ホステージ (2005)

こっちゃんポイント　★★★★ 鑑賞環境 こっちゃんシアター 上映時間 113分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開 (松竹) 初公開年月 2005/06/04 ジャンル アクション／サスペンス 映倫 PG-12 amazonでCHECK!　NTT-X storeでCHECK!

凄腕の人質交渉人として知られるジェフ・タリー（ブルース・ウィリス）は、とある母子を人質に取った立て篭もり事件の交渉に失敗し、みすみす二人を死なせてしまう。心に大きな傷を負ったタリーは、やがて人質交渉人を辞してロサンゼルスを去り、小さな町の警察署長となった。そこは、今までに凶悪犯罪など起こったこともない平和な町で、タリーの悩みと言えば、別居している妻と娘の問題くらいだった。だが、そんなある日、小高い丘の上にあるスミス邸で、3人の若者たちが、スミス一家を人質に取って立て篭もってしまい…。

（NTT-X store解説より抜粋）

のっけから登場するむさ苦しいブルースに思わず　∑(゜Д゜ノ)ノ　ガビーン！
これで全編はキッツー！と思たら、いきなり１年後にスキンヘッド。
これ失敗して”頭まるめた”ってコトか？

元祖ダイハード・オヤジ、ブルース・ウィリス主演作品です。
ブルースにはそんなに肩入れしないこっちゃんが、この映画に興味を持ったのは、
フランスの弾丸12000発アクション「スズメバチ」のフローラン・エミリオ・シリ監督作だから。

さすが、オープニングからガンガン惹きこむ力強さ。
幼い子供までをも容赦なく犠牲者に仕立ててしてしまう。
こうなるともう目が離せない。
最初の１０分で早くも目が釘付けになってしまうのであります。
しかし、この映画の本領発揮はここから。
展開はドンドン深みにはまり、事の先行き予測不能。
それにつれて、ブルースのオツムの輝きもギラギラと増してゆく。

この映画は、閉じこもり・・・じゃなくて、引きこもり・・・でもなくて、あ！立てこもり犯ね。
その立てこもり犯人VS交渉人上がりの警察署長という構図なのですが、
ここにさらにヒネリを効かせているとこがミソ。
つまり立てこもり犯の襲った金持ち一家が、これまた別な意味でヤバい家だったということ。
犯人対警察の駆け引きに、第三者が横からシャシャッと絡んでくるってとこが、
話をさらにヤヤコシクさせるのでございます。

気がつけばブルース一家の大ピンチ！
職務として他人の人命を優先するか？それとも職務そっちのけで自分の家族を守るのか？
どっちだ？どっちだ？

揺れ動く駆け引きと、ドツボにハマル展開、そしてブルースのハゲ頭で、もう終盤はクラクラきます。

さあ、ブルースの運命やいかに？家族の命は守られるのか？
そして無事、頭に毛が生える日は来るのか？！

・・・なんちゃって。(￣∀￣*)

でもこの展開、冷めた目で見れば、明らかにやりすぎですね。(*｀д´)b　ソレデモ　グッ！

立てこもり犯、ブルース共に口にしたセリフ、「金持ちめ！」には笑った。

 

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【監督】フローラン＝エミリオ・シリ	【主演】ブルース・ウィリス