しです。四ツ枝という地名は公民館名に残っていましたので旧地名と思われます。
“城本第4踏切”です。人吉駅構内の西のはずれに位置しています。人吉駅の構内は煉瓦造りの車庫などもあり、複雑な配線になっており、その中を突っ切るこの踏切も入り口から出口までかなり距離があります。しかし危険ではありますが、踏切内から人吉駅の構内が一望できます。肥薩線の線路の南北の住宅街を行き来できますが、すぐ近くに別の警報機付き踏切がありますし、何しろ危険ですからこの踏切を利用する人がどれほどいるのかはわかりません。
“山ノ井踏切”です。福岡県筑後市の代表駅であり、始発終着の列車も多く設定されている羽犬塚駅の北にあります。山ノ井は付近の大字からとられています。駅前から延びる整備された道路の踏切で自転車が多く利用します。画像右上に映っているのは工事中の九州新幹線の高架橋です。